更新日:2023-08-05 06:00
投稿日:2023-08-05 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
仮面夫婦の夫に浮上した疑惑
夫との結婚生活が9年目に入った43歳の恵美子さん(仮名)は、すでに何年も前から夫・トシヒロさん(仮名)への関心は薄れていて、夫婦の営みもなく平穏な生活を送ってきていたそうです。
しかしここへきて夫の知られざる顔を見つけてしまい、今後の夫婦関係について強い不安を覚えていると言います。
「最近、物騒な事件も増えている気がしたので、うちの夫は大丈夫かしら? と不安になり、夫の身辺を軽く調べてみたんです。だって我が家はいわゆる“仮面夫婦”で、夫がいつどこで何をしているのかを知らないような夫婦なので、何か問題が起きてから私が妻としての責任を負わされるのもイヤだなって思って。
すると、夫がどうやら私以外の女性と性的な関係をもっているだけでなく、私が知らない収入源があって、そこから得ているお金を女性との遊びに使っているようなんですよね」
浮気はどうでもいい
夫への愛情や関心が薄れている恵美子さんにとって、夫が浮気をしていたとしても「夫には申し訳ないけれど、そこは心情的にはどうでもいい」ことで、それよりも「妻として、彼のせいで何か責任を負わなくちゃいけないような事態に巻き込まれるのがイヤだ」そうです。
「私が夫に無関心なことは夫もよくわかっているので、スマホやパソコンは基本的に無防備なんですよ。だから私がちょっと調べただけでSNSもすぐに見ることができて、そこにはいろんな女性との生々しいやり取りが残っていたんですよね」
恵美子さんが気になっているのは、夫はそのうちの2人の女性と金銭的なつながりが強く、夫がその女性たちにしつこく連絡をしていることを理由に、女性たちと軽いトラブルになっていた様子がメッセージのやりとりから見受けられたことだと話します。
ラブ 新着一覧
過去の恋愛で「自分に似た人が寄ってくるな」と感じたことはありませんか?「類は人を呼ぶ」という言葉がありますが、実は心理...
パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で処女を卒業し、現在はフリーで自分の時間を楽しんで...

「冷酷と激情のあいだvol.225〜女性編〜」では、妻に隠れてセルフプレジャーに励む夫に嫌悪感と不快感をあらわにする由香...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
共通の知人の葬儀で再会した男性と不倫に発展した春美さん(34歳主婦/子供アリ)。お相手は、春美さんがOL時代にスナック...
幸せなひとときを過ごせる恋人とのデート。でも、ぶっちゃけお金がかかる(泣)。付き合いの長い彼氏や旦那さんとであれば、低...
48歳女性のS子です。士業に就いており独立していることもあって、20代30代は結婚に憧れることはありませんでした。
...
40代を超えると途端に気になるのが夫の加齢臭。寝室の枕や洋服などの臭い加齢臭対策に奮闘している妻も多いはず。今回は、妻...
季節はクリスマス。一緒に過ごすパートナーがいない人には少し寂しいシーズンです。
しかし、この時季を逆手にとって...
「旦那が白髪を染めないので困っている」と悩む妻は多いようです。確かに、時間とお金をかけて白髪を染めても、またすぐに白くな...
「不倫は絶対ダメ」と頭では分かっていても、つい心とカラダが揺れ動いてしまう瞬間ってありますよね。
今回はそんな“不倫...
彼氏や夫からのクリスマスプレゼントには「どんなものであっても嬉しい!」と言いたいところ。ですが、正直「え…これ⁉」とが...
忙しい男性と交際中の女性に、彼とのLINEを見せてもらいました。「彼からの連絡が少ない」と不安に駆られている女性は必見...
「冷酷と激情のあいだvol.224〜女性編〜」では、夜の生活にまつわる苦痛を理由に新婚4カ月目、すでに夫との離婚を考えて...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
【『私の夫と結婚して』あらすじ】
たった一人の親友と浮気をした夫。それでも足りず、2人は私を殺した――。理不尽な死を...