メンタルと財布を死守! 大人女性の「心が荒まない」節約術

並木まき ライター・エディター
更新日:2023-08-30 06:00
投稿日:2023-08-30 06:00

 物価が上がり続け、日々の生活にかかるお金が増えていることを意識しつつも、生活の満足度は下げたくないのが大人世代。過剰な節約のせいで心が荒(すさ)むのは避けつつも、上手にやりくりをしたいと考える女性は少なくありませんよね。

 そこで今回は、食費と電気代、さらには美容代について、ちょっとの工夫で「満足度や自尊心は保ちつつ節約する方法」を、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーであり時短美容家の並木まきが提案します。

食費と電気代を「食品の保存容器」に注目して節約

 相次ぐ値上げが気になっている電気代は、節約を意識すると薄暗い部屋で過ごしたり暑さを我慢したりといった方法が真っ先に浮かびますが、実は収納を見直すだけでも節約術に!

 日本テトラパック(※)によれば、冷蔵庫内をパンパンにせず「7割収納」を意識するだけで冷気が効率良くまわり、電気代を抑えるテクニックになるため、食品のストックをしつつ収納を見直すには、「ロングライフ紙パック」に入っている食品を選ぶのもポイントだそう。

 常温保存が可能な「ロングライフ紙パック入りの食品」なら、普段は冷蔵庫で保管する牛乳や豆腐なども棚に収納でき、冷蔵庫内のストックを減らす効果が得られるとのこと。

(※)参考データ…「500人の働くママに聞いた『節約』に関する意識調査第2弾」

ロングライフ紙パック入りの食品を賢く活用

 また、「ロングライフ紙パック入りの食品」は冷蔵保存に比べて保存期間が長い食品も多いことから、電気代だけでなく食費の節約にもつながりますよね!

 普段使いの食品が入っている「入れ物」を意識するだけで、節約を心がけられるので、過剰な節約で心が荒む心配も少ないのではないでしょうか。

 冷蔵庫内は三分の一を目安に空きスペースを確保し、保管はなるべく中央にすることも冷気を循環させるうえで意識するといいようです。

冷蔵庫保管しない食材を加える「アレンジ料理レシピ」

 トマトを買うと野菜室に保管して早めに使い切らなくてはいけないけれど「デルモンテ 完熟カットトマト」のようなロングライフ紙パック入り食品を常備しておけば、麺つゆに加えるだけで、イタリアン風麺つゆアレンジに◎。

(こちらのレシピは料理研究家の島本美由紀さんが考案したものです。)

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


雑草対策にもなるよ! ほっぽらかし園芸の超絶おすすめ草花は?【春植え付け編】
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋の仕事には、歩道や公園の脇に造成された花壇への草花納入もあります。その中には近隣も含まれ...
性悪“ルッキズム女子”嫌われる人あるある6選。見た目も大事だけど心がズキズキする…
 最近何かと話題になる「ルッキズム」。近年、美容医療が芸能人だけでなく一般の女性にとっても身近な存在になったせいなのか、...
渋谷はちょっと苦手になった更年期おばさん。着実に老化現象が進む予感!
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
自称・丁寧な暮らし派のいい嫁アピールLINE6連発!梅仕事に針仕事、新聞に毎朝アイロンがけまで…
 SNSを覗いてみると、「丁寧なくらしをする私はいい嫁アピール」が激しい投稿をよく見かけます。  そりゃあ、日々の生活...
Amazonで☆4つの高評価!「激落ちくん」お手軽価格&耐久性バツグンの神モップ“唯一”の弱点は?
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
気高きプリンスが降臨! 黒豹“たまたま”のお手入れは今日も完璧
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
とある路地裏で
 路地裏に立ち、しばらく観ていると、何かの絵に見えてくる気がする。
【女偏漢字探し】「性」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
子なし夫婦はつらいだけ? 子どもを産まない理由と5つの決断
「DINKs」という言葉があるように、「子どもを産まない」ということが近年では夫婦の選択肢の一つとして普通になってきまし...
フジ第三者委は1950件超の“証拠のやり取り”復元を成功!「デジタルフォレンジック」費用や要注意事項は?
 元タレントの中居正広氏(52)とフジテレビの元女性アナウンサーのトラブルによる一連の問題で、同局は3月31日、第三者委...
あの「信頼してるよ」は嘘、本当どっち? 本音を見分けるひとつの方法
 大人のみなさんはそれぞれ行きつけのお店があると思いますが、そのお店での立ち位置が気になったことってないですか? ...
夫が不在時の楽しみといえば? 高級お菓子の一人占め、寝だめ、刺激を求めるなら…
 世界で1番大切な存在(?)の、夫。一緒にいるときは幸せいっぱいでも、夫が不在だからこそできることもある! ということで...
2025-04-04 06:00 ライフスタイル
白米信者の夫もご満悦!米が高いなら「もち麦」を食べればいいじゃない
 米価格の高騰が止まりません。農林水産省が3月24日に発表した米の平均小売価格は、5キログラム入りが4172円。とうとう...
ボスママに嫌われる人の特徴5つ。子どもの入園・入学シーズン、ロックオンは回避したい!
 これから子どもの入園・入学を控える女性の中には「ボスママとうまくやっていけるかな…」と不安になっている人もいるのでは?...
天界からのパワーを受信中? 神聖な空気が漂う厳かな“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
伴侶、ペット…大事なパートナーの死の乗り越え方。花屋が痛感する「ほどほど」と「さっぱり」
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、ギフトやデイリーユースの販売に加え、冠婚葬祭をはじめとした「ライフイベント」...