「グリコ」から始まる男女の恋
で、佐弥子が大学に行くきっかけになったのが、道枝駿佑(21)演じる小笠原拓です。佐弥子がスマホを落としてそれを拾ったのが拓でした。ミッチーが拾ってくれるなら、私もスマホを落としたい!
これから“スマホ落とし”女子が増えるかもしれません。お礼にと缶ビールを飲みながら、なぜか「グリコ」をやる2人。どういう話から階段で「グリコ」をやることになったのかわかりませんが、ま、ラブコメに免じて許すとしましょう。
拓が建築学科の学生だと知り、自分も「大学に行きたかった」と心の内を話す佐弥子に、拓は「今からでも遅くないんじゃない。なればいいじゃん、大学生」と。その言葉に奮起し、大学を目指すことになったわけです。
サグラダファミリ家で拓と再会した佐弥子。そんな偶然あるわけない! と思いつつ、それこそがラブコメの醍醐味なので、これも許すとしましょう。
ところが、佐弥子が「スマホ」「グリコ」と言っても、拓は「ちょっと何言ってるかわかんない」とサンドの富澤みたいなことを言い、まったく覚えていない様子。
「逆に、覚えてないと思う?」
ですが――。佐弥子の歓迎会のあと、2人きりになった際、階段を「チョ・コ・レート」と言いながら降りる拓。それに気づいた佐弥子に向かって、「本当に大学生になったんだね」と。「覚えてたの?」と驚く佐弥子に、「逆に、覚えてないと思う?」と、この日、一番のスマイルを見せます。
これに「ウッ。キュッとさせるんじゃないよ」と佐弥子。多くの視聴者が悶絶したことでしょう。
終始、無表情なミッチーでしたが、それは演技が拙いのではなく、すべてはこの笑顔のためだったのです。ミッチーの笑顔に、明日も頑張ろうと思いました。
なにやら訳ありの年上有名建築家
そして、もうひとり。佐弥子が10年前から憧れ、なにやら訳ありの有名建築家で、サグラダファミリ家のオーナーでもある安藤政信(48)演じる日向祥吾もこれから本格的に絡んでくる気配。年下男と訳あり年上男の間で揺れる佐弥子、なんとも羨ましい展開です。
この秋は、広瀬アリスに自分を投影させ、ミッチーと“アオハル”を楽しむといたしましょう。
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