秘密にすることを誓い…
――すごい展開になってきましたね。続きをお聞かせください。
「彼は興奮と戸惑いを隠せないようでした。
――も、もしバレたら……。
――大丈夫、誰にも言わない。絶対にバレなようにするから。
キッパリと言いました。家族はいても、ずっと人肌が恋しかった。現実を忘れさせてくれる存在が欲しかった。すると、
――待って、店のカギを閉めてくる。
彼が一度、席を立ちました。彼もその気になってくれたようです。戸惑いとともに、それ以上の期待と嬉しさに包まれましたね。
妊娠線と帝王切開の跡が…
VIP席の壁は鏡張りになっているのですが、横目に見ると、婀娜(あだ)っぽいほど肌を紅潮させた私が映り込んでいました。これから男に抱かれる女の顔……。目が潤み、涙で化粧が落ちた頬が朱に染まっています。
しかし直後、私はハッと息を呑んだんです。
(そういえば妊娠線と帝王切開の跡が……)
今さらながら、焦りました。私はしわもニキビもできにくい肌質ですが、妊娠の時だけは違いました。ひどい肉割れと帝王切開の跡が今も醜く残っていたんです。
(どうしよう……これを見られたら……)
シャンデリアの灯が醜い肉割れと傷痕を照らすことでしょう。動揺している間に、戻って来た彼が優しく覆いかぶさってきました。
シャワーを浴びていないから…早急に挿入を求めて
キスをしながらスカートの奥に手が入ってきます。
――ン……Nさん……。
――可愛いよ……R美ちゃん。
――照明……暗くして……。
やっとの思いで告げました。しかし、
――ダメだよ。しっかりR美ちゃんを見たいんだ。
パンティの上から女陰をいじられ、私は『はああっ』と奥歯を噛みしめました。久しぶりに秘部に触れられる快美感とともに、愛液がジュン……と溢れてくるのが分かったんです。
――すごく濡れてる……。
――言わないで……。
パンティが少しずつ引きおろされていきます。私は『恥ずかしい』と言いながらも、下着を脱がしやすいように、お尻をあげてしまって……。足元からパンティが脱がされると、彼は私の股間のほうに移動していったんです。
帝王切開なので、女陰は傷ついていません。しかし、一日中働いてシャワーを浴びていない体を愛されるのはイヤでした。
女なら好きな男性にキレイな自分を愛されたいですよね。だから、思い切って言いました。
――今はシャワーを浴びてないから、ダメ……。
――そんなこと、気にしなくていいよ。
――こ、今度……シャワーを浴びた時に……。今は早くひとつになりたい。
自分でも早急だと思いつつも、挿入を求めてしまったんです」
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