ギャラ飲みとキャバの二刀流3年、整形費1000万円でデザインしてきた

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2023-10-12 16:48
投稿日:2023-10-04 06:00

「ギャラ飲み」とは?

 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全国的に利用エリアが拡大していて、注目度が高まっているんです。

 ちなみに「ギャラ飲み」とは、男性(ゲスト)が女性(キャスト)にお金を払って食事やお酒を楽しんだりすること。「飲み」といっても飲食に限らず、美術館やゴルフコースを一緒に回ることもある、いわば『出張コンパニオン』に近い形態です。

 なかでも、大手サービス「pato」に登録するキャスト(通称「pato嬢」)は狭き門をかいくぐった美女だけがなれるとか。一体、どんな人が……?

 pato嬢として働くキャストに話を聞きたいとキネカ社に連絡。彼女たちを取材してみると、驚くべき“素性(素顔)”が見えてきました。

 前回のpato嬢ルポ「『ギャラ飲み』は私の天職!月収100万円、一度だけ恋人関係に発展したお客様も…」は→コチラ

【話を聞いたpato嬢】エマさん(仮名/25歳)

 今回取材したのは、170cm近い長身でスレンダーなモデル体型のエマさん(仮名/25歳)。18歳から地元北海道でキャバクラで働き、22歳の時に友達から紹介されてpatoでも働きはじめました。

 その後、23歳で上京し、新宿から六本木へと主戦場を移しながら、キャバ嬢とpatoの二刀流で稼ぎ続けて3年が経ち、今に至ります。

 キャバクラのノルマはきつくてつらいけど、安定して稼げるのは魅力的。そして、そのストレスはpatoで楽しく飲むことで発散できているといいます。

キャバクラとpatoの掛け持ちで効率よく稼ぐ日々

 現在のエマさんの仕事の比重は、キャバクラは週4回の出勤で月100万円ほど、patoは週2~3回の出勤で月50~100万円ほどを稼ぎ、月収はおおよそ150~200万円です。

 毎月50~100万円は貯めており、貯金総額は800万円ほど。

「昔はブランド物にも興味があったけど、今は一切買わないですね。旅行にも食事にもお金を全く使ってません」と話すエマさんは、一体何にお金を使っているのでしょうか。

美容整形に1000万円!韓国へ手術しに行くことも…

 キャバクラとpatoの二刀流で稼いだお金の使い道は、「patoに出勤する時に着る男性受けしそうなタイトワンピースなどの洋服を買ったりもしますが、一番お金をかけているのは美容整形ですね」。

 その範囲も全身に渡り、脂肪吸引に250万円、糸リフトに100万円ほど、切る方のフェイスリフトに180万円など。

 中でも一番お金をかけているのが「鼻」で、入れたり取ったりとデザインを変えながら400万円は使ったといいます。

美容大国・韓国へ…

 ある時、切る方のリフトをしたかったものの、日本では1年半待ちになってしまう時があり、そんなに待てないので韓国へ行って手術を受けることに。

 韓国への渡航費や宿泊代も含めて総額250万円かかりましたが、手術前は飲食が制限されるため食事や観光も一切せずに、手術だけしてすぐに帰国したというのですから、その美容へのストイックさは並々ならぬものです。

「整形手術に伴う痛みの方は、大丈夫ですか?」と聞いたところ、エマさんは「もはや痛みは感じないですね。むしろ(綺麗になって)やったー! という気持ち」だと言います。

 周りのキャバクラ友達もみんな美容整形をしているそうで、中には総額2000万円以上もかけている人もいるのだそう! 美しくなるための資金を自分でしっかりと稼ぐために、キャバクラとpatoをかけ持ちして日夜働いているのです。

田中絵音
記事一覧
日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
ブログXInstagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


母親は夢を諦めなきゃダメですか?夫を「支えてあげて」の言葉が悔しい
 かつて漫画家を目指していた夫婦の絵里奈と拓郎。双子の子供ができたことを機に、夢を諦め堅気の生活をしている。  夜...
浮気より酷い夫の裏切り SNSには私の知らない「もう1人の彼」がいた
 かつて漫画家を目指していた夫婦の絵里奈と拓郎。双子の子供ができたことを機に、夢を諦め堅気の生活を暮らしている。 ...
妊娠妻の電話に出ない…いまだ夢見る漫画家志望の夫とワンオペ妻の軋轢
 初夏の印象が霞むほどの汗ばむ陽気の午前中。  林絵里奈は井の頭公園の池のほとりのベンチに腰を掛け、在りし日のデー...
「晩ごはん何?」焼肉、すき焼き却下でもやし炒め! 家族間攻防LINE3戦
 仕事で疲れて帰宅した時、一番楽しみなのは晩ごはんですよね! とはいえ、主婦としては毎日の晩ごはんのメニューを考えるのも...
【ファミマ】コンビニ衣類正直レビュー、ショーパンゆる履きはOKだけど
 ファミリーマートとファセッタズム(FACETASM)のデザイナー落合宏理氏が共同開発した衣類「コンビニエンスウェア」。...
【独自】すいかばか初の“夕方専用すいか”、気になる出来栄えは?
 すいか生産量全国47位、ごくごくレアな山梨県ですいか作りに情熱を注ぐ「寿風土(こどぶきふうど)ファーム」代表の小林栄一...
インフルエンサー退職願望のアラフォー、“発信=スキル”なる大きな勘違い
 普通の会社員を続けることに不安を感じる女性が増えています。周囲に自分の才能を活かして稼いでいるがいると、「自分も何か発...
職場やママ友“ケチな人”との付き合い方5選 1円単位で文句ブーブーは勘弁
「この飲み会、私はあまり飲んでないから、あなたたちが多めに払ってくれるよね?」「ここの料理、5,000円もするの? え〜...
背徳感がたまらにゃい♡ ガラステーブルの下から見る涼し気“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
夏場の観葉植物、様子が変!間違った育て方、救済法、最新便利グッズまで
 危険な暑さが続く夏。猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は古い平屋の建屋のため、エアコンをフル活用しても、毎日が熱中...
きっと、夫も気付いていた…40女が長年の“腐れ縁”にケリをつける日
 実は筆者には、結婚前から長く続いている“腐れ縁”があります。その相手を仮にP氏とします。
くねくねコロンは信頼の証♡ 無防備な“たまたま”をガン見しちゃおう
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
目的地は決めてない 見知らぬ町を深夜にふらつく解放感
 終電が終わって、深夜の踏切はしばしの休憩。また朝から大忙しだからね。  こちらは明日は予定もないから、見知らぬ町...
【難解女ことば】「婆」の部首はさんずいではない。正解は?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
母と夫がまさか…流行りの性格診断で腰抜かす『16Personalities』が怖い
 SNSのプロフィールに診断結果のアルファベットを入れたり、それぞれの性格をコンテンツにまとめたりと、若者を中心に流行し...
2024-07-06 06:00 ライフスタイル
玄関でモワ~ン、子供の足が臭い! 家庭で簡単にできる3つのニオイ対策
 子供が成長するにつれて気になってくるのが「子供の足の臭い」です。特にスポーツをやっている子供や、汗をかきやすい夏などは...