20代男子&40代女性の「性的相性がベストマッチ説」を検証!

内藤みか 作家
更新日:2023-06-29 06:00
投稿日:2023-06-29 06:00

20代男子の現状

 では令和の現代で、20代男子と40代女性はベストな相性なのでしょうか?

 実際に40代女性と知り合いたい20代男子・Yクンに聞いてみました。

 やはり童貞で、若い女性といたす時に無様な姿を見せたくないので「色々と教えてもらいたい」のだそうです。

 江戸時代では、年上女性に性を教えてもらうのが暗黙の了解だったようなのですが、現代の日本ではなかなかそうもいきません。

 年上女性を求める若い男子の姿は、DNAに刻まれている性のロードマップがそうさせているのかもしれません。

40代女性の現状

 では、40代女性はどうなのでしょうか。

「20代と遊べたら最高!」と話す、肉食女子・E美さんに聞いてみました。

 今のセックスライフに満足できない時や、自分が女としてまだイけるのかを知りたくなった時などに、年上とエッチなことをしたいと考えるそうです。

 とはいえ普通に生活していたら、なかなか20代とは知り合えません。

 そこで年下男子が大勢いそうなマッチングアプリに登録したと言います。

 こんな年上では相手にされないのでは? と最初は引け目を感じたそうですが、何十人もの20代男性がいいねをしてくれたのだとか。

「お金はいりません」と言われ…

 E美さんにいいねをしてきた20代の半分は、いわゆるママ活で、お小遣い目当てでした。

「奨学金が大変なので応援してほしい」などと言ってくるわけです。またはホストや女性用風俗のセラピストが営業してくる時もありました。

 お金を払ってまで遊びたくないと、E美さんはお金目当ての男性は断りました。

 残る半分は、純粋に年上女性と遊びたい20代男子。

「お金はいりません。会ってイチャイチャしたいだけなんです」と言われて、ときめいたそうです。

相性はどうなのか

 結果、相性はどうだったのでしょう。

 Yクンは「年上最高!」と満足した様子でした。わがままを聞いてくれるし、甘やかしてくれるし、気持ちいいこともしてくれる。

 ホテル代も割り勘でいいからおトクだし、またぜひ会いたいと言います。

 しかしE美さんは「うーん、しばらくはいいかな」と少し顔を曇らせています。

 年上女性が何もかもしてくれると思っているのか、男性はマグロに近い状態で、E美さんを喜ばせようといった考えはあまりなかったのだとか。

 20代男子にとってはベストな関係なのかもしれませんが、40代女性からすると、しばらく育てて様子を見ないと相性がいいのかどうかわからないのが本音かもしれません。

 何かと手間がかかる年下童貞男子ですが、上手に育てれば、かなり楽しめるテク持ち男子に成長するかもしれません。根気強く丁寧に教えてあげてもいいかもしれませんね。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


恋してないけど…結婚アリ?「恋愛感情ナシ婚」を選んだ人たちのリアルな本音と意外なメリット
 近年、「結婚に恋愛感情はいらない」といった考え方が広まりつつあります。特に婚活中の女性からすると、紹介された男性に短い...
恋バナ調査隊 2025-09-18 08:00 ラブ
ヒカルの“オープンマリッジ”宣言、結婚する意味ある?「自由が欲しい」に抱く違和感。妻の発言も本心なのか
 人気YouTuberのヒカルが、新婚わずか数ヶ月で「オープンマリッジ」にすると発表し、話題になっています。  オ...
豆木メイ 2025-09-17 11:45 ラブ
「俺抜きで楽しく過ごすの?」“君のため”は愛情か支配か。号泣と怒りを繰り返す30歳男のワナ
 最初は誠実で気遣いにあふれていた彼が、気づけば行動を制限し、自由を奪っていく——。「愛情」と「支配」の境界線とは?
おがわん 2025-09-17 11:45 ラブ
恋愛でメンタル崩壊→「ゴムに穴開けた」って何考えてんの? 女たちの“ヤバいLINE”エピソード
 恋愛は、人の心や感情を大きく揺さぶります。恋愛がきっかけでメンタルのバランスが乱れてしまう人も…。  今回は、「...
恋バナ調査隊 2025-09-19 16:53 ラブ
彼女が推しに大金、許せる? 恋人の“理解できない”お金の使い方を調査!「男が奢って当たり前」にイラッ
 恋人がなににお金を使おうと自由。ですが、結婚を考えたとき、金銭感覚の不一致は大きな問題になるでしょう。
恋バナ調査隊 2025-09-16 08:00 ラブ
妻の「専業主夫になれ」にウンザリ。罵倒にメンタル崩壊寸前の47歳夫、家事は手抜きのくせに…とため息
「冷酷と激情のあいだvol.263〜女性編〜」では、15年ほど前に子育てのためにキャリアを捨てた紀江さん(仮名)の憤りを...
並木まき 2025-09-13 11:45 ラブ
「節約なんて楽しくない!」専業主婦になった元バリキャリ妻の大きな後悔。23年の結婚生活で失ったもの
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-09-13 11:45 ラブ
どうせ疑われるなら――友人3人の絆が崩壊。束縛女、浮気男、略奪女…本当に悪いのは誰?
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-09-24 21:19 ラブ
「裏アカに盗撮写真が…」彼氏がストーカー化。重すぎる愛がこじれた恐怖体験談
 彼女のことが大好きな一途な彼氏って最高ですよね。ところが、ある日を境にストーカー化したという怖い体験談が寄せられました...
恋バナ調査隊 2025-09-12 08:00 ラブ
ブームの“学び直し”は「恋のリスキリング」の絶好チャンス? 講座での出会いで陥りがちな落とし穴
「学び直し」をする人が増えています。これまでならカルチャースクールに通う程度だった熟年層の学びは、大学院に入り直したり、...
内藤みか 2025-09-11 11:45 ラブ
「私はペット代わりじゃない!」“犬ファースト”男が求める伴侶の条件。28歳女性が別れを決意した瞬間
 ペットは家族同然、大切にする気持ちは素晴らしい。けれど、その愛情が恋人関係をも上回るとすれば…? 
おがわん 2025-09-10 11:45 ラブ
許せない! 既婚男性が狙う女性の特徴「自信がない子は落としやすい」要注意の危険サイン6つ
 既婚男性が不倫相手に選ぶ女性には、いくつか特徴があるようです。「なぜか既婚者にばかり好かれる」「今まさにアプローチされ...
恋バナ調査隊 2025-09-10 08:00 ラブ
恋愛対象外です! 男が避ける“NG女”6つの特徴「あの人、キモくない?」は即アウト
 一般的に、男性は女性よりストライクゾーンが広いといわれています。ですが、そんな男性にも“許せない言動”があるようです。...
恋バナ調査隊 2025-09-09 08:00 ラブ
再婚希望の51歳男「アプリの女はレベルが低い」美女と会えない理由を“離婚成立前だから”と考える能天気さ
「冷酷と激情のあいだvol.262〜女性編〜」では、結婚22年目にして夫婦ともに離婚を決断したものの、手続きの面倒さ故、...
並木まき 2025-09-06 11:45 ラブ
48歳妻が1年以上“仮面夫婦”でいるワケ。結婚22年目「もっと若い頃に離婚していれば」と後悔する夏
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-09-06 11:45 ラブ
「小遣い月5万じゃ足りません」玉の輿婚を遂げた32歳妻、“メルカリ”バイトで見つけた嬉しい誤算
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-09-05 11:45 ラブ