駅前でちょい飲み
「いばらき地酒バー」はJR水戸駅のみどりの窓口隣に位置する、店内に地酒サーバーを備えたお店です。
地酒サーバー? なにやら聞きなれない言葉ですが、簡単に言えば地酒の自販機のこと。サーバーの前に立ち、飲みたいお酒を決めたらコインを投入し、ボタンを押すと日本酒が注がれるという仕組みです。
まずは店内のレジでコイン(1枚300円)を購入。そのあと、ぐい飲みをピックアップし、いざ、サーバーへ。常連さんは慣れた様子で1回に数枚のコインを購入している人が多かったです。面倒くさいですしね。
初体験の筆者はおすすめされていた、地酒吞み比べ おつまみセット(1000円/税込み・以下同)を注文。日替わり3品のおつまみと3種類の日本酒が楽しめます。
昨年、11月にリニューアルオープンしたばかりということもあって、店内はピッカピカ。サーバーには薫酒(くんしゅ)、爽酒(そうしゅ)、熟酒(じゅくしゅ)、醇酒(じゅんしゅ)と香味特性別の分類が貼ってあって、お酒を選ぶ参考になります。
それにしても、たくさんあってどれにしようか迷う……。数えてみると、この日は35種類! 一度にすべて試すのはさすがに無理なので、慎重に選びたいところ。
コインを入れて、ボタンを押すと…
「ぐい飲みはこちらの位置」の表示に従い、蛇口の下にセットしたら銀色のボタンを押します。すると、ライトがついて日本酒が注がれた! 出てくると分かっていても、なんだかニンマリしてしまいます。
周囲からも「自分で注ぐのって楽しいな」「種類がありすぎて選べない!」という声が聞こえてきました。わかる~、わかるよ!
筆者は訪れたのは週末の夕方16時頃だったのですが、レジ前に数人が並ぶ大盛況。
店内は酒屋の店内で飲むような角打ち(かくうち)スタイルになっていて、立ち飲みスペースとカウンターがあり、グループのお客さんは立ち飲み、おひとり様はカウンターに座っている人が多かったです。
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