市原隼人のセクシービーム“大量注入”で盛り上がったのは間違いない

ボルドー太田 イケメンソムリエ
更新日:2023-09-03 06:00
投稿日:2023-09-03 06:00

いつ見ても眩しそうな市原隼人

 市原隼人(36)はいつも眩しそうです。どうしてあんなに眩しそうなのか。私が考えるに、自分が放つセクシービームが乱反射し、その光があまりにも眩し過ぎるのではないか、と。

 昨年は、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、御家人・八田知家を演じ、その肉体美をチラ見せ。血なまぐさい時代劇に、セクシーを取り入れ、私たちを楽しませてくれました。

「こっち向いてよ向井くん」のマンガ的設定

 そして、現在。夏ドラマ「こっち向いてよ向井くん」(日本テレビ系)で、またもやセクシービームを大量発生させています。

 市原演じる環田和哉(かんだ・かずや)は、赤楚衛二演じる主人公の向井くんの飲み友達で、恋愛に疎い彼の相談相手でもある坂井戸洸稀(波留)の上司であり、交際中のお相手でもあります。

 さらに、かつて、向井くんと同じ会社で働いていたことがあり、憧れの先輩でもあるという役柄です。そんなマンガみたいな偶然があるの!? って思いましたが、原作がマンガなのでアリなのでしょう。

もうドラマには出演しない…?

 環田はバツイチで、二度と結婚しない派。結婚せずに恋愛のおいしいところだけを味わっていきたい派の坂井戸とはお互いの利害が一致していたのですが、そこに向井くんが現れたことで関係性が変わっていきます。

 焦った環田は、向井に「坂井戸にちょっかい出すな」と牽制球を投げ、坂井戸にも「結婚しよう」とプロポーズ。結果、玉砕してしまうわけですが……。

 大人の余裕をかましていた環田が焦って策を誤まるところ、人間らしくてカワイイなと思ったのですが、坂井戸的には違ったようで……。

 いろいろありまして、ファミレスで、一緒に朝食をとる向井くんと坂井戸とは対照的に、ひとりでシャレオツな朝食を作って「おいしい」と食べる環田に、「私でよければ一緒に食べますよ」と思わず話し掛けたほど。

 ネット情報によれば、エキセントリックな性格が災いし、なにやらトラブルがあって、もうこのドラマには出演しない、ということですが、真偽のほどはわかりません。が、市原が演じた環田のおかげで、ドラマがグッと面白くなりました、と一言お礼を申し上げたく。

 市原のまったく違う姿を見られるのが、「おいしい給食」(TOKYOMXほか)です。給食を愛する教師、甘利田幸男を実に軽妙洒脱に演じていて、これが同じ人か、と思うほど。とにかく面白くて大好きな作品です。

 Season1、Season2と放送されており、この秋、新作のSeason3が放送されるというので、これは楽しみ。

 今、TVerで、昔のドラマを放送していて、市原が主演した2013年「カラマーゾフの兄弟」(フジテレビ系)を見ることができます。

 あのドストエフスキーの原作をもとにしたなかなかの衝撃作で、市原が主演をしています。斎藤工が長男、市原が次男、林遣都が三男。イケメン揃いです。

 そんなイケメン三兄弟の父親が吉田鋼太郎です。使用人で父親の隠し子を演じているのが松下洸平。10年前のイケメンたちを愛でる意味でもチェックする価値ありです。

ボルドー太田
記事一覧
イケメンソムリエ
毎クールすべてのテレビドラマをチェックする最強のドラマウォッチャー。が、その目的がイケメンにあることは誰も知らない。

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


「あんぱん」ヤムさん(阿部サダヲ)の変わらぬ風貌が謎だ。釜じいの“一言”が今回のハイライト
 釜次(吉田鋼太郎)の葬儀が営まれる中、草吉(阿部サダヲ)が姿を現す。またあんぱんが食べたいと言うのぶ(今田美桜)たちに...
桧山珠美 2025-07-19 11:15 エンタメ
「あんぱん」紅白未出場、浅田美代子の歌唱をここで聞けるとは。吉田鋼太郎の笑顔もグッとくる
 三姉妹揃っての朝田家ご帰還。朝ということは、蘭子(河合優実)は昨夜、のぶの家にお泊りしたのでしょうか。ならば、久々の三...
桧山珠美 2025-07-17 17:39 エンタメ
選挙 行ってみなきゃ言えなくね? 人気男性グループが“ラップ”で投票を呼びかけ「最高!」「こんなアイドルいる?」と反響
 7月20日に行われる第27回参議院議員通常選挙(以下、参議院選挙)を控え、11人組ボーイズグループ・INIの池崎理人さ...
「あんぱん」薪鉄子が持つ“小道具”の細かさに気づいた? すれ違いコントは見なかったことにします
 鉄子(戸田恵子)からの電話に出た東海林(津田健次郎)は、ひとり考え込んでいた。鉄子がそんなに怒っていたのかと、慌てて謝...
桧山珠美 2025-07-16 17:31 エンタメ
もはや『M-1』は芸人だけのものじゃない? 万博、地方創生…吉本が目指す“次のフェーズ”
 6月25日、漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』(テレビ朝日系)の開催会見が東京・渋谷よしもと漫才劇場で開かれ...
令和ロマン・高比良くるまが“騒動”で得た「天下を獲る」ために必要な武器
 オンラインカジノ問題をめぐって活動を休止していた令和ロマンの高比良くるまさんが4月28日、約2か月ぶりに復帰しました。...
田原俊彦よ、「※ただしイケメンに限る」はもう通用しない。世のオジサンは彼の“勘違い”から学ぶべし
 6月15日放送の『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)にて、ゲスト出演した田原俊彦が、女性アナウンサーにセクハラを...
堺屋大地 2025-07-14 11:50 エンタメ
【募集】夏ドラマ何見る? 期待してる&ガッカリを教えて!『ひとりでしにたい』『ちはやふる』『しあわせな結婚』etc
 コクハクでは2025年名夏ドラマを対象としたアンケートを実施します。7月よりスタートする夏ドラマ、「期待している」「面...
「あんぱん」嵩らの“腹痛”は史実とちょっと違う? 懐かしい2人の登場には狂喜乱舞! 生きていてよかった…
 東京に到着したのぶ(今田美桜)たちは、さっそく聞き込みを始めるが「ガード下の女王」はなかなか見つからない。みんなで屋台...
桧山珠美 2025-07-11 18:33 エンタメ
「あんぱん」メイコ、夢はお嫁さんでいいのか? 健太郎(高橋文哉)ともう1人の“三角関係”を妄想する
 東京出張の前日。みんなで取材する代議士の資料を確認していたのぶ(今田美桜)は、岩清水(倉悠貴)が話す「ガード下の女王」...
桧山珠美 2025-07-10 18:34 エンタメ
timelesz、新体制が“古参ファン”に受け入れられる日は来るのか? 旧ジャニ「シャッフルメドレー」不参加の賛否
 7月5日、櫻井翔(43)が総合司会を務める音楽特番「THE MUSIC DAY 2025」(日本テレビ系)が放送され、...
こじらぶ 2025-07-10 11:50 エンタメ
石田ひかり53歳、今を生きる女性に伝えたい“楽しく生きていく”ためのメッセージ|映画『ルノワール』
 1986年のデビューから、映画『ふたり』『はるか、ノスタルジイ』や、連続ドラマ『悪女』、連続テレビ小説『ひらり』、『あ...
望月ふみ 2025-07-10 11:50 エンタメ
『あんぱん』ツダケンの“にゃあ”が秀逸だにゃあ!「月刊くじら」には色々とツッコミどころもあるが
『月刊くじら』創刊号は2日で2000部を売り切り、好調な滑り出しを見せる。嵩(北村匠海)は『月刊くじら』編集部に異動に。...
桧山珠美 2025-07-09 17:00 エンタメ
【10万いいね】鈴木えみ、20年前→現在の比較写真が“美しすぎる”と絶賛「変わらなすぎ!」「今の方が可愛い説まである」
 ファッションモデルから俳優業まで、幅広い分野で活躍する鈴木えみさん(39)。2025年7月7日に自身のInstagra...
春ドラマの評判を調査!本命『最後から二番目の恋』は2位。1位は意外な快進撃。日常系が人気、刺激疲れか?
 2025年の春ドラマが、次々とフィナーレ。今期はSNSでバズった顔ぶれも多く、ドラマファンからしても楽しいシーズンだっ...
「あんぱん」嵩は受かるのか…って次週予告編でネタバレか? アンパンマン声優の姿もチラリ
 のぶ(今田美桜)の家で暮らすことになったメイコ(原菜乃華)は、夢に向かって一歩を踏み出す。そしてのぶも、月刊誌の刊行に...
桧山珠美 2025-07-05 08:00 エンタメ