人づきあいは“広く浅く派”が最強!うわべの関係って悪くない

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-03-10 06:00
投稿日:2023-03-10 06:00
 みなさんは、人づきあいは”広く浅く派”でしょうか、それとも”狭く深く派”でしょうか。私はどちらかといえば後者で、友達もとても少ない人生を歩んできています。
 そしてついこの間まで、前者の人を鼻で笑うようなところもあったのですが、最近は「そっちのほうが得だよな」と思うようになりました。
 営業後のどろんぱでは、マキとママがサシ飲み中です。

人間関係の9割はうわべで完結する

 広く浅いつきあい方ができる人って、すごく羨ましいなと思います。

 それは他人に対して、ものすごくフレンドリーじゃないとできない接し方じゃないですか。

 エネルギーを使うから、うまく分散できないと疲れるだろうし、本当にタフですよね。ただ昔の私は、このスゴさに気付けていなくて、あまり良いイメージがありませんでした。

 なんなら「狭く深いつきあいができている私の方が優れてる!」くらいに思ってましたから、穴があったら入りたい……。

 “うわべのつきあい”って言葉は悪い意味で使われがちですが、まったく悪くないですよね。だって、ほとんどの人間関係はうわべで完結しませんか? 9割うわべと言ってもいい。

ゆるく繋がれば世界が広がる

 広く浅いつきあい方ができる人でも、深いつきあいになる人はごく一部。その一部を除いた9割と人間関係を築けるんだから、やっぱりお得だと思います。

 狭く深く派の人は、「うわべ=うすっぺらい人づきあい」のように感じて、ちょっと抵抗があるかもしれません。だけど、ほとんどの人間関係は浅瀬の部分で事足ります。それは、全然悪いことじゃないんです。

 例えば、SNSの投稿に全部リアクションしなくてもいいねだけして、コメントまではしないとか、そのくらいの軽い感覚でOK! ゆるーく繋がる人間関係を始めてみませんか? でももちろん、深くつきあえる人との関係はこれからも大事にしてくださいね。

登場人物紹介

マキさん:どろんぱのナンバーワンホステス。おっとりしてそうだが毒舌で、誰に対してもズバッとモノを言う。出勤日は少ないが、しっかり稼いで颯爽と帰っていく。3人の子持ち。

ママ:どろんぱのママ。ママになってもう何十年も経つが、今でも良い店づくりに心血を注いでいる。時々これまでを振り返っては、自画自賛するナルシスティックな一面も。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


それ、ミドルエイジ・クライシスじゃない? 40代の焦りや不安を乗り越える5つの方法
「40代、もう若くもないし体力もなくなってきたし、何をしても楽しく感じられない…」「毎日ルーティーンのような退屈な日々を...
並んだ猫の“たまたま”がキュートすぎる♡ シッポが上がった瞬間をパチリ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
幼き日、帰り道の記憶
 幼き日、帰り道の記憶――。  僕らのこどもの時代を思い出してみる。
嫁に「ブス!」「出来が悪い」モラハラ義母から身を守る4つの方法。なめられないために、どうする?
 義母との関係は、なかなか難しいものです。 中には、人をなめているのか、嫁いびりがストレス発散になっている姑も…。
【女偏の漢字探し】「振」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
トホホ…義母へのLINEは後悔の嵐。「いつでも来て」は社交辞令なのに!
 今回お送りするのは「義母への後悔LINE」。送るか迷ったときは少し時間を置いてからLINEしたほうがいいかも。「あんな...
2025-05-03 06:00 ライフスタイル
“会話下手”はそこがダメ! スナックママが指摘する「3:1」の法則とは?
 みなさんは自分のことを会話上手だと思いますか? スナックなどの水商売で最も大切なスキルがこの会話力なのですが、何をもっ...
理解不能!「外出キャンセル界隈」あるある。空腹は寝て解消、高級レストランよりカップ麺…ってウソでしょ
 お風呂に入るのが億劫になり、入浴を諦めてしまうクセがついている人を指す「風呂キャンセル界隈」。SNSを中心に話題になり...
なんて経済的! タフでお得な花々5選。おしゃれ植物「ラックス」はゴミ捨て場でも美しく咲く
 本日も猫店長「さぶ」率いる我がお花屋に隣接している「ほっぽらかしラボ」(売れ残った二軍、三軍の花鉢商品の置き場)をボー...
もう嫌!「節約疲れ」する前に…ストレスなく試せる5つの貯金方法
「毎日毎日節約のために出費を抑えた生活をしていて、全然楽しくない」と感じているそこのあなた! それは、節約疲れが出てきて...
ツー“にゃんたま”撮影に成功!さらに茶色のイケ猫が…♡ 可愛いアクシデントあるある
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
お客は昔の恋人か? 傲慢な一言に「じゃあ、あんたがやってみろよ」と反論するか問題
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
酔っ払い同士のLINEに爆笑! きのこたけのこ論争から記憶喪失コンビまで恥ずかしっ…
 人はお酒を飲むと日頃心に秘めている本音が出てきますよね。酔っ払い同士のLINEをのぞいてみると、本音同士の面白い会話が...
商店街で「縄張り荒らし」騒動が勃発! ムキムキお兄さんを近隣おじさまと奪い合う…顛末はいかに
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
中年のニラが歯に挟まる問題。口内インフラも老朽化するのだ。治療は保険治療か、それとも自費か
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
ワーママも専業主婦も、みんな違ってみんないい。それでも女は“自分の収入”を持った方がいいと思う
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。