人気ジワリ これからは女装男子がモテるかもしれない理由3つ

内藤みか 作家
更新日:2023-03-30 06:00
投稿日:2023-03-30 06:00

女装男子はわかってくれる

 女装をするほど女子に関心を持っている女装男子は、女子の繊細な気持ちにも、かなりの理解を示してくれます。

 たとえば少し落ち込んでいて元気がない時に、すぐに気づいて声をかけてくれたりするのです。なので、友達が欲しい寂しがり屋の女性にも人気があります。

 女装をして女性になりきっているからか、女心の微妙な動きもわかってくれている人が多いので、会話をしていても暴力的・性的な発言で傷つくこともほとんどありません。

 逆に、こちらが女装男子に粗暴な振る舞いをしていないか、心配になってしまうくらいです。

女装男子は怖くない

 女装男子に対して、バツイチ女性や、男性不信の女性が親しみを感じる時があります。男性を怖いと思ったり、男性を苦手だと感じている女性にとって、まろやかな雰囲気のある女装男子なら信頼を寄せられるのです。「女装男子なら怖くない」と言う人もいます。

 男性ならではの筋肉や荒々しさなどのオスの部分を、女装男子はふわっとした格好などで覆い隠しています。そして女装をしている間は、乱暴な物言いなんて滅多にありません。

 そのため、女性がビクビクして顔色を伺う必要もないので、安心できるのです。男性不信に陥っている女性のリハビリの役割を担っていることもあるのです。

ボーダーレスな恋愛

 私自身、女装男子と一緒に出かけた経験が何度かありますが、その時はとても不思議な気持ちになります。

 自分より可愛い男子と歩き、一緒にお洋服屋さんに行って、似合うものを選んだりしていると、女友達と何も変わらない感じがするのです。

 けれど、女装をしていても「恋愛対象は女性」の男性も多く、そうなると女性の格好をした可愛い男子と恋をするという、これまた不思議な経験をする可能性が出てくるわけです。

 外見的には百合風ではありますが、中身は男女の恋愛といったその多様な味わいを知ってしまうと、クセになってしまうのではないでしょうか。

 いよいよ性別の垣根を超えた、あたらしいスタイルの恋愛が始まりつつありますが、結局根っこの、相手を好きかどうかというところは変わりません。

 自分の気持ちに素直に、もっとこの人を知りたいと感じた相手との関係を大切に育てていくことが大切なのではないでしょうか。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


セックスレスで離婚する際、子供にどう伝える?シミュレーションしてみた
 前回、離婚を考えた時に問題になる「お金」についてお話ししました。今回はもう1つ大きな懸念である「子供」について考えてい...
豆木メイ 2023-01-10 06:00 ラブ
婚約中の筆者が考える「マッチングアプリ婚」うまくいく人・いかない人の決定的な違い
 新年を迎えると、なんとなく身が引き締まりますね。昨年はやりきれなかった仕事や恋愛の目標に対して「今年こそは」と燃えてい...
ミクニシオリ 2023-01-10 06:00 ラブ
恋愛は喧嘩した後が大事! 絶対に仲直りできるセリフ4つ
 大好きな彼と喧嘩してしまった時って、本当に落ち込みますよね。怒りにまかせて言ってしまったセリフに後悔したり、意地を張っ...
恋バナ調査隊 2023-01-09 06:00 ラブ
チューの回数激減!黄信号・キスしなくなった彼氏の心理5選
 彼氏と最後にキスしたのはいつですか? 最近、彼氏がキスしてこなくなっているなら、静かに“別れのとき”が近づいているのか...
恋バナ調査隊 2023-01-08 06:00 ラブ
マッチングアプリに生息する「地雷男」特徴5つで自己防衛!
 出会いの方法のひとつとして当たり前になってきた、マッチングアプリ。便利な反面、一見普通に見える男性の中に、地雷男が隠れ...
2023-01-07 06:00 ラブ
「私の体ばかりねだる中年彼氏ってどうなの?」43歳女の憂鬱
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-01-07 06:00 ラブ
「中年の恋愛は性生活の充実が重要」と断言するアラフィフ男
「冷酷と激情のあいだvol.124〜女性編〜」では、アプリで知り合った恋人・ユウジさん(49歳・仮名)とのデートが、体の...
並木まき 2023-01-07 06:00 ラブ
夫婦の寝室問題は根深いけれど“ベッドが一緒なら円満”は古っ
 夫婦生活を送っていく上で、夫婦のベッドを一緒にするか別々にするかは意見が分かれる問題です。それぞれにメリットやデメリッ...
恋バナ調査隊 2023-01-06 06:00 ラブ
【2022年アツかった記事】ラッブラブだったのに!「付き合ったら飽きられる彼女」の共通項
【ダラOL】 (2022年7月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)  ※  ※  ※  付...
若林杏樹 2023-01-27 20:01 ラブ
アラフォーの「幸せな婚活」を解説! 無料アプリは即解約を
 今年こそ婚活を成功させるぞ! と意気込む女性は少なくないはずです。しかし年齢を重ねるほど、なかなかいいお相手に出会えな...
内藤みか 2023-01-05 06:00 ラブ
アプリ以外で“運命の人”と出会うには? 試したい5つの方法!
 出会い系アプリの存在は知っているものの、「アプリは使いたくない」と抵抗を感じる人も多いのではないでしょうか。確かに相手...
恋バナ調査隊 2023-01-05 06:00 ラブ
【2022年アツかった記事】急増する“貝男子”の生態! 激戦を制しアプリでやり取りすると…
【内藤みかのあたらしいのがお好き】 (2022年4月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)  ※ ...
内藤みか 2023-01-27 20:00 ラブ
LINEの返信が遅い…仕事で忙しい男性のホンネと女子の対応策
 好きな人からLINEの返信がなく、待つ時間ってツライですよね。 「仕事が忙しい」という理由を出されると、なんて返せば...
若林杏樹 2023-01-04 06:00 ラブ
遊ばれる恋愛は自分にも原因が!男が本気にならない女の特徴
 何度も男性に遊ばれると、男性不信になりますよね。「世の中に真剣な恋愛ができる男っていないのかも」と、ガッカリしている女...
恋バナ調査隊 2023-01-04 06:00 ラブ
【2022年アツかった記事】「それがお弁当だけど?」鬼嫁からの驚愕LINE5選!周囲がドン引きした内容は…
(2022年2月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)   ※  ※  ※  芸能人で“鬼嫁キ...
【2022年アツかった記事】新婚だけど妻を抱けない…自分の選択を後悔する32歳夫の告白
【冷酷と激情のあいだ~男性編~】 (2022年3月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)  ※  ...
並木まき 2023-01-27 20:02 ラブ