男女逆転?「女装男子」増殖のワケ&彼らの恋愛対象者に納得

内藤みか 作家
更新日:2023-04-13 06:00
投稿日:2023-04-13 06:00

女装男子が求めるデート

 では女装男子は、女性とどんなデートがしたいのでしょうか?

 趣味で女装をする20代男性に聞いてみたところ、「女装した格好で女性とデートしてみたい!」と言うのです。そして、「自分の女装に理解がある人が彼女だったらいいなあ……」とつぶやいていました。

 以前「女装はムリ」と、フられてしまった悲しい経験がある彼は、次は女装を許してくれる彼女を作り、一緒にお洋服を買い物に行ったり、可愛いケーキ屋さんに行ったりと「女同士がお出かけするような感じ」のデートをしてみたいそうです。

女装男子の憧れの女性

 そんな女装男子さんが焦がれてしまう女性のタイプは、ズバリ「男装が似合う人」なんだそうです。

 つまり、女装した彼は、男装した彼女と出かけたいのです。すごい男女逆転デートですよね。でも、気持ちはわかる気がします。せっかく女装したのだから、男性っぽい格好の人とデートしてみたいのでしょう。

 なので、背が高くて短髪の男性は女装男子にとって理想の存在です。女装男子とカップルとして釣り合いがとれるからなのでしょう。

 宝塚の男性役風の女性や、筋肉質な女性にいいなあ、と感じるのだとか。

女装男子とのデート

 女装男子とのデートでは、女装男子はあくまで女性として扱うと喜ばれます。

 女性同士、内緒話をカフェでしてみたり、お洋服を試着して「どの服がいいかな~」などとお話ししたり、そうしたささやかな日常光景を一緒に過ごすだけで十分だと思うのです。

 お互いに抵抗がないのなら、女装男子と手をつないで歩くくらいなら楽しいのではないでしょうか。

 男装ができる女性の場合は、普通のカップルのように腕を組んだり、いちゃいちゃすることもできるかもしれません。

女子力向上に寄り添う

 女装男子は、女装した自分を可愛いと思っていますが、「もっと可愛くなるためには、どうしたらいいんだろう?」と、さらなる向上心も持っています。

 なので、女性からのアドバイスも求めています。メイクや髪型など「こうすればいいんじゃない?」と具体的な話をすると感謝されることも。

 女装男子は可愛くなりたい欲求や研究心がかなり強いので、こちらも彼を見習い、いっそ一緒に女子力を向上させていけばうまくいく気がします。

 切磋琢磨する女友達ができたと考え、コスメなどの情報をこまめに交換するようにすれば、末長く仲良くできるのではないでしょうか。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


今さら聞けない「ガチでリアルな離婚話」それは幸せか不幸か
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。「私、バツつきました!」と誰かの話を聞いても驚かない時代ですが、離婚する時の...
山崎世美子 2022-10-22 06:00 ラブ
信頼の証とはいえチョイ面倒…愚痴が多い彼氏の心理と対処法
 彼氏と過ごしている時間に愚痴ばかり聞かされると、気分が滅入ってしまいますよね。また愚痴が多い男性は、将来出世しなさそう...
恋バナ調査隊 2022-10-21 06:00 ラブ
セックスレスの彼がその気になる寝室3カ条 お勧めの香りは?
 セックスレスに悩む女性が少なくありません。恋人やパートナーと一緒に眠る時、セックスに至らない時、女としての魅力がないの...
内藤みか 2022-10-20 06:00 ラブ
絶対家に行っちゃダメ! LINEで学ぶモラハラ彼氏との別れ方
 世の中には、女性に偉そうな態度をとり、精神的苦痛を与え続けるモラハラ彼氏が存在します。でも、ストレスが溜まり心も傷つく...
恋バナ調査隊 2022-10-19 09:42 ラブ
好きなのになぜNG? スキンシップが苦手な女性と男性の本音
 好きな男性には自然と「触れたい」と思う女性が多いでしょう。しかし一方で「好きでもスキンシップは苦手……」と、悩む女性も...
恋バナ調査隊 2022-10-19 06:00 ラブ
LINEの返信が来ない…仕事で忙しい男性と連絡をとる方法は?
「片思い中の男性から連絡が来ないっ」  スマホを握りしめ、通知が来るたびにカレじゃないとガッカリして連絡を待ち続ける…...
若林杏樹 2022-10-19 06:00 ラブ
30代女子なぜ恋愛が億劫に?男性への理想は切り捨てられます
 30代以降の恋愛って、よくも悪くも20代の頃とは変わってくる。世間の30代女子を見る目は、やっぱり20代とは違う。 ...
ミクニシオリ 2023-01-08 19:30 ラブ
文化系男子の好きなタイプは?流行追うよりmyセンスで勝つ
 ワイルドな体育会系男子も魅力的ですが、物静かで知的、自分の世界観やセンスを持っている文化系男子も根強い人気がありますよ...
恋バナ調査隊 2022-10-17 06:00 ラブ
【LINE】指先までお前でいっぱい…ポエマー彼氏にドン引き!
 あなたは、好意を抱いている男性からポエマーのようなLINEが届いても、変わらずに好きでいられるでしょうか?  今回は...
恋バナ調査隊 2022-10-16 06:00 ラブ
40代婚活女子必見「年下彼氏の将来性を見極める」方法とは?
 40代になって婚活をしている女性は、多くの経験を積んできたからこそ「年下彼氏」ができた時に、頼りなく感じて将来を不安に...
恋バナ調査隊 2022-10-16 06:00 ラブ
抜いたヒゲを並べて楽しいの?夫の許せないクセを暴露します
 無意識にしてしまう「ささいなクセ」は、男女問わず誰にでもあるもの。そうとはわかっていても、一緒に暮らす夫の「不快なクセ...
恋バナ調査隊 2022-10-15 06:00 ラブ
「事実婚は既婚者ではない」独身と偽る夫にモヤモヤする女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-10-15 06:00 ラブ
「戸籍汚れずラッキー」事実婚の夫は独身だと偽りリスク回避
「冷酷と激情のあいだvol.112〜女性編〜」では、事実婚の手続きを終えている夫・タカノリさん(仮名)が、今でも外に対し...
並木まき 2022-10-15 06:00 ラブ
なんなん?男も服も「人の物が欲しくなる女」の心理と対処法
「隣の芝は青く見える」といいますが、よく見えるだけでなく我慢できなくなってしまう人もいますよね。恋愛においては、人の彼氏...
恋バナ調査隊 2022-10-15 06:00 ラブ
「離婚したいけど心配」なら独身に戻ってよかった話を読もう
「一生を共にする」と誓った相手でも、さまざまな理由から離婚という選択をする夫婦は少なくありません。ただ離婚に踏み切る前は...
恋バナ調査隊 2022-10-14 06:00 ラブ
「アラフォーが勝てるプロフ」で年下男子とマッチング率UP!
 マッチングアプリで年下のイケメンに何度もいいねしてるのに、ちっともマッチングしない……。そんな悩みを抱えているアラフォ...
内藤みか 2022-10-13 06:00 ラブ