修理か交換か、気になるお値段は…?
洗面台のカタチと踏み台の相性の悪さにやっと気づいて、四角いプラスチック製に取り換えたものの、時すでに遅し。エッジ部分の表面加工が削れて、バリのようにまくれてしまいました。
指で触ると表面加工の素材がポロポロと落ちてきて、自分たちではどうすることもできないので、メーカーの「修理受付センター」に問い合わせてみました。
できればこの部分だけ補修してもらいたいけど、もしかして交換になるのかも。その場合、一体いくらくらいかかるんだろう……?
電話で状況を伝えると、翌日には修理を担当する現場の方から折り返しがありました。
◇ ◇ ◇
「○○さまの破損状況ですと、修理ではなく引き出しまるまる交換になりますね」
「交換っておいくらなんでしょうか?(ドキドキ)」
「それがですね、11万円になります」
「じゅ、11万円! えっと、ちょっと考えます……」
◇ ◇ ◇
夫とは「4万円以内」なら交換も検討してみようと話していましたが(それでも痛い出費ですが)、実際はその倍以上のお値段。見えないところとはいえ、ボロボロのままなのは正直気になりますが、使い勝手にかかわる部分ではないため、交換はあきらめることにしました。
もっと早く対応すればよかった…
今回の後悔は2点。まず、引っ越しの段階で特に何も考えずに踏み台を持ってきてしまったこと。洗面台の床から浮いたデザインはショールームで見た段階でわかっていたはずなので、それに対応した踏み台を購入するべきでした。
ふたつめは、新居に住み始めて数カ月の頃、「なんか当たってるな」と思ったタイミングですぐに行動しなかったこと。
この段階で動いておけば被害が小さく済んだかもしれませんが、当時は子どもに「ガンガンしないでね~」と軽く注意をしただけ。ぶつかっていた箇所の確認すらしませんでした。子どものせいではなく、完全に親の不注意です。
「先回り」と「あきらめ」が肝心
子どもと安心して暮らすには「ここは子どもの手が届く可能性があるから、ハサミは違う場所にしまっておこう」など、想像力を働かせて先回りで危険回避をしておく必要があります。今回はある意味、洗面台が傷ついた“だけ”で済みましたが、今後はちょっとした違和感を放っておかず、すぐに対応しようと心に決めました。
これから何十年もローンを返していくことを思うと、汚れや傷に過敏になりがちですが、普通に生活していればある程度の傷はつくもの。これも「味」だと思って受け入れたほうが穏やかに生きられそう。
ちなみにメーカーの方に教えてもらったのですが、洗面台などの大型商品は基本的には発売から10年くらいなら商品のパーツを保管しているとか。もし、宝くじでも当たったらサクッと交換したいです(笑)。
(編集M)
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