人生100年時代の夫婦、一生涯かけて1人に添い遂げるべき?

豆木メイ フリーライター
更新日:2022-12-20 06:00
投稿日:2022-12-20 06:00

家族に献身的な日本の母親

 日本人の女性は家族への貢献度が高くて、何においても「家族や子供が一番!」と考える人が多いですよね。

 しかし、子供だっていつまでも子供ではありません。成人年齢が18歳に引き下がった今、あと何年子供の面倒をみる母親でいられるのでしょうか。

 子供が巣立ったあとに、子育てしかしてこなかった人生ってさみしくないですか?

 ですので、やりたいと思ったことは出来る範囲でチャレンジしてみる気持ちが大切です。そうやって新しい挑戦をしていると、見えてくる景色も出会う人も変わってきます。

 女性が成長して自立すると、家庭内での夫婦の立場にも変化が起きるのではないかなと思います。

 今までおとなしく言うことを聞いていた妻が、自分の意見を言うようになったら焦り出す男性も多いはず。

 家事や育児の向き不向きはあると思いますが、家庭内での立場は平等でありたいものです。

人生100年時代に1人のパートナーで満足?

 そもそも人生100年時代なのに、《1人のパートナーと一生添い遂げるべき》という考えに違和感を抱きます。

 人間って変化するものだから、その時々で一緒にいたい相手が違ってくるのは、自然な現象なのかもしれません。

 自分は成長しているのに、相手はずっと現状維持のままだったら、人生を共に歩むパートナーとして物足りなく感じる時だってあるはずです。実際に、私はそんな風に感じる瞬間があります。

 例えば、独身期→子育て期→子育て終了後で、パートナーを変えていくって楽しそうじゃないですか? まあ、子供のことや経済的な問題で現実的ではないのですが……。

 私は夫婦だからといって、“こうあるべき”という固定概念に囚われないようにしたいです。

 そのためには、自由なパートナーシップを体現している人たちに対して、もう少し世間は温かい目で見てくれればいいのに……と思います。

 もしも自分がその立場になった時には、誹謗中傷をされない世界であることを願います。

 私たちの世代で、すぐにはこの古い夫婦の概念が覆らないかもしれませんが、自分たちの子供や孫の代ではポンポンとパートナーを変えて、もっと身軽な夫婦関係が実現しているかもしれませんよ。

豆木メイ
記事一覧
フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
XInstagramnoteYoutube

ラブ 新着一覧


夫や彼氏からの「ドン引き誕プレ」5選 女ゴコロが1ミリも分かってないな
 夫や彼氏からの誕プレには期待しちゃいますよね。自分のことをよくわかっている相手ですし、誰よりも「喜ばせたい」と思ってく...
恋バナ調査隊 2024-06-28 06:00 ラブ
「私、CAの試験に受かっていたの」お見合い現場で遭遇する"怪しい経歴”
 アラフォー世代の婚活で見栄を張って“怪しい経歴”を語る方がいます。これまで何件か聞いたのが、航空会社のCA(客室乗務員...
植草美幸 2024-10-24 14:24 ラブ
やる気マンマン? 起業したい系男子が増殖中…本気か、金目当てか?
 年上の女性を狙う「起業したいんです」系男子が増殖しています。そのなかには起業を口実に女性からお金を引っ張ろうとするウソ...
内藤みか 2024-06-27 06:00 ラブ
田舎に住んでるとマッチングアプリは役立たず!? 婚活女性が涙した悲劇4選
 マッチングアプリが普及してからは出会いの幅が一気に広がりましたよね。ですが、田舎ではあまり役に立たないようです。いった...
恋バナ調査隊 2024-06-27 06:00 ラブ
1年365日少年すぎる夫の操縦法 うちの旦那はピュアなの? おバカなの?
 結婚すると、女性はより現実的な思考になる人が多いのに比べて、男性はいつまでも夢を追いかけがち。時には、少年すぎる考えの...
恋バナ調査隊 2024-06-24 06:00 ラブ
夫はバツイチ。元妻の「あんた」呼ばわり“カチコミ”LINEどう対応する?
 夫がバツイチだった場合、どうしても避けられないのが元妻との関係…。理解のある人ならいいのですが、夫に未練があったり、不...
恋バナ調査隊 2024-06-23 06:00 ラブ
ゾッコンした女は恋愛上級系?それなら…交際戸惑う48歳バツ1男の胸の内
「冷酷と激情のあいだvol.200〜女性編〜」では、たまたま入ったバーで出会った男性と友達以上恋人未満の関係が続き、40...
並木まき 2024-06-22 06:00 ラブ
40代、昔なら“無い男”と告白前旅行はアリ?恋の始め方を見失う45歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-08-17 09:01 ラブ
人気の電話占い師は20年前からお見通し 新しい彼氏が最速でできる方法
 恋をすると占い師に頼る女性がかなり多いのではないかと思います。特に梅雨時は、気持ちもじめっとしてしまうのか、思い悩んで...
内藤みか 2024-06-20 06:00 ラブ
略奪婚その後の幸せは確約されていない? 4人の女が直面したリアルな現実
 不倫の末に掴む幸せは、果たして長く続くのでしょうか?  今回は“略奪婚のその後”に迫ります。現在不倫中で、相手と...
恋バナ調査隊 2024-06-19 06:00 ラブ
【調香師監修】4タイプ別 熱い夏に負けないスパイシーな香り&オイル解説
 夏になるとスパイスの効いた料理が食べたくなりませんか? スパイスには体の代謝を高めて血行をよくする働きがあり、中東など...
太田奈月 2024-06-18 06:00 ラブ
「なぜ不倫したかって? お宅の夫に騙されたからよ」不倫女の言い分7選
 婚期を逃したり、相手の奥さんにバレて慰謝料を請求されたりと、不倫はハイリスクですよね。なのになぜ、不倫する女性が後を絶...
恋バナ調査隊 2024-06-17 06:00 ラブ
50歳独女の初体験未遂は突然始まった。オタのオフ会で男を物色したら…
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。あなたは大好きな人に「うちに泊まっていく?」って誘われた...
mirae.(みれ) 2024-07-14 13:57 ラブ
「俺って特別な存在?」まで聞いといて言わんのかーい! 告らせたい男と女の攻防戦はLINEでも
 好きな男性には、自分から告白するより告白されたいですよね。いい雰囲気になってきたら「今言って!」と、告白を引き出したく...
恋バナ調査隊 2024-06-16 06:00 ラブ
成長させてあげる…? 男への違和感はスルー厳禁!勘が命中したLINE
「女の直感は当たる」といわれている通り、女性の「ん…?」という違和感は意外と当たるもの。信頼している彼氏やちょっといいな...
恋バナ調査隊 2024-06-15 06:00 ラブ
「倦怠期は不可避だ」運命の女と交際2年半、絶望に占領されるハイスぺ男
「冷酷と激情のあいだvol.199〜女性編〜」では、あえて結婚も同棲もしないスタイルで生涯を添い遂げると決めた恋人・カズ...
並木まき 2024-08-17 09:10 ラブ