田中みな実が三太郎シリーズに“降臨”
フリーアナウンサーで俳優の田中みな実(36)が絶好調だ。12日にはティファニー表参道のオープニングイベントにベージュのロングドレス姿で登場。9月1日からは人気CM「au 三太郎」シリーズの最新作「鬼嫁登場篇」に出演しているが、菅田将暉(30)演じる鬼ちゃんの妻・鬼嫁役での“恐妻”ぶりが話題になっている。
2020年10月の番組開始当時からMCを務める人気バラエティー「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)を今月末に卒業すると地上波のレギュラー番組は消滅となるが、演技の仕事はコンスタント。今年3月にはNHKドラマ「悪女について」で前後編の作品ながら主演、4月期には「あなたがしてくれなくても」(フジテレビ系)、続く7月期「ばらかもん」(同)でも重要な役どころを演じているのだ。
所属事務所であるフラームの“看板”、広末涼子(43)が不倫騒動による無期限謹慎処分となり、田中もフル稼働を強いられているという報道もあったが、それだって人気あってこそ。
「俳優業1本に専念する土台はできた」
芸能リポーターの川内天子氏はこう言う。
「TBSの局アナ時代は『みんなのみな実』なるキャッチフレーズのもと、ぶりっ子キャラで“女性の敵”を演じていましたが、フリー転身後は持ち前の美貌を武器に美容分野で頭角を表し、ぶっちゃけトークにツンとした媚びない姿勢も見せた。4年前の2019年に発売した写真集の発売部数は60万部、年収は一時7000万円と報じられるほど。2015年の退局以降、同性から熱い支持を得ているのは周知のとおりです。
そして何よりCM起用数もポイントが高いですね。今年放送開始となったCMだけで4本、俳優業1本に専念する土台はできたといえるでしょう。田中さんは真逆なキャラ転換が成功した珍しいタイプです」
あの時といえば藤森慎吾?
「(鬼嫁役で)どんどん婚期が延びるなあ~」
「(結婚は)あの時ポンってしとけばよかったなっていうことですね」
三太郎シリーズのCM撮影を振り返る動画では、元彼の藤森慎吾(40)を想起させる匂わせ発言が……。
「たびたび結婚をネタにする絶妙のあざとさも、さすがのひと言。鬼嫁のCMは全国区で子供から中高年まで幅広く認知度を広げるチャンスですから、民放ドラマの主役や大河ドラマ出演を狙っているのではないでしょうか。野際陽子さんのように『元アナウンサーなの?』と驚かれる存在に化ける可能性すらあります。ワンランク上のステージにいけるかどうか、正念場ですね」(前出の川内天子氏)
成功例の少ない元アナの俳優枠。いつの日か、「演技のみな実」をうたえるか。
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