更新日:2023-05-29 19:05
投稿日:2023-05-19 06:00
怒りをこらえて仕事に集中
翌日からも、何もなかったように働きました。
H子の顔を見た時、どす黒い怒りが腹の底からこみ上げてきて、今にも掴みかかりそうになりましたが、ぐっとこらえました。
とにかく、売り上げを伸ばすことに集中したんです。私が結果を残せば、店での居場所がある――悔しい気持ちはありましたが、やはりNさんのことが好きだった。
彼に必要とされるためにも、いえ、捨てられないためにも、とにかく客を増やし、売り上げアップに専念しました。
幸せだった頃を思いながら…
彼とはとっくにセックスレスになっていましたから、自分の指で慰めることも多かったでしょうか。幸せだったころのセックスを思い浮かべながら、ヴァギナに中指と薬指を挿入し、幾度も掻きこすりました。
――ああ……いいっ……もっと、もっと激しくして!
私は優しかったころのNさんに抱かれた温もりを思い出しながら、立て続けに指を抜き差ししたんです。
――もっと、もっとよ! 一緒に……一緒にイッて……私の膣内(なか)に、思いっきり出して!
私はアクメに達しました。恍惚に包まれた体がのけ反り、束の間の快楽に浸ったんです。しかし、快楽の波が引いた後、残ったのはどうしようもない虚しさでした」
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