いつ見ても眩しそうな市原隼人
市原隼人(36)はいつも眩しそうです。どうしてあんなに眩しそうなのか。私が考えるに、自分が放つセクシービームが乱反射し、その光があまりにも眩し過ぎるのではないか、と。
昨年は、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、御家人・八田知家を演じ、その肉体美をチラ見せ。血なまぐさい時代劇に、セクシーを取り入れ、私たちを楽しませてくれました。
「こっち向いてよ向井くん」のマンガ的設定
そして、現在。夏ドラマ「こっち向いてよ向井くん」(日本テレビ系)で、またもやセクシービームを大量発生させています。
市原演じる環田和哉(かんだ・かずや)は、赤楚衛二演じる主人公の向井くんの飲み友達で、恋愛に疎い彼の相談相手でもある坂井戸洸稀(波留)の上司であり、交際中のお相手でもあります。
さらに、かつて、向井くんと同じ会社で働いていたことがあり、憧れの先輩でもあるという役柄です。そんなマンガみたいな偶然があるの!? って思いましたが、原作がマンガなのでアリなのでしょう。
もうドラマには出演しない…?
環田はバツイチで、二度と結婚しない派。結婚せずに恋愛のおいしいところだけを味わっていきたい派の坂井戸とはお互いの利害が一致していたのですが、そこに向井くんが現れたことで関係性が変わっていきます。
焦った環田は、向井に「坂井戸にちょっかい出すな」と牽制球を投げ、坂井戸にも「結婚しよう」とプロポーズ。結果、玉砕してしまうわけですが……。
大人の余裕をかましていた環田が焦って策を誤まるところ、人間らしくてカワイイなと思ったのですが、坂井戸的には違ったようで……。
いろいろありまして、ファミレスで、一緒に朝食をとる向井くんと坂井戸とは対照的に、ひとりでシャレオツな朝食を作って「おいしい」と食べる環田に、「私でよければ一緒に食べますよ」と思わず話し掛けたほど。
ネット情報によれば、エキセントリックな性格が災いし、なにやらトラブルがあって、もうこのドラマには出演しない、ということですが、真偽のほどはわかりません。が、市原が演じた環田のおかげで、ドラマがグッと面白くなりました、と一言お礼を申し上げたく。
今秋には「おいしい給食」の新作が味わえる
市原のまったく違う姿を見られるのが、「おいしい給食」(TOKYOMXほか)です。給食を愛する教師、甘利田幸男を実に軽妙洒脱に演じていて、これが同じ人か、と思うほど。とにかく面白くて大好きな作品です。
Season1、Season2と放送されており、この秋、新作のSeason3が放送されるというので、これは楽しみ。
今、TVerで、昔のドラマを放送していて、市原が主演した2013年「カラマーゾフの兄弟」(フジテレビ系)を見ることができます。
あのドストエフスキーの原作をもとにしたなかなかの衝撃作で、市原が主演をしています。斎藤工が長男、市原が次男、林遣都が三男。イケメン揃いです。
そんなイケメン三兄弟の父親が吉田鋼太郎です。使用人で父親の隠し子を演じているのが松下洸平。10年前のイケメンたちを愛でる意味でもチェックする価値ありです。
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