NHK朝ドラ「らんまん」~第21週「ノジギク」#104
お金の相談をするため、叔母のみえ(宮澤エマ)の料亭「巳佐登」に行った寿恵子(浜辺美波)。給金の前渡しということで、そのまま料亭で仲居として働くことになった。
岩崎弥之助(皆川猿時)や陸軍大佐の恩田(近藤公園)らがやってくる。人気芸者の菊千代(華優希)も呼ばれ、大盛り上がり。
そこで、岩崎はキクを持ち寄って“菊くらべ”をしようと提案する。一等に選ばれたキクは、岩崎が500円で買い上げると言い出す。
寿恵子(浜辺美波)たち店の者も参加できるとのことだが……。
その頃、万太郎(神木隆之介)は子どもたちに、お話しをしてと言われ、行李(こうり)を開けて、『八犬伝』が質に入れられていたことを知る。
【本日のツボ】
500円(槙野家の借金額)
叔母のみえに「借金はいくら?」と尋ねられた寿恵子。「500円」と答えていましたが、その後、お座敷で岩崎が、最高のキクを500円で買い取るというあまりにも出来過ぎた話が……。
万太郎に植物採集のついでにキクをとってきて、とお願いする寿恵子。一攫千金のチャ~ンス!
槙野家の軍師、寿恵子の腕の見せどころは明日でしょうか。
「料亭……いうからには、その……いろんな客がくるがじゃろう?」と心配症の万太郎。「高藤さまの時と同じじゃ」と過去のことまで引っ張り出して、なかなかの嫉妬マンでした。
喧嘩になるかと思いきや、万太郎の嫉妬を交わすかのように「それ以上言うと、私も言いますからね」と前置きをし、「あ~あ、万太郎さん、植物採集のとき、どこ泊まってるのかしら~」と嫉妬返し。
焦った万太郎が「寿恵ちゃん! わしが好きながは寿恵ちゃんだけじゃ!」と言えば、寿恵子も「知ってますから。わかるでしょ? 私も万ちゃんだけ」とラブラブモードに。
いいように寿恵子にコントロールされているかのような万太郎。こういうやりとりを見せられると、寿恵子は案外、料亭の仲居、向いているかもしれません。
【おまけのツボ】
菊千代
演じているのは華優希。元宝塚歌劇団花組トップ娘役さんですから、日舞もお手の物。宝塚では「はいからさんが通る」の花村紅緒を可憐に演じていました。名前のとおり、“華”のある女優さんですね。
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