セックスレススルーは危険?仲良し夫婦こそ早めに向き合おう

豆木メイ フリーライター
更新日:2022-12-13 06:00
投稿日:2022-12-13 06:00

夫婦仲が良いから大丈夫?

「それでも夫婦仲は良好だから問題ないよね」と思っている人も、ちょっと待ってください。

 そう感じているのは自分だけであって、相手は不満に感じている可能性もありますよ。

 夫婦にとってのセックスの捉え方は人それぞれ。

「週3回はしたい!」と思っている人もいれば、「子供を作るための行為であってその目的が果たせたらもう要らない」と考えている人もいます。

 この認識の違いは、今後の夫婦関係の大きな溝になり兼ねません。

 結婚する前のカップルや既に夫婦関係にある人でもお互いの「セックス」に対する認識や希望を話し合えるのが理想。

 そうすることで「こんなはずじゃなかった……」という悲しい結婚生活は避けられるはずです。

 とはいえ、なかなかハードルが高いですね。セックスレス問題を抱えていないカップルには今が好機と捉え、2人で一緒によく考えてもらいたい問題です。

女性は声をあげにくい…

 セックスレスというと妻側が拒否して夫が悩んでいるケースがよくフォーカスされていますが、私のように「妻側が夫に拒否されているパターン」も往々にしてあります。

 夫にセックスを拒否される女性の意見があまり聞こえてこないのは、魅力がない、存在意義のない女性と思われるのが屈辱的で声をあげにくいからなのかもしれません。

 そもそもセックスってただ性欲を満たすためだけのものではなく、愛情を確かめ合うためのスキンシップの一部ですよね。

 特に日本人は「愛している」と言葉で表現をしない民族なので、セックスで愛情を確かめ合うのは非常に大事なのでは? と考えます。

 うちに関していえば愛情がなくなったからセックスがないのか、セックスがなくなったから愛情がなくなったのか……。卵が先か、ニワトリが先かの問題は今となってはわかりません。

 思い当たることといえば、産後に1年以上寝室を夫と別にしていたことがきっかけのような気もします。

 いつ泣き出すかわからない乳児と一緒に寝るのは夫に迷惑がかかるかもしれない、という思いやりのつもりでした。

「セックスについて話すのは恥ずかしい!」と見て見ぬふりをしていると、いつの間にか私たち夫婦のように心の距離が離れてしまいます。

 気がついた時にはもう元には戻れなくなっているかもしれないので、セックスレスの問題は軽んじて欲しくないのです。

 心の距離が離れたからといって子供もいますし、すぐに離婚する! とはならないのが現状です。

「5年後に離婚する」と掲げているのは正直なところ、深い意味はありません(笑)。

「100日後に死ぬワニ」をイメージしてキャッチーさのある名前にしました。

 後付けになりますが5年後には子育ても一段落している年齢ということもあり、そこから自分の人生を新しく切り拓いてもいいのでは? と思っています。

 ここからどのように夫婦として、1人の女性として生きていくのかは模索中です。

 その心の移り変わりも正直に書いていけたらなと思います。

豆木メイ
記事一覧
フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
XInstagramnoteYoutube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


気になる男性のLINEが遅い 優先度を上げるたった一つの方法
 好意のある男性から、連絡がなかなか返ってこないと不安になりますよね。 「せっかくLINE交換したのに〜っ、全然返信が...
若林杏樹 2023-03-08 06:00 ラブ
「もう」の2文字が命取りに…交際相手に離婚歴バレるLINE3選
 離婚歴がある人にとっては、新しい恋がはじまっても自分がバツイチだとは言い出しにくいですよね。でも、いつ伝えようか迷いな...
恋バナ調査隊 2023-03-08 06:00 ラブ
家族が好きすぎる彼氏=いい旦那?メリットデメリットを検証
 両親やきょうだいを大切にしている男性って、結婚したらいい旦那さんになってくれそうで惹かれますよね。でも、家族を好きすぎ...
恋バナ調査隊 2023-03-07 06:00 ラブ
嫌々一緒より夫婦寝室別で不仲リスク回避! 渋る夫どうする
「結婚したら夫婦同室が常識」という風潮がありますが、実は今、寝室別の夫婦が増えています。寝室別の夫婦でも、リスクを避ける...
恋バナ調査隊 2023-03-07 06:00 ラブ
“アプリ不向き”な社会人女性がリアルで彼氏と出会える場所
「社会人になってから、まったく出会いがない!」「どこへ行けば、素敵な彼氏と出会えるの?」――今回は「出会いたいけど、アプ...
恋バナ調査隊 2023-03-07 06:00 ラブ
40代のW不倫は濃厚な蜜の味 きっかけ&ハマりやすい人の特徴
 不倫といえば、離婚や親権問題、親族や社会からの信用がなくなるなどの大きなリスクが伴いますよね。W不倫となればなおさら、...
恋バナ調査隊 2023-06-24 19:52 ラブ
「俺より稼いでから言え」モラハラ夫が吐く常套句6つ&弱点
 倫理・道徳に反した嫌がらせを繰り返し、相手を精神的に追い詰める「モラハラ夫」。周囲から見れば「おかしい」と気が付くのに...
恋バナ調査隊 2023-03-06 06:00 ラブ
土曜は?月曜は?火曜は? 嫌われる男の気持ち悪いLINE3選
 男性から送られてきたLINEで「気持ち悪ッ!」と思った経験はありませんか? 相手が周りから嫌われているとしたら、「だか...
恋バナ調査隊 2023-03-04 06:00 ラブ
LINE魔ってビミョー、経験者語る!「連絡が多い彼氏」の実態
 あなたは彼氏からの連絡が多いと安心しますか? それとも迷惑? “連絡が多い=愛されてる”と考える女性ならば、きっと安...
恋バナ調査隊 2023-03-04 06:00 ラブ
離婚協議中だよね? レス夫の肉体関係要求に困惑する42歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-03-04 06:00 ラブ
「離婚届出すまでは妻を抱きたい」夜の営みを粘る男の真意
「冷酷と激情のあいだvol.132〜女性編〜」では、離婚協議中の夫・ユウイチさん(仮名)が何年ものレスを経て、今になって...
並木まき 2023-03-04 06:00 ラブ
「いい人だけど別れたい」彼の魅力に追い詰められた女性の声
「なんて素敵な彼なの!」と魅力を感じて好きになったはずなのに、いつの間にかその魅力に追い詰められてしまった……そんな経験...
恋バナ調査隊 2023-03-03 06:00 ラブ
男友達と交際0日婚したら? お手軽や逃げだと侮るのは早計
 あなたは、男友達と交際0日婚をする人をどう思いますか? きっと、「結婚を簡単に決めて幸せになれると思えない」といった意...
恋バナ調査隊 2023-03-03 06:00 ラブ
LINEの返信に同じ熱量を求める男…こだわりが強すぎて最悪!
 あなたは、好きになった男性をどこまで許せますか? 「浮気しても許せる」という、寛大な女性もいるでしょう。  しかし、...
恋バナ調査隊 2023-03-02 06:00 ラブ
12歳下夫と幸せに暮らす秘訣3つ 年上と結婚する男性が増加中
 年下の男性と結婚する女性が年々増えています。今や全婚姻数のうち24%も年上妻なのです。25歳以下に限ると、実に4割が年...
内藤みか 2023-03-02 06:00 ラブ
元彼をマッチングアプリで見つけた!重いオンナの絶対NG行動
 大好きだった彼氏と別れ、悲しみに暮れながらとりあえず登録したマッチングアプリ。もしも、そこで別れたばかりの彼氏を見つけ...
恋バナ調査隊 2023-03-01 06:00 ラブ