この世の最凶生物はナチュラルマウントさん!距離をとる以外に対処法ナシ

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-07-14 06:00
投稿日:2023-07-14 06:00
 みなさんの周りには、いまだにマウントをとってくる人はいますか?
 明確に「マウントをとってやろう!」と思って来てくれる場合はいいのですが、そうじゃないパターンがあると私は先日、初めて気づきました。
 そしてどんなに厄介なのかも……。みなさんの周りにこんな人、いませんか?

 

 

 

本人に悪意がないのが厄介

 たびたび話題にあがるマウンティング、本当にうんざりしますよね。

 これだけSNSやメディアで人に嫌われるものの代表として扱われているにも関わらず、なんで無くならないんでしょう。普通だったら、「自分も気をつけよう」と思って我が身を正す人が大半だと思うのですが……。

 そんな話を、スナックのお姉さんたちとのランチ会でしていて、気づいたことがありました。

 悪意のあるマウントは論外として、超~~ナチュラルに本人すら自覚のないマウントをとってくる人っていませんか?

 そこで話題の中心になったのは、とあるお客さんについて。同じ店の常連さんですから、もちろんみんな知っています。ところが、その人についての印象が正反対だったのです。

 2人のお姉さんからは「ずっと前から、マウントをとるタイプって知っている」といった意見、私ともう1人のお姉さんからは「そんなタイプじゃなかった」と、真逆の意見が……。

自分が気づかなかっただけ

 よくよく話を聞いてみると、私たち側が“これまで気づかなかった説”が有力になってきてしまいました。

 だけどそれも、悪意をもってマウントをとってる感じではないんです。これはかなり厄介ですよね。

 本人に言ったところでどうしようもないだろうし、自分ができるのは気づいた時から適切な距離をとるくらいです。

 みなさんも、周りに潜むナチュラルマウントさんにはお気をつけください。

 特定の人に対して、自分と真逆の印象を言う人がいる場合は、「あれ、もしかして気づいていないかも……?」と疑ってみると良いかもしれません。

登場人物紹介

モジョ子:自信がほしい主人公。あまり前に出るタイプじゃないので、何かとマウントをとられがち。人を疑うのが苦手なので、気づくと良いように利用されているケースも……。

マキさん:どろんぱのナンバーワンホステス。ほぼマウントをとられない人生を送っている。人を見る目が肥えているので、人間関係の悩みが少ない。3人の子持ち。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


とことん落ちないと浮上できない 放っておいてあげる優しさ
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
球根いつ仕込む?「秋」の今でしょ!植えっぱなしにオススメの花は7種類
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋は、神奈川の真ん中の片田舎で商売をさせていただいておりますが、今年も悩ましい秋でございま...
「花屋前にいる」「どこ?どこにでもいる顔だから」実は傷つきLINE3選
 誰かの何気ない一言に深く心が傷ついた経験は誰しもあるはず。  相手の性格にもよりますが、ほとんどは相手に悪気がな...
お疲れ様はNG、お元気様はOKのナゼ…職場のうざいローカルルール5選
 社会一般ではない通じない「職場独特のローカルルール」が存在する会社って多いですよね。入社したての社員からすれば、ドン引...
青空に踏切の音が映える 季節は秋でも絶対に手放せないもの
 ここ数年ですっかり浸透したものに男性の日傘がある。 「男が日傘なんて」という謎の気負いも、死を覚悟する日差しには...
たまたまもゴロンと全開!幸せそうなにゃんたま様に昭和CMを思ふ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
中年のババア、もとい「中年女性」になった私たちへ
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「聞いてよ!」「で、結論は?」せっかち君のLINEはタイパ重視ですって
 世の中には、1秒でも時間を節約したい「超せっかちな人」が存在します。なぜ生き急いでいるのかはわかりませんが、とにかく少...
#1 芸能界に執着する35歳女の密かな楽しみ。裏アカで吐き出す腹黒い本音
「いらっしゃい、シゲさん今日は早いんだね」  阿佐ヶ谷駅の北口の飲み屋街・スターロードにひっそりたたずむ小さなスナ...
#2「普通の女」に負けた美人は怨念まみれのSNSがバズり快感を覚える
【#1のあらすじ】  阿佐ヶ谷のスナックに勤務している紘子は、役者を目指しながらもくすぶっている日々。そんな彼女の...
#3「バカにされてる?」元彼のイヤミがつらい。女が椎名林檎を歌う理由
【#1、#2のあらすじ】  阿佐ヶ谷のスナックに勤務している紘子は、役者を目指しながらもくすぶっている日々。そんな...
「鉛筆なめなめ」「セクハラはやめて」悲しきおじさんビジネス用語3選
 会社に勤めている人なら、50代以上のおじさんたちが「おじさんビジネス用語」を使っているのを聞いたことがあるかもしれませ...
平日夜8時、話題のオーケー銀座店の惣菜コーナーに行き完全敗北した件
 10月17日、東京・銀座3丁目のマロニエゲート銀座2内に「オーケー銀座店」がオープンして話題になっていますね。銀座の一...
あなたにとっての「過去」はいつ? 過去を閉じ込めた空間で
 過去という言葉の意味が広すぎて、思い浮かべるイメージがまったく違うと気づいた。  ある人は自分が小さかった頃を、...
経験は「ナマモノ」…感情も感度も“錆びた大人”になっていませんか
 人生において経験は重要ですよね。これから先の未来や、あるいは後輩たちを助けられるかもしれません。  だけど昔の経験に...
15キロ太ったからつまんないの? “サイズ44”に教えられた自分の本音
 2度の出産と加齢と腰のヘルニアを経て、5年をかけて15キロ太りました。実はそれについては人が思うほどは気にしていない…...