「下ネタは嫁姑の潤滑油でしょ?」母の認知症疑惑を認めない能天気な息子

並木まき ライター・エディター
更新日:2023-07-01 06:00
投稿日:2023-07-01 06:00
冷酷と激情のあいだvol.149〜女性編〜」では、義母が義父との性生活にまつわる話題しか話さないことに頭を抱えている奈津子さん(39歳・仮名)の憂慮をお届けしました。
 では、奈津子さんの夫であるカズマさん(45歳・仮名)は、自分の母親の状況についてどう捉えているのでしょうか。

妻が話を盛っているだけ

「いや〜、まさかウチの母親がそんなに下ネタ大好きとは、知らなかったですね(笑)。というか、奈津子の話していることが本当だとすれば、ウチの母親は相当なエロ女ですよ(苦笑)。

 俺はね、奈津子はもともと話を盛る癖がある人だと思っているので、今回の母親の話に関しても、奈津子は事実以上に話を大きくしているんじゃないのって気がしてならないですよね」

下ネタは親しさのあらわれ?

 冷静な口調でこう話すカズマさんは、母親が自分の妻に性的な話題をすることに関しては「親しさのあらわれ」と捉えているそう。

「だって、心を許していなければ、そんな話はしないでしょ? だから母親は、奈津子に心を開いているってことだと思うんですよ。

 嫁姑は仲がいいほうがいいに決まっているし、母親が親父と母親の性生活を本当に奈津子に話しているのだとしたら、これは相当仲良しな嫁姑ってことになりますよねぇ」

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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