既婚者マッチングアプリで出会った男性と“お寿司ランチ”した

豆木メイ フリーライター
更新日:2023-02-21 06:00
投稿日:2023-02-21 06:00

「コクハク」の本コラムで、「既婚者マッチングアプリって?実際に使ってみた感想と注意点」を書いたのですが、今回はさらに深掘りして、実際に既婚者マッチングアプリを利用しマッチングからデートに至った様子をレポートします。

 使ってみたいけど、なんだか怖い……という人たちの参考になれば幸いです。

 実話を元にしていますが、身バレ防止のため脚色している箇所もありますのでその点はご了承ください。

既婚者マッチングアプリもいろいろ

 ひと言で「既婚者マッチングアプリ」といっても複数サイトが存在していて、その特性もそれぞれ異なります。真剣な出会いを求めるものからカジュアルに異性の友達を探せるものまであります。

 登録者数もさまざまで、登録者数が10万人を超える老舗のサイトも存在しますが、人数が多ければ良いのかというと、そういうわけでもなく、競争率が高くなりマッチングしにくいという難点も……。

 とはいえ、地方では都会に比べて利用している人は少なく、新しく立ち上がったサイトでは自分の住んでいるエリアに登録者がほとんどいないケースもあります。

 おおかたのサイトで女性は無料で利用が可能。私は複数サイトに登録してあれこれ試していますが、デートをした方とは「Cuddle(カドル)」というアプリで知り合いました。

まずはいいね→マッチングしたらやり取り開始

「既婚者マッチングアプリ」の使い方は、通常のマッチングアプリと同じです。違うのは、利用者が全員既婚者、という部分だけ。サイトがAIを使ってどんどん自分にマッチしそうな男性を提案してくれるので、気になる人が出てきたら「いいね」していきます。

 今回デートした方を、仮にAさんとします。Aさんには私の方からいいねしたのですが、翌日にはすぐマッチングして、そこからメッセージのやり取りが始まりました。

 どのサイトも男女比率は公表していませんが、Twitterやネットの口コミを見ると女性の登録者は少ないようで、女性はいいねをすると高確率でマッチングします。

 サイトのトーク画面ではLINEなどの外部SNSの交換できるので、すぐにLINEへ移行することもできます。LINEはプライベートなものですし、本当に信用できる人としか交換したくないので、私はすぐには教えないようにしています。

LINEアカウントを交換する基準は…

 Aさんはそのあたりを心得ているのか、会う前にLINEを聞いてくることはありませんでしたが、デートして直接話をしてみて、信用できそうだと思ったので、LINEを交換しました。

 そして、マッチングしてから何度もメッセージのやり取りをしたものの、内容は本当にたわいもないことばかり。普段よく遊びに行く場所や、好きな食べ物・お酒、仕事についてなどで、おそらく皆さんが想像しているよりも健全です。

 私としては会ってみるのもOK! という意味でいいねしているので、メッセージのやり取りを長々とするよりも早く会う約束をしたいなぁと思っていました。会ってもいいかも、と思った理由は、相手が自営業で時間の融通がきくことや、お酒の好みが合ったからです。

 既婚者同士がデートする時に問題となるのが、スケジュールの調整。家庭と仕事の合間を縫って時間を作らないといけないため、フリーランスや自営業の人だと日程の調整がしやすいというメリットがあります。

 フィーリングも大事ですが、会うまでのハードルの低さも既婚者同士のマッチングでは重要になってきます。

豆木メイ
記事一覧
フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
XInstagramnoteYoutube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


不倫女に直撃! ズバリ「相手の奥さんへの罪悪感」ってあるんですか?
 夫の不倫に頭を悩ませている女性もいるはず。中には「相手の女はいったいなにを考えてんの⁉」と、夫の不倫相手のふてぶてしさ...
恋バナ調査隊 2025-05-05 06:00 ラブ
忘れたい…好きピへの「黒歴史」LINE3選。深夜のポエムで恋は終わった
 あなたには、好きな人へ送ったLINEで後悔しているものはあるでしょうか?  恋愛経験が少なかったり年齢的に若かったり...
恋バナ調査隊 2025-05-04 06:00 ラブ
義両親とは「同居NG」のはずが…夫からの要望を“離婚せずに”拒否したい(45歳・パート勤務)
 首都圏在住の45歳パート勤務です。夫は52歳の会社員、高校生の息子と中学生の娘の4人暮らしです。  夫とは結婚相...
植草美幸 2025-05-03 06:00 ラブ
「物価高でねぇ~」じゃない! バブル時代が抜けない49歳男の浪費癖。アルバイト生活が目の前に…
「冷酷と激情のあいだvol.244〜女性編〜」では、事業が下降の一途でも浪費を続ける夫・ヨシツグさん(仮名)に強い不満を...
並木まき 2025-05-03 06:00 ラブ
夫が「パパ活」してるかも…赤字でも生活水準を下げられない44歳妻の苦悩。高級車やゴルフ三昧にウンザリ
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-05-03 06:00 ラブ
「バレたら、一生終わり」義弟との情熱的な密会。介護で疲弊する中、身も心も慰められて… #2
 直美さん(45歳主婦/子供ナシ)は、水商売から保険会社を経て、34歳のときに資産家の勝久さん(55歳)と結婚。しかし、...
蒼井凜花 2025-05-02 06:00 ラブ
これぞ「ぽっちゃり」街コン! 黒沢かずこ似の30女が参戦したら、鬼のように楽しかった話。色気より食い気よね
 はじめまして、世田谷乃たらこと申します。30歳でフリーランス(とは名ばかりのフリーター寄り)ですが、この度婚活を始める...
わかってるのに…なぜ“都合のいい関係”を続けるの? 女たちの切ない言い分
「曖昧な関係を終わりにしたい」と思いながらも、なかなか別れられずにいるそこのあなた。その背景には、満たされていない思いや...
恋バナ調査隊 2025-05-02 08:35 ラブ
上京して人生変えたい…アラサーが陥る「勘違い」と「モテるため」のファイナルアンサー
 人生をやり直すために東京に行く! という人が時々います。中にはノープランで上京するケースもあります。  アラサー...
内藤みか 2025-05-01 06:00 ラブ
大人の男が悩殺された6つのセリフ。「私がいるじゃん!」「やだ♡」は疲れた社会人に刺さるのよ…
 いったい男性はどんなセリフにキュンとしたりメロメロになったりするのでしょうか?今回は、大人の男性が悩殺されるセリフを中...
恋バナ調査隊 2025-04-29 07:22 ラブ
それ、デートDVを受けてない? 束縛や避妊なし…日常に潜む8つのパターン
 交際相手から受ける暴力のことをデートDVといいますが、その暴力の中には精神的な暴力や性的な暴力なども含まれます。しかし...
恋バナ調査隊 2025-04-28 06:00 ラブ
地雷踏んだ? 気になる彼とのLINEが途切れてぴえん。嫉妬させるはずが大失敗!
 気になる男性とのLINEが急に途切れた! 脈なしだから? それとも送った内容に問題があった? 3つの例とともにその理由...
恋バナ調査隊 2025-04-27 06:00 ラブ
ノリ悪すぎてつまらん! 夫婦間の「関西人vs 東京人」バトル。妻が夫に感じる“地域差”あるある
 出身地域によって、常識や価値観が違うのは当然です。当たり前だと思っていたことが通じないと、イライラが溜まりますよね。夫...
恋バナ調査隊 2025-04-26 06:00 ラブ
「甘い言葉はバカバカしい」行為嫌いな46歳夫、妻に“演技で”求めた時に気付いたこと
「冷酷と激情のあいだvol.243〜女性編〜」では、夫婦間のレス解消への努力を始めた早織さん(仮名)の迷いをお届けしまし...
並木まき 2025-04-26 06:00 ラブ
45歳女が“夜の営み”作戦に悔やむワケ。友達夫婦の話に刺激されて…
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-04-26 06:00 ラブ
金目当てと罵られ…水商売あがりの女が“禁断不倫”に走るとき「義弟がたまらなく愛しくて」#1
 あまたある不倫でも「身内の婚外恋愛」は珍しくないのかもしれない。  今回取材に応じてくれたのは直美さん(45歳主...
蒼井凜花 2025-04-25 06:00 ラブ