話題の「ブライトニングケア」ってなに?「美白ケア」とは全く別物です

更新日:2023-06-21 06:00
投稿日:2023-06-21 06:00
 最近美容雑誌などでよく見聞きする「ブライトニングケア」。多くの女性が「美白ケアのこと?」と混同しているかと思いますが、実は全くの別のケアです。
 今回はブライトニングケアの解説と、今日からできるブライトニングケアを紹介します。

ブライトニングケアとは?

 ブライトニングケアとは、簡単にいうと肌の透明感をアップさせるスキンケアのこと。

 美白ケアというと、シミやそばかすを防いだり白い肌を目指することを目標にしますが、ブライトニングケアは違います。

 ブライトニングケアとは肌色は関係なく、くすみやかさつきなどを改善したり肌にうるおいを与えたりすることで、自分の肌の透明感アップを目標にしたスキンケアのことです。

今日からできるブライトニングケア

「若い頃は簡単なスキンケアだけですべすべの肌を保てていたのに、最近は肌に元気がない……」「40代になってから、肌がくすんで透明感がなくなった気がする」と悩んでいませんか?

 そんな大人の女性の肌にこそ、ブライトニングケアが必要です。

 今日からできるブライトニングケアを紹介するので、早速試してみてくださいね。

1. クレンジング・洗顔料の洗浄力を見直す

 今使っているクレンジングと洗顔料を肌に合うものに変えるだけで、肌の透明感がグンとアップしますよ。

 乾燥肌なのに洗浄力が高すぎるアイテムを使用していると、うるおいのないガサガサな肌になってしまいますし、一方でオイリー肌なのに洗浄力が弱すぎるアイテムを使用していれば、毛穴詰まりの原因に。

 乾燥小じわが目立つガサガサ肌も、毛穴詰まりが目立つポツポツ肌も、透明感のある肌とは程遠いですよね。

 乾燥肌なら、クレンジングはミルクタイプやクリームタイプを選んでマイルドにメイクオフを。洗顔料は、肌の汚れを落としつつうるおいは守ってくれるアミノ酸系のものがおすすめです。

 オイリー肌の方は、メイク汚れや毛穴汚れをしっかり落としてくれるオイルタイプのクレンジングを使ってみましょう。

 特に植物オイルが主成分の油脂系クレンジングは、毛穴詰まりも解消してくれます。洗顔料は石鹸系のアイテムを使えば、短時間でさっぱり洗い上げられますよ。

2. 保湿で肌の水分・油分のバランスを整える

 どんな肌質の方でも、洗顔後の保湿ケアはマストです。クレンジングと洗顔をすることで、肌の水分は多少なりとも洗い流されてしまうので、化粧水で水分を補給してあげる必要があります。

 そして乳液やクリーム、オイルなどの油分でフタをすることで、水分の蒸発を防ぎ、うるおいのある肌を保てます。

 乾燥肌は肌の水分も油分も足りていない状態。ヒアルロン酸・コラーゲン・アミノ酸・スクワランなどの、保湿成分がたっぷり含まれた化粧水や乳液・クリームを使用しましょう。

 オイリー肌は肌の水分が足りておらず、油分だけが多い状態です。化粧水をたっぷりつけて肌に水分を補給し、ジェルタイプの乳液など油分が少なめのベタつかないアイテムでフタをしましょう。

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


【美容のウソ・ホント】顔マッサージを毎日するのはOK?NG?医師3人の見解は/専門家監修
 SNSにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマでも相反する意見...
40代、ほうれい線が目立つよ…。王道人気のヒアルロン酸は回数限定!?【抗加齢学会正会員の女医が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長で抗加齢学会正会員の医師、増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉...
古い下着は運気を下がるだけじゃない!風水的には「寿命3年、処分時に感謝」、ビジュの見極めは?
 皆さんは、同じ下着を何年くらい使いますか? 半年で替える人もいれば、3年以上使っている人もいますよね。実は、風水では古...
40代こそおすすめ!進化続行中のオルチャンメイクで女っぷりを底上げしましょ♡
 オルチャンメイクといえば、どうしても可愛らしい印象が強くて「40代には向いていない」と思っている人は多いはず。でも、オ...
豊胸の覚悟までは…【薬剤師監修】30代からの理想のブラジャー選びと5つの育乳方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
産婦人科医の「腟ヒアルロン酸」セミナーに潜入! 感度が高まるって本当? 女性への実技も見学してきた
 目元のシワやほうれい線、眼頭下から頬中央まで斜め下方に表れるゴルゴラインなどを目立たなくさせる方法して、主流の美容整形...
ダイエットしてもバストキープは可能? 女性の永遠のテーマ、きれいに痩せる4つのコツ
 ダイエットしたいけれど、バストが痩せるのは嫌だと悩む女性は多いですよね。実際に、お腹の脂肪だけを落として、バストキープ...
40代美容家が無限リピする「お値段以上」ヘアオイル2品。うねりもクセも怖くない!
「ヘアオイル」の種類は多けれど「お値段以上」で「しっとりツヤツヤ」。この2つをクリアするヘアオイルって、案外見つからない...
全力共感!胸が小さい女性、胸が大きい女性「あるある悩み」攻防戦10選
「自分以外みんな巨乳に見える!」と感じながら生きている“貧乳”女性もいれば、「羨ましい」と言われるたびに、「いやいや結構...
“アレの元気”がない彼氏はEDかも?【薬剤師監修】二人でできる“勃起スコア”チェック&EDの改善方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
額と眉間のボトックスは、美容クリニックで最も多いクレーム!?【目元の美容医療に定評ある女医が解説】
 イートップクリニック院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問...
性生活にも支障が…つらい膣のかゆみと痛みは萎縮性膣炎かも【薬剤師解説】症状、原因、治療法は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代「秋のアイメイク」正解は? 必要最低限新調するだけで“ほんのり若返り”トレンド感【美容家解説】
 秋の訪れが近づいてきて、メイクやファッションにも季節感を取り入れたくなるタイミングです。秋アイメイクの最適解は?
まさか、乳がん?生理が終わったのに胸が張る…【薬剤師監修】気になる理由と受診の目安
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
アブラギッシュな40女がガチ愛用! 買ってよかったベタつきお助けアイテム3選
 今年の夏も暑かった! なんて、まだまだ振り返れないくらい9月に入っても暑いんですけど? 秋、仕事してくれよ…。9月半ば...
U-2000円のセルフまつ毛パーマで「サロン以上の満足度」ってマジ? 不器用女が苦戦した“ある工程”
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...