誠実なダサ男、写メも無頓着…ダンチな彼に不満な35歳インフルエンサー

並木まき ライター・エディター
更新日:2023-12-30 06:00
投稿日:2023-12-30 06:00

バカにしてるの?

 希美さんからコウジさんに「趣味で撮っているわけじゃないんだから、もうちょっと写真の撮り方を勉強して、ちゃんとしたものを撮ってほしい」とお願いをしたこともあるそう。

 ところがコウジさんから返ってきた答えがあまりにも雑で、希美さんのイライラはさらに募ってしまったと言います。

「ヘラヘラしながら『下手な写真も、味があっていいでしょ?』って言ってきました。

 信じられません! インフルエンサーとしての活動を、バカにしているのかな? とすら思ってしまいましたよ。

一緒にいても恥ずかしい

 しかも、コウジはもともとの生活が地味すぎるので、話題のレストランに一緒に行っても服装はダサいし、食事のマナーも身についていないから、一緒に行く私が恥ずかしく感じる場面も多いんです。

 この前なんか、ニューオープンのレストランに招待されてコウジと一緒に行ったんですけど、お店の人がコウジのことを私のアシスタントだと勘違いしたくらいです」

ライフスタイルが違いすぎるけど、別れるのは惜しい

 年齢的に結婚も意識しての交際をしているという希美さん。

 しかしここまでライフスタイルが異なるパートナーと夫婦になった先に、安定した結婚が待っているとは思えず、強い不安を抱えているそうです。

「いつまでもインフルエンサーを続けるつもりはないですけど、コウジと一緒にいたら自分がどんどんダサくなってしまうんじゃないかという不安もあります。

 だけど結婚するなら、真面目で地味で誠実な男性がいいなっていうのもあるので、コウジと別れるのは惜しいのかなっていう気持ちもあるんですよね…。

 せめてもう少しだけ、コウジが私のライフスタイルを理解してくれて歩み寄ってくれればいいのに、何度私から話をしても状況は変わりません。

そろそろ見切りをつけるべき?

 彼は、私との関係をどう考えているんでしょうね?

 将来の話も具体的には出てこないので、そろそろコウジに見切りをつけて、別々の人生を歩むことも考えたほうがいいのかなぁ。

 年齢的に焦りも出てきたから、年明け早々には結論を出したいですけど…」

 もはや恋人と会っているときにも、ストレスばかりが募っていると希美さんは話します。

  ◇  ◇  ◇

 では、恋人であるコウジさんは、今の状況や将来についてどんな思いを抱いているのでしょうか。

 次回に続きます。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


初めて自慰行為を知った日。母激怒、当時はセルフプレジャーなんて皆無
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。2年前の48歳までセックスをしたことはなくても「セルフプ...
mirae.(みれ) 2024-10-08 11:42 ラブ
押し広げて奥に進む! ハードな愛撫を求める上級者におすすめ
 ピストンバイブを試してみたいという女性は、ハードな刺激を求めているとみて間違いありません。  しかし、ハードとひ...
桃子 2024-05-19 06:00 ラブ
サレ妻“み”のXが話題さらった件【専門家警鐘】不倫女への“鉄槌”正解は?
 30代サレ妻の「み」と称したXのアカウントが話題になっているのはご存じか。フォローは12万人(現在は削除)で、夫が職場...
「未来永劫結婚ナシの女でもズルズル」40男が眈々と待つ恋人が爆発する日
「冷酷と激情のあいだvol.195〜女性編〜」では、結婚前提で交際を始めた恋人と、交際1年を過ぎても具体的な進展がないこ...
並木まき 2024-05-18 06:00 ラブ
「結婚前提交際だよね?」婚姻関係を露骨に拒む彼と闇落ち寸前の38歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-05-18 09:24 ラブ
夏前に元カレと「復縁できる女/無理な女」自爆テロより効果的な仕掛けは
 夏が近づくにつれて増えてくるのが、「元カレと復縁したい」と考える女性たちです。  なんとか彼の気持ちを取り戻そうと、...
内藤みか 2024-05-16 06:00 ラブ
元彼との復縁、前兆あり。リアルでもXでも「おすすめ」されたら…
「彼ともう1度やり直したい」と、復縁を望んでいる女性は要チェック! 今回は、復縁の前兆として見られるサインを6つご紹介し...
恋バナ調査隊 2024-05-16 06:00 ラブ
結婚したくない男たちのホンネ6選 見切るか粘るか決めるのはあなた次第
 アラサー・アラフォー女性なら、今の彼氏との結婚を視野に入れているのではないでしょうか。でも、その彼氏があなたとの将来を...
恋バナ調査隊 2024-05-14 06:00 ラブ
「将来見据えて倹約したいのに…」妻のお出かけ願望が理解できない30代男
「冷酷と激情のあいだvol.194〜女性編〜」では、結婚早々に節約生活を強いられている生活に嫌気が差している新妻・果穂さ...
並木まき 2024-05-11 06:00 ラブ
非正規雇用のアラフォーが結婚した男は、“夜のベッド”が生き甲斐のケチ夫
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-05-11 06:00 ラブ
「子供欲しい」が夫に言えない…タイムリミットに焦る妻の複雑事情
 夫婦であれば、夫に「子供欲しい」と言うのはそう難しくないはず。でも、言えずにモヤモヤしている女性もいるようです。今回は...
恋バナ調査隊 2024-05-10 06:00 ラブ
結婚に優柔不断な彼はいつ見限るべき?「時間を返して」と嘆く女性たち
 定期的に会い続けている仲の男性がいるけれど、今後のことについて話をしようとすると避けられてしまう。そんな悩みを抱えてい...
内藤みか 2024-05-09 06:00 ラブ
①ナル②浮気③競う④群れ サッカー部だった男の嫌いな特徴5、ラス1は
 モテる男の部活といえば、何を思い浮かべますか? そうですね、サッカー部です。学生時代、サッカー部のイケイケ男子に憧れて...
恋バナ調査隊 2024-05-08 06:00 ラブ
幸せになれるのは超わずか…セフレの終わりは突然やって来る
 付き合ってはいないものの体の関係を持つセフレ。「割り切った関係」「楽な関係」であるため、恋愛が億劫になっている人は憧れ...
恋バナ調査隊 2024-05-07 06:00 ラブ
父が浮気している…? 大人になった今だからできる4つの家庭崩壊回避術
 あなたは自分の父が浮気していると知ってしまった時、どうしますか? もし知ったのが未成年の頃であれば、誰に相談していいか...
恋バナ調査隊 2024-05-06 06:00 ラブ
え、彼氏いたの?処女のままの私と、処女を喪失していたオタ友への嫉妬。
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。2年前の48歳まで性体験がなかった私ですが、これまで処女...
mirae.(みれ) 2024-10-08 11:41 ラブ