平日夜8時、話題のオーケー銀座店の惣菜コーナーに行き完全敗北した件

コクハク編集部
更新日:2023-10-21 10:36
投稿日:2023-10-21 06:00
 10月17日、東京・銀座3丁目のマロニエゲート銀座2内に「オーケー銀座店」がオープンして話題になっていますね。銀座の一等地に“地域最安値”を売りとしたスーパーが満を持して進出! などと、情報番組やワイドショーでもこぞって紹介していますが……。

マロニエゲート銀座2に出店!

 あらゆるメディアで、オーケーの名物である299円(税別)のお弁当がフューチャーされています。銀座でランチといえば、1000円以上はざらのざら。そんな界隈のランチ事情に一石を投じるのではと盛り上がっていますが、オーケーといえば、ピザや惣菜の充実ぶりも見逃せません。

 仕事で脳みそをフル回転させ、歩き回って、ヘトヘトの平日夜。帰宅してから自炊するのは面倒すぎるし、もはや1ミリも余力が残っていない……。

夜に狙いを絞ったワケ

 私はいま銀座にいる。たまには贅沢して三越の地下でお惣菜を買っちゃう? 夜7時にもなれば、安くなってるものもあるだろうし。そんなシチュエーションでの選択肢がひとつ増えたのは、めちゃ嬉しい!

 というわけで、昼ではなく夜狙い。ある平日夜、仕事をマッハで片付け、オーケー銀座店に行ってみたのです。

スーツ姿のビジネスパーソンはじめ、老若男女の客で大賑わい

 夜7時45分すぎ。スーツ姿のビジネスパーソンが次から次へと大きな袋を抱えて、店から出てきます。丸の内・八重洲界隈で働く人にも便利な立地。ぱっと見、男性率も高いなあ。インバウンド客もバラマキ用らしきお菓子を大量買いして、ぞろぞろと……。

 地下1階と地下2階の2フロア。店内は撮影禁止なので、残念ながら画像はないのですが、晩酌好きな筆者の目には、

・ワインがPB含め、チョー充実している
・有名メーカーの冷凍商品がめちゃお買い得
・串刺しされた焼鳥用の生肉がとっても種類豊富
・チーズ、生ハム、オリーブ、ナッツ類などおつまみ系も手厚いラインナップ

 といったあたりがたいへん魅力的に映りました。オーケー銀座店、すばらしい。

 でもって、今日イチお目当ての地下2階奥、惣菜コーナーに足を運ぶと……ない、ない、ない。

 商品がひとつもないっ! 棚はスッカラカン、すべて売り切れ状態です。

 人込みの中であれやこれやと買うんだろうな、と乗り込んだものの、オープンから間もないこともあり、夜8時では出遅れた感たっぷり。戦うことさえ叶わず、完全敗北です……。

この日の戦利品は…

 この日の戦利品は生もの類は避け、自宅近所(都内)のスーパーより、体感で1~3割りほど安いお馴染みのものばかり。

 狙っていたオーケーの手作りピザ(1枚30cmのホール/498円・税抜き=以下同)がゲットできなかったので、伊藤ハムのピザガーデン(マルゲリータ)を購入。こちら1枚198円!

 ほかにはスウィーティオバナナ1房(159円)、Kiriクリーミーポーション10P入り(409円)、えのきだけ1袋(68円)、山形のとびきりそば1袋3束入り(378円)など計6点を購入し、総計1786円。

 オープンしてまだ数日、平日夜のお惣菜調達は、もう少し落ち着いてから利用するのが得策かもしれません。

出口の動線がやや不便?

 あと。

 難点をひとついえば、動線がやや不便でしょうか。地下2階で会計を済ませた場合、目の前の出口はエレベーターが2基あるだけ。マロニエゲート銀座2は地下2階、地上7階立てのビル、「上」ボタンを押したところで、すぐにはこず、地上にあがるのもやっとこさ。

 フロア中央近くのエスカレーターも利用できますが、再度押し扉のあるゲートを通過しなければならず、すんなりとはいきません。構造や防犯等を考えると苦肉の策だったように見受けられますが、ちょっと面倒くさい……。

 そんなこんなで惣菜を一品も買えなかった完敗ルポ、少しでもお役に立つようでしたら幸いです(苦笑)。

(編集O)

オーケー銀座店
address:東京都中央区銀座3-2-1 マロニエゲート銀座2 B1・B2
営8時30分~21時30分

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


浮気を警戒したら逆ギレ!?  私が「絶対に謝りたくない」と思った瞬間7選。何でこっちが悪者なの?
「仕方なく謝ったけど…これ私、悪くないよね?」誰しもそんな気持ちになったことがあるのではないでしょうか。  今回は...
30代はご褒美ボディケア、中年女は塗り薬まみれ。色気から進化した風呂上りの「おばケア」事情
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
定時で帰っていいよ→役立たずってことですか!? 職場で出会った「めんどくさい女」図鑑。扱いに困るよ~
 あなたの周りに“めんどくさい女”はいませんか? 今回は体験談を交えながら、接し方に困る女性の7つのケースをご紹介します...
女性の“性”は「下ネタ」なのか? タブー視する社会に言いたい、語り合うことで生まれる安心感
 性の話題は「恥ずかしい」「隠すもの」とされがちですが、思い切って触れてみると、不思議と距離が縮まります。普段は口にしづ...
45歳、いつになれば楽になる? 自由に生きてるはずの私が、定食屋の秋刀魚で涙を滲ませた理由
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
月経不調はストレスで悪化する? “脳疲労”と生理痛を軽くするセルフケア【専門医監修】
「生理痛はいつものこと、仕方ない」「PMSは気のせい」--などとガマンしてそのままにしていたり、鎮痛薬でやり過ごしたりし...
“推し”は最初から決まっていた…元芸能人が明かす「オーディション番組」の過酷な裏側と選ばれる子の共通点
 世間を揺るがす芸能界のさまざまな噂。ニュースとして報じられ、真実が明らかになることも増えました。現在は清浄化が行われて...
「お尻トントン、もっと~!」可愛すぎる“にゃんたま”の甘えに抗えない♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「寝てるカナ!」「ぁりがとぅ」それ、なんとかならん? Z世代が震えた“大人のクセ強”LINE6選
 流行り言葉は目まぐるしく移り変わりますが、やっぱり受け入れられない言葉はあるもの。今回は、どうしてもモヤモヤしてしまう...
「生理痛で婦人科に行くなんて大げさ」は間違い。月経不調の陰に潜む病気のリスク【専門医監修】
「月経前や月経中の腹痛がひどい」「頭痛や気持ちがわるくなったりする」「イライラが止まらない」…そんな月経にまつわる不調を...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第103回「みんなで百物語ニャーン!」
【連載第103回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
【漢字探し】「鎌(カマ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
40代、気づいたらぼっち…まぁ、仕方がない3つの理由と“新しいつながり”の見つけ方
 40代を過ぎてから「友達が減った」と感じていませんか? 学生時代に親友と呼べるほど仲の良かった友達でも、気がつけば年賀...
メン地下「推し活」でメンタル崩壊、ストーカー寸前…沼りすぎた女たちの壮絶リアルな体験談
 いろんな意味で話題の「メン地下(=メンズ地下アイドル)」は、激しいハマり方をする女性ファンが多いことでも有名です。 ...
義母からの過干渉が「上司より怖い…」30歳新妻を追い詰めた“凶器”のようなLINE
 私の友人ユリ(30歳・事務職)が結婚して半年。幸せいっぱいの新婚生活を想像していた彼女を待っていたのは、思わぬ“監視網...
やってもた! 買って後悔した“便利グッズと家電”無駄遣いエピソード。バナナケースってマジで何で買った?
 今日も日本中で便利グッズや便利家電が生み出されています。でも、中には便利なはずなのに使ってみると「絶対いらないわ…」と...