「仕事を休む」言えないの、なぜ? 無理しがちな人の共通点とリスク

コクハク編集部
更新日:2023-08-19 06:00
投稿日:2023-08-19 06:00
 体調が悪いのに「休む」という一言が言えず、無理に仕事をする人がいます。仕事を一生懸命頑張ることも大切ですが、無理は禁物! 体調を崩してしまえば、元も子もありません。
 今回は仕事を休むと言えない人の共通点と、言えないリスクをご紹介します。

仕事を「休む」と言えない人5つの共通点

 仕事を休むと言えない人には、どんな共通点が隠れているのでしょうか。

1. 元々責任感が強い

 本当は体調が悪いのに「休む」と言えない人は、元々責任感が強い人。一度引き受けた仕事は、最後までやり抜かなければ気が済みません。

 そんな責任感の強さが信頼を生み、どんどん仕事を任されてしまいます。どんなにしんどくても、周りに助けを求めることができなくなりがちです。

2. 休むと「周りに取り残される」と思っている

 休むと言えない人の中には、「休むと周りに取り残されてしまう」と思い込んでいる人も少なくありません。

 休んでいる間に「仲間に先を越されるかも」「休むとライバルと差がついてしまう」なんて強迫観念に駆られています。

3. 周りから仕事ができる人と思われたい

 素直に休むと言えない人は、周りの目や評価を気にしていることも。「取引先から、仕事ができると思われたい」などと気負って、休むと言い出せなくなってしまいます。

 上司からもの評価も下げたくなくて必死で仕事に向き合うため、具合が悪くても欠勤する気がありません。

4. 自分の仕事を人に任せたくない

 仕事を抱え込んでつらくなった時には周りに助けてもらうことも必要です。しかし、休むと言えない人は自分の仕事を「人に任せたくない」と思っているため、それができません。

 自分しかできないと思い込んで他人を信用できず、安心して任せることができないのでしょう。

5. 休むことに罪悪感がある

 体調が悪い時や家族にトラブルがあった時などは、休むのも仕方がありません。誰にだって、休まざるを得ない状況が起こりえます。

 しかし、休むと言えない人はなぜか休むことに罪悪感を抱えてしまいます。休む=悪いことと思っているがゆえに、無理をする傾向にあります。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


ポンコツ商店会「結束力・帰属意識の低さを痛感する」の巻。氏神様の参拝を企画しても参加者は2割以下…
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
年上が払う、おごる文化はご勘弁! 割り勘会計で気持ちよくいきませんか
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
わが職場にも「承認欲求が強い女」ご降臨。偉い人ホイホイ? 痛すぎる6つの特徴
 職場にウジャウジャと潜んでいる、承認欲求モンスター女。あのモンスターたちがやることはみんな似通っているのが摩訶不思議。...
花粉飛散してるってよ!花粉症自覚歴3年の40代婦人が健康管理に投入する“三種の神器”で症状軽減なるか
 東京都は先週17日、8日からスギ花粉の飛散が始まっていた(!)と発表しました。例年が2月上旬~中旬のなか、1カ月ほど早...
「夫に近づきたくない!」年末年始9連休で痛感した“一人になれる空間”の大切さ。自室ナシ主婦が実践すること
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
“たまたま”の戦いごっこを特等席で観戦中! カッコよすぎて目が離せない
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「港区の遊びはやり切った!」アレン様を待ち受けにするギャラ飲み女子、私生活で各界有名人を総ナメ
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
あなたのものは私のもの!? 「友達を奪う女」の心理と対処法…略奪対象は彼氏だけじゃない
 自分の仲が良い友達を奪う女に悩んでいる方、必見! 今回は友達を奪おうとする女の心理と対処法を解説します。  人の男を...
聞こえてくる音は…
 長いトンネルの中を歩く。  かすかな音も振動となって耳に入り込み、心を震わせた。
【女偏漢字探し】「妹」の中に紛れ込んだ漢字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
LINE界隈の地味な嫌がらせ、どう撲滅する? 先輩部下からの休日鬼電、八方美人なママ友、嫉妬する女友達…
 地味〜に嫌がらせをしてくる相手、どう対処するのが正解なのでしょうか? 今回はLINEで受けている“地味な嫌がらせ”を3...
FILAの冬物ウエアが1点1500円って…!ゴルフ用品店で掘り出し物ゲット、親孝行が叶った♡【福袋衣類編】
 お正月は実家近くのゴルフショップへ福袋を買いに行くのが毎年恒例となっています。父はそこで毎年福袋を購入しその1年間着倒...
グループLINEで嫌われる人には特徴があるらしい。職場、ママ友、同窓会…やらかしていませんか?
 グループLINEが苦手で、気を遣いながら適度な距離感で参加している人は多いようです。でもなかには、空気が読めなさすぎて...
“雑談”はカネになる!生まれて60ウン年、「下ネタ」に磨きをかける男がたどり着いた境地
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
「デパコスじゃないんだ」って、メイクや美容でもマウント取りたいのね…。賢くかわす方法は?
 女性社会では、相手にマウントをとることで自分を優位に立たせようとする人が多いですよね。  今回は、メイクや美容に関し...
「人生楽しまないと損」メンタルにシビれる、憧れるゥ! イケオジたちの好感度爆上がりLINE3選
 世間的に「おじさん」にカテゴライズされる生き物には、頑固で気難しいイメージがあるかもしれませんが、同じおじさんでも「イ...