「添加物に固執する彼女こそ病的」伴侶探しでババ引いたと悔いる50代男

並木まき ライター・エディター
更新日:2023-07-15 06:00
投稿日:2023-07-15 06:00
冷酷と激情のあいだvol.151〜女性編〜」では、健康維持のためにお金を使うことにパートナーから理解を得られないと悩む直子さん(47歳・仮名)の悲痛をお届けしました。
 では、直子さんのパートナーであるタケオさん(53歳・仮名)は、ふたりの間にある大きな価値観の違いをどう捉えているのでしょうか。

体より心に問題があるのでは?

「直子の神経質なところと思い込みの激しいところに、困惑しながら付き合っています。出会ったときには気づきませんでしたが、彼女からは体調がイマイチって聞いているけれど、僕から見ると体よりも心に問題があるんじゃないの? って感じがしています」

 日々の食べ物や洗剤などの日用品に対して、過剰なまでに中身をチェックし、添加物についてひとつずつ入念に調べる直子さんの様子を、タケオさんは「病的そのもの」と表現します。

健康の秘訣は、楽観的な性格

「ちょっとね……、あんな感じの女性だとわかっていたら、付き合わなかったかなと言いたいレベルですよ。

 もう付き合ってしまったので今すぐに別れようとは思わないですけど、直子の生活を見ていると、こっちまで息苦しくなって病気になりそうです」

 これまで大きな病気をしたことのないタケオさんは「健康の秘訣は、楽観的な性格」と自己分析をしているそう。

「食べ物も好きなものを食べて、食べたいときに食べたいものを食べるのが1番ですよ。それがカップラーメンだったとしても、そのときに食べたいものを食べるのがストレスを減らす秘訣です」と言い切ります。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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