話題の「完全栄養食」ってぶっちゃけどう? メリット&デメリットを解説

コクハク編集部
更新日:2023-08-16 06:00
投稿日:2023-08-16 06:00
 近年、健康志向の人やダイエット中の人に話題となっている「完全栄養食」をご存知ですか? 現代人は忙しく時間がない人が多いので、食事にまでなかなか気を配れない人も少なくないですよね。
 今回は、完全栄養食の解説や試してみたい人に向けてメリットやデメリットをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね!

メリット・デメリットの前に…完全栄養食ってなに?

 完全栄養食とは、厚生労働省が定めた「日本人の食事摂取基準」に記された栄養素を満たした食品を指します。

 完全栄養食にはさまざまな形状があり、パスタやパンのように「食べるタイプ」やスムージーのように飲む「ドリンクタイプ」、クッキーやグミなどの「おやつタイプ」などがあります。

 よくサプリメントと混同されがちですが、サプリメントは「栄養補助」であるのに対して、完全栄養食は体に必要な栄養を一度に補えるのが大きな特徴です。

災害時にも役立つ! 完全栄養食の3つのメリット

 まずは、完全栄養食の3つのメリットから見ていきましょう!

1. 手軽に栄養を摂取できる

 完全栄養食の一番のメリットは、手軽に栄養を摂取できる点です。完全栄養食はコンビニエンスストアなどでも購入でき、食べるだけで必要な栄養が摂れるので時間のない人に最適です。

 また、自炊が苦手な人や、栄養バランスの計算が負担だと感じる人にも向いているでしょう。食生活を整えたいけれど時間に余裕がない人は試す価値ありですよ。

2. 災害時にも役に立つ

 完全栄養食の中には、賞味期限が長いものも多くあります。完全栄養食をいくつかストックしておけば、災害時でも栄養バランスのとれた食事ができるメリットが……。 

 おすすめは、保存食としてストックしておきながら、期限が近くなったら完全栄養食として食べる活用方法です。災害用の食品を完全栄養食で用意しておけば、安心と健康の両方が手に入りますね!

3. ダイエットに最適

 完全栄養食は、ドリンクタイプやおやつタイプなど少ない量でしっかり栄養が摂れる点もメリットです。特に、ダイエット中だからたくさん食べたくはないけれど、栄養はしっかり摂りたいという人には最適でしょう。

 完全栄養食には、さまざまなタイプがあるので、満腹になりたい日にはパンやパスタなどの食べるタイプ、食べすぎた日にはドリンクタイプなど、日によって変えると飽きずに済みますね!

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


中年女の増えた「抜け毛」これも更年期のせい? いやしかし…美容師からの“言葉”に反省した秋
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
「私は親なんだから!」実母のワガママに限界…40代女性が心を守るために選んだ“思い切った決断”
 結婚をしてからも、実母との関係に悩む人は決して少なくないもの。「実の親子なのだから、分かり合えて当たり前」と思いがちで...
35歳すぎたら肌課金すべき? 美容部員が教える「正解スキンケア」。高級コスメとプチプラの“リアルな実力”
 35歳を過ぎてから、急激に容姿の衰えを感じるようになった筆者。SNSは数多のコスメ情報で溢れかえり、美容医療も治療法が...
ランチ6500円が普通だと…? 金銭感覚がおかしい衝撃LINE3選。240万稼いだってマジか
 あなたはどんな金銭感覚の持ち主に「おかしい」と感じるでしょうか? 金銭感覚の違いにより、相手との関係がこじれたり疎遠に...
「あの子、消されたらしいよ」“噂”が立った瞬間、表舞台には戻れない。芸能界に漂う“沈黙のルール”
 世間を揺るがす芸能界のさまざまな噂。ニュースとして報じられ、真実が明らかになることも増えました。  現在は清浄化...
仕事したくな~い! 連休明け、仕事中にこっそりやってる “現実逃避テク”7選。これでメンタル保ってます
 長い連休が終わった翌日の仕事…。朝からやる気が出ず、つい現実逃避したくなるものです。そんなとき、みんなはどんな方法で気...
もっと高く!ジャンピング“にゃんたま”を見よ。躍動感あふれる猫から目が離せない♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
親の介護、孤独死のニュースで実感…私が40代で「終活」を始めたリアルなきっかけ
「終活」というキーワードを聞いて、何歳から始めるものだと思いますか? 実は近年、特に健康に問題がなかったり、若年層であっ...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第104回「夢でもいいからアエルトイイナ」
【連載第104回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
【漢字探し】「梛(ナギ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
誕生日にめちゃ嬉しい♡ 斬新な“たんおめLINE”3選。「宝探し開始!」お茶目な姉の仕込みにキュン
 大切な親友や気になっている人など、あなたにとって特別な相手へ“誕生日おめでとう=たんおめLINE”を送るときは一工夫す...
スマホ社会にゾゾッ…。65歳童貞、アナログ人間に世間は厳しい? 僕が“鉛筆”にこだわる壮大な理由
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
「息子の結婚相手はこんな人がいい!」8人の姑が“理想の嫁像”とリアルな本音をガチ告白
「息子の結婚相手はこんな人がいい」という理想の女性像を、姑の立場になる方たちに語ってもらいました。結婚を決めるのは本人た...
義母vs実母の“初孫”バトル勃発! マウント合戦に巻き込まれた新妻の叫び「私たちは代理戦争の駒じゃない」
 幸せなはずの新婚生活に影を落とす、姑との問題。令和の時代でも根強く残る嫁姑トラブルに直面したケースをご紹介します。
おやつにワクワク♡ 猫の尻尾がピン♪ “にゃんたま”の勝利ポーズが尊すぎる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
子どもを思うほど胸が痛い…ひとり親家庭が抱える“見えない苦労”。差別や偏見とどう向き合う?
 2024年に離婚した夫婦の数はなんと18万組にのぼるのだそう。なかには「ひとり親家庭」となる人もいるでしょう。子どもと...