会える推し求む! どこまでOK?話題の「セクホス」大阪ルポ

久留米あぽろ ライター・コラムニスト
更新日:2024-02-19 12:31
投稿日:2022-12-13 06:00

“大阪の歌舞伎町”ミナミでセクホス体験

 新幹線で新大阪駅に向かったあと、JRで梅田に向かう。

 関東の人間でも知っている、若い人の集まる街というイメージのある梅田。1人でホストクラブに行くのははじめてのことなので「楽しくなかったらミナミの有名サウナにでも行こう」と唱えながら、なんとなく心躍る気持ちで商店街を歩く。

 その日はあいにくの雨だったが、店舗はアーケード商店街の中にあり、その近所まで地下の商店街を歩いていけるため、傘もほぼ刺さずに歩くことができた。

 ミナミと呼ばれるこのエリアにはどうやら他にもたくさんのホストクラブがあるらしい。昼に歩いていても、目的がかぶっていそうなおめかしした女性たちが数名、1人で歩いていた。

入店時には身分証明書の提示が必要

 商店街の真ん中あたりで、目当ての店舗「ダンクシュート」の看板を見つけた。バーの入り口にありそうな看板がちょんと置いてあるだけだが、どうやらビルの上階に店舗があるらしい。

 意を決して階段を登っていくと、店の外に黒服のお兄さんが立っていた。「ダンクシュートご来店ですか?」と聞かれたので「はい」と答えると、身分証明書の提示を求められた。

 料金システムも店舗の外にしっかり貼られている。これならぼったくりされる心配もない。初回40分の後は1セット5500円。ホストクラブでのお会計は1万円を切るイメージがないので、たしかにこれは安いのかもしれない。

いよいよ店内へ

 店内に通されて、キャストたちがやってくるのを待つ。店内は満喫の半個室のような座席がつらなっているような感じで、席からは他の座席は全く見えない。

 もちろん、自分が人に見られる心配もない。ホストならではの「ギラギラ華やか店内」とは違うのも、一つの特徴だろうか。

 この店舗はなんと昼帯も営業していて、私が店舗に来たのは午後3時台。昼は出勤数が少ないようだが、そもそも空いているのがすごい。

 初回は指名しなければキャストがかわるがわるついてくれるらしいので、とりあえずホストたちを待つことにした。ちなみに選択したプランは「飲み飲ませ放題」(40分2200円)。やはり1人だけ飲んでいても盛り上がらないだろうし、しょっぱい客と思われても、なんだから。

久留米あぽろ
記事一覧
ライター・コラムニスト
セクシャルウェルネス、ジェンダーなどに関心を持つライター・コラムニスト。女性向けの恋愛・婚活コラムの執筆、シナリオライターとしても活動。シズル感のある取材執筆も得意。日々気になるスポットに突撃し、個人的にレポートを溜め込んでいる。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


飼い犬の習性“知ったかぶり”でピンと来た! 不倫女の匂わせLINE3選
 SNSで匂わせ投稿をする人はよくいますが、中には夫の不倫相手から直接不倫の匂わせLINEを送られ、ショックを受けた女性...
恋バナ調査隊 2023-02-11 06:00 ラブ
初めてセルフプレジャーグッズを買いに行く 2023.2.11(土)
 休暇を利用して、大阪へ。前々から気になっていた女性向けセルフプレジャーアイテムブランド「iroha(イロハ)」の常設店...
彼氏自慢はあくまでさり気なく♡ 匂わせ写真の撮り方4カ条
 SNSなどで、公に恋人の存在を明かしたくない時に使えるのが「匂わせ写真」です。「幸せアピールをしたら批判されそうだけど...
恋バナ調査隊 2023-02-10 06:00 ラブ
リモートバレンタイン必勝法 会えなくても気持ちを伝えたい
 もうすぐバレンタインですが、世の中は、まだまだリモート気味……。好きな男性にチョコを手渡したいのに、それができなくてジ...
内藤みか 2023-02-09 06:00 ラブ
ケチと節約は紙一重! とは言え、ドケチ男のドン引きエピソード
 節約とドケチは紙一重です。自分では「節約」だと思っていても、周囲がドン引きするようなドケチになってしまっている人も……...
恋バナ調査隊 2023-02-09 06:00 ラブ
真剣な恋愛をしたい人が“本命彼女”になるためにやるべきこと
 遊び相手ではなく、将来を考えて、真剣にお付き合いする人を探そうとすると難しいですよね。一体、どう探せばいい人に出会える...
若林杏樹 2023-02-08 06:00 ラブ
育休リスキリングは可能か 産前産後の妻の実態と不公平感
 岸田首相が産休・育休中の人のリスキリング(学び直し)を支援すると発表して物議を醸しています。多くの著名人がこれについて...
豆木メイ 2023-02-07 06:00 ラブ
ぶっちゃけ、夫の愛情が重い…“愛され妻”がイラ立つ執着エピ
 夫から愛情をたっぷり受け取っている女性には、つい「幸せだね」と言いたくなるでしょう。でも実際そうとも限らないよう。中に...
恋バナ調査隊 2023-02-07 06:00 ラブ
縁結び神社は効かないの? 運命の出会いを呼び寄せる方法
 素敵なパートナーとの出会いを求める人に人気なのが「縁結び」ですよね。でも、中には願いを叶えた人が多いという有名な縁結び...
恋バナ調査隊 2023-02-06 06:00 ラブ
結婚を親に反対されてしんどい…認めてもらう5つの方法とNGな行動
 両親に結婚を認めてもらうための通過点である「結婚挨拶」。でも、もしも結婚を親に反対されてしまったらとてもショックですよ...
恋バナ調査隊 2023-02-05 06:00 ラブ
雰囲気悪いのは浮気のせいちゃうんかー!不倫男が主張する身勝手な理由
 世の中には、隠れて不倫している男性がごまんと存在します。大人の女性なら「男ってそんなもんだろうな」と、薄々気づいている...
恋バナ調査隊 2023-02-04 06:00 ラブ
【最終手段】男性“コロ落ち”!嘘泣きのやり方&バレないコツ
「涙は女の武器」という言葉がありますが、世の中にはこの言葉通り、いざという時に男性の前で嘘泣きを使いこなす小悪魔女性が存...
恋バナ調査隊 2023-02-04 06:00 ラブ
「私が男なら私と結婚したい」プロポーズ連敗中の40代女の嘆き
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-02-04 06:00 ラブ
「頭の回転が速くても結婚に向かない女性」恋人の求婚にノーする男の本音
「冷酷と激情のあいだvol.128〜女性編〜」では、交際5カ月を迎えた恋人にプロポーズをするも、YESの返事をもらえずに...
並木まき 2023-02-04 06:00 ラブ
やめられない浮気は「性格の一部」説!常習犯男性の共通点
 浮気をしない男性も存在しますが、何度も繰り返す男がいるのもまた事実。「男は浮気する生き物」なんて言葉もありますよね。そ...
恋バナ調査隊 2023-02-03 06:00 ラブ
シンママを求める男の事情 前澤友作氏監修アプリは即配信中止に
 先日、実業家・前澤友作氏が監修したシングルマザー限定のマッチングアプリ「coary(コアリー)」がリリースされましたが...
内藤みか 2023-02-02 06:00 ラブ