気になる続きの前に、第1話はコチラからお読みいただけます。
タイで新たな性的価値観を
――前回、ジンさんの恋愛についてお話しいただきました。今回は、セラピストへの道のりをお聞かせいただけますか?
「20歳の時、年上の恋人・T先生(33歳ダンス講師/独身)を相手に童貞喪失したと言いましたが、彼女と別れてからタイを訪れる機会が増えたんです。
当時の僕はK-POPダンスの他に陸上競技でも好成績を収めていた二刀流。陸上選手としての僕を応援してくれていたのが、カズヒロ社長(仮名、50代不動産/既婚)でした。
いわゆるタニマチ的な存在ですが、カズヒロ社長は、僕が陸上を引退した後も何かと目をかけてくれ、仕事先のタイにも同行させてくれるようになりました。
タイは僕の性的価値観を見事に変えてくれた第2の故郷ともいえる国です。特に、ニューハーフとの出会いは大きかったですね。
レディボーイにハマる
――年上ダンサーとの童貞喪失に加え、ニューハーフ美女ですか。驚きです。
「はい。タイはニューハーフ美女が大勢いることで有名ですが、現地での呼び名は『レディーボーイ』。その華やかな美しさに惹かれ、坂道を転げ落ちるように、性に目覚めていきました。
タイではカズヒロ社長に誘われるまま、ゴーゴーバー(女性を連れ出せるバー)やゴーゴーボーイ(ゴーゴーバーの男性版)、レディーボーイ(ニューハーフ)などで豪遊したんですが、最終的には『本当に元男性? 信じられない!』という驚きもあって、レディーボーイにハマってしまったという感じです。
ひとくちにレディーボーイといっても、「手術前(ペニス・陰嚢あり)」と「手術後(ペニスなし・陰嚢なし)(ペニスあり・陰嚢なし)」など様々な方がいましたね。
挿入の感触は普通の女性と変わらない
僕の場合は完全に性転換している方が多かったでしょうか……。人工の女性器の手術法は何種類かあるようですが、僕がエッチしたのは、陰嚢の皮膚を使って女性器を形成するタイプと記憶しています。大陰唇や小陰唇もありましたし、クリトリスも亀頭の一部で作れるようです。
挿入の感触は……言われなければ普通の女性と変わらなかったです。これは人にもよるでしょうね。愛液はローションを使っていたのかもしれません。ただ、弾力があって、とても気持ち良かったのを覚えています。
男性器を咥(くわ)えたのも、男性にフェラチオされたのもタイが初めてでした」
エロコク 新着一覧