愛用のティファールを2年で買い替えたわけ 2023.6.29(木)

コクハク編集部
更新日:2023-06-29 06:00
投稿日:2023-06-29 06:00
 先日、2年前に購入したティファールを買い替えました。油を敷いてもフライパンがこびりつくようになり、お鍋の底が傷だらけになったためです。正しく使えば「3年ほどは持つ」と言われるところを、それよりも短い使用期間でダメにしてしまったのは、我が家の間違った使い方が原因でした。

【NGひとつめ】日常的な強火と空焚き

 平日の夜は私が子どもたちの夕食を準備しますが、土日は3食とも夫が担当。夫は料理が趣味なので、週末にキッチンに立つのを楽しみにしています。

 そんな料理男子の夫、肉や野菜を強火でワーッと炒める系の料理が好きで、家を建てた際は鍋を振りたいがために、オール電化ではなくわざわざガスを引いたくらいこだわっています。

 ところが、ティファール公式サイトの「よくあるご質問」を読むと、「長持ちさせるためには、必要以上の高温や空焚きを避けてください。中火、弱火以下の火加減で十分です」と書かれていました。

 そういえば、夫は強火で料理するだけではなくて、洗い終わったフライパンの水気を飛ばすために、日常的に“空焚き”もしていました……。なんでも実家ではずっとそうやっていたんだとか。

 最近知ったのですが、調理後の熱い状態のフライパンに冷水をかけるのは、テフロンなどのコーティングを傷めて劣化のスピードを早めてしまうそうです。あの「ジュッ!」という音は、フライパンの悲鳴だったんですね。

【NGふたつめ】ステンレスのおたまを使用

 柳宗理のステンレス製のキッチンツールが好きで集めています。つなぎ目のないデザインが洗いやすく、おしゃれで気に入っています。

 特に、少し小さなサイズのレードル(おたま)とスキンマー(穴あきおたま)は子ども用のお椀にスープを入れたり、味噌を溶くのに便利なサイズで重宝しています。

 ところがティファールに買い替えてからも、これらを何の気なしに使い続けていたところ、鍋の底が傷だらけになっていることに気がつきました。

 改めて、公式サイトを確認すると、「金属ヘラは使えますか?」の質問に対し、「ふっ素樹脂を長持ちさせるため、木製や樹脂製の調理器具をお薦めしています」回答が。また、いかんことやってた……。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


現金より危険な面も…「電子マネートラブル」よくある事例と3つの対策法
 近年、現金を持ち歩かず、電子マネーを利用する人が増えていますが、それに伴って急増しているのが、電子マネートラブルです。...
親子でしっぽシマシマ隊! チビ“たまたま”がすくすく育ちますように
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
命がけで庭の雑草駆除、今年もやるの?ローメンテを叶える夏の雑草対策
 雑草が気になる季節になりました。「雑草」という植物なんて無いねえ~と言われちゃえばそれまでですが、道端はまぁいいとして...
トレンド入り「猫ミーム」インフルエンサーの投稿じゃないのになぜバズる
 2024年春、突如日本のSNSシーンで流行し始めた「猫ミーム」というカルチャー。日本だけでなく、今世界で流行し、そして...
え、ハブられてる? ママ友に嫌われる言動ランキング&上手に付き合う術
 子育て中の女性が必ず直面する「ママ友との付き合い」。気の合う人に出会えれば、情報交換や悩みごとを共有できる仲間として心...
カスハラとクレームの違い 料理が30分経っても出ないから文句言ったら?
 パワハラ、セクハラ、モラハラ…。最近何かと「ハラスメント」という言葉を耳にしますよね。その中でもここ数年でよく見聞きす...
「風呂キャンセル界隈」失敗談 足の臭いでバレ!自分を奮い立たせる方法
 ネットスラングで「風呂キャンセル界隈」というワードが話題になっています。読者の皆さんの中にも、その日の入浴をキャンセル...
丸見え族、参上! うさぎシッポの“たまたま”君にロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
何をそんなに怒っているのだ?
 何をそんなに怒っているのだ?  東京都庁近くにて。
ほっこり癒し漫画/第75回「ヘルプみーこ」(後編)
【連載第75回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
【難解女ことば】「小女子」ってなんて読む? ヒントはご飯が進むもの。
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
最新「グダグダなLINEやり取りの終わらせ方」知らないのは無防備すぎる
 仕事からプライベートまで、コミュニケーションツールとして使えるLINE。便利かつ気軽ではありますが、それゆえにダラダラ...
スマホを持たないサブカル老人の願い「本屋に行く楽しみを奪わないで~」
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
クレクレママの実態 買い換えるなら「車くれない?」っておねだりする!?
 人のものをすぐに欲しがるクレクレママ、あなたの周りにはいませんか? おさがりなどをもらってくれて助かることもあるけれど...
44歳独身、今からでも遅くない?ズル休み→大学進学を決めた“無敵の女”
 八王子の居酒屋で契約社員として働く由紀は、信じていた学生バイトに蔑まれ、客の若者にも罵られる日々。見かねた学生バイトの...
私の時給はパフェより低い…置き去り氷河期世代の苦悩「感覚死んでる」
 八王子の居酒屋で契約社員として働く由紀は、特段面白みのない毎日を過ごしている。元気な学生バイトたちに囲まれ慌ただしい日...