「僕が女風で働くなんて」美青年セラピストの告白、性のドクターとして…

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-06-09 14:38
投稿日:2023-05-26 06:00

「好きです」と告白するも…

真正面の告白に(写真:iStock)
真正面の告白に (写真:iStock)

――年の差恋愛とは素敵です。続けてください。

「当時の僕はK-POPダンスと陸上競技をやっていて、陸上は国体にも出場していた、いわゆる『二刀流』でした。ただ、ダンサーのT先生のかっこよさにノックアウトされてしまって……。あるダンスの大会が終わった後、会場の裏に先生を呼び出して『T先生が好きです』真正面から告白したんです」

3回目の告白でようやくOKを

やっと思いが通じて…(写真:iStock)
やっと思いが通じて… (写真:iStock)

――堂々と告白されるお姿、カッコいいです。T先生の反応はいかがでした?

「それがひどいんです(笑)。僕が必死で思いを告げたのに、先生は、まさか13も年下の生徒が本気で告白したとは思わなかったらしく『はいはい、ありがとう』と軽く流されてしまって……。

 その日は、思いだけ伝えて帰宅しました。でも、どうしてもあきらめきれず、次のダンスレッスンの時、再度、彼女を呼び出して『本気なんです。付き合ってください』と再告白しました。

 次はいくぶんか本気度が伝わったようですが、それでもOKはもらえません。で、粘り強く告白し続けた結果、3回目でやっとYESと言ってもらいました」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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