寂しがる親との距離感、よい解決策は?大人になるほど複雑に

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-11-17 06:00
投稿日:2023-11-17 06:00
 みなさんは、親との距離感って考えながら付き合っていますか? ベタベタしすぎず、ドライすぎず、お互いを尊重し合えるのが理想ですが、なかなかうまくいかない時もあります。
 でも、その寂しさを自分が埋めようとすると超大変です。何かいい方法はないものでしょうか?

親とどう向き合えばいいの?

 

 

 

親の興味を引くものを提案してあげる

 大人になってくるとよく耳にするお悩みの一つが、親との関係性。義理の両親とそりが合わない話は、わりとエンタメ的な要素もあって「あるあるネタ」なのですが、自分の親との関係ってよりセンシティブな話になりますよね。

 当然ですが、私たちが大人なれば、親も同じだけ年をとります。そしていつの間にか、私たちが頼られる側になるんです。

 そうなった時に周りからよく聞くのは、「親が寂しがって困る」という話。実家が遠い人なんかでは本当によく聞きます。

 子供が手を離れて時間ができると、なんだか急に家が広く感じたり、静かな夜が寂しくなったり……。そんな気持ちを想像すれば理解できますよね。

 だけど、子供には子供の人生があります! だからこそ、親との距離感は大事なんです。

 私たちがすべきなのは、親の寂しさを埋めてあげるのではなく、寂しさを埋める方法を教えてあげるんです。

好きそうな場所を具体的に教える

 例えば家から通える範囲に、習い事をできる場所はないか? おいしいごはん屋さんはあるか? 日帰りで行ける観光スポットはどこか? など。

 おそらく、読者のみなさんの親御さん世代なら、ネットで調べる習慣ってあんまりないんじゃないかと思います。具体的な場所を教えて、だんだんと能動的に動けるようにしてあげる。

 そうして、自分で孤独感を埋められるようになれば大成功です。ちなみに義理の両親にも使えますよね(小声)。

 大人になるほど難しくなる親との関係、お互いにwin-winでありたいものですね。

登場人物紹介

コミ:どろんぱの人気ホステス。いつも明るく元気に仕事をしているが、プライベートでは悩みも多いのかも。

マキさん:どろんぱのナンバーワンホステス。コミの憧れの人で、おっとり顔の毒舌。3人の子持ち。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


夏の終わりの朝顔が音符にみえた 五線譜は秋のメロディーか
 暦の上では秋でも、季節はそうガラッとは変わらない。  日陰に逃げ込んで顔を上げたら、フェンスに絡まる朝顔が五線譜...
超絶美人な友達と比べられ、つらいと思うのは仕方がない?
「仲良しの友達が超絶美人で、劣等感でいっぱいになってつらい……」  そんな悩みを抱えている女性は少なくないのでは? 人...
食欲の秋本番! ごはんコールにウキウキな“たまたま”君たち
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ほっぽらかし園芸はズボラの味方! 秋に植えたい「宿根草・多年草」6選
 頭の構造が単純で「めんどくせぇ」が口癖。そう、ワタクシは“どうなんでしょうね”な超ズボラ人間でございます。  そ...
自分を変えるのがイヤなら場所を変えればいいんじゃない?
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
がっつーん、でも友達でよかった!酒に溺れた廃人寸前の女性を救った一言
 持つべきものは友達といいますが、本当につらい時に支えてくれるのは、利害関係のない家族や友達など身近な人たち。  ...
墓じまい=不幸になるは迷信です ご先祖様も子・孫も安心なメリット5つ
 跡取りがいない、遠方でお墓参りができないなどと、墓じまいを考える人が増えています。しかし、いざ現実的に墓じまいしようと...
夏の終わりはもうすぐか 去ろうとすると寂しくなる不思議
 早く過ごしやすい季節が来ないかと祈っていたけど、いざ夏が去ろうとすると寂しいもの。  自分は誰かの好意に気づかな...
毎月14日は恋人の日!韓国のカップル事情、ぶっちゃけ本当に祝ってる?
 韓流ブームが始まって以来、おさまることを知らない人気っぷりの韓国ドラマ。特にエキサイティングな愛情劇を繰り広げる恋愛系...
2023-09-29 11:10 ライフスタイル
家事も仕事も“100点”なんて無理だから!完璧主義に疲れた時の対処法5つ
 家事や仕事、子育ても「完璧にこなしたい!」と頑張りすぎていませんか。すべてを完璧にこなせれば気持ちいいけれど、完璧主義...
ご立派!器のデカさと“たまたま”の大きさは比例するのかも☆
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
おかずは最低3品!? うちの義母は連絡魔、LINEの通知来るたびにしんどい
 結婚するとほぼ漏れなくついてくるのが「義母問題」です。仲良くなれたら悩みはないのですが、そう簡単にうまくいくケースは少...
看護婦さん? それとも看護士さん? 看護師さん??
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
KALDIサマサマ☆ALL500円以下! “プチプラ”ハロウィンおやつ5選
 暑い暑いと言っている間に、いつのまにか9月も終盤。秋の気配が色濃くなってきました。  となると、気になるのはハロウィ...
「卒業」ばりに花嫁略奪!事実は名画より奇なり、破天荒な友人がヤバすぎ
 破天荒とは、「誰もしなかった前代未聞の行動をする」ことを意味します。そして、世の中には、まさに「破天荒」の言葉にふさわ...
ほっこり読み切り漫画/第58回「サクラ鳴く」
【連載第58回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、...