久しぶりで股関節も硬い…40女“ご無沙汰ベッドイン”を楽しむヒント3つ

内藤みか 作家
更新日:2024-01-04 09:38
投稿日:2024-01-04 06:00

2. アダルトな動画の鑑賞

 次にKさんが試みたのはアダルトな動画の鑑賞です。

「どういう流れでどういう行為をするのかが把握しやすいので、動画をチェックしておいて良かったと今では思っています」とKさんは満足げ。

 アダルト動画を鑑賞して予習しておくと、全体像も把握できますし、なにより行為についての刺激も軽減します。

 3年ぶりにいきなりいろいろな刺激を味わうと、戸惑ってしまうかもしれないので、事前にアダルト動画を鑑賞しておくのも行為を楽しむための有効な方法です。

 現代ではネットで手軽にアダルト動画をレンタルや購入できるため、女性のアダルト動画視聴者は増加傾向にあるといいます。

 なかには女性向けアダルトビデオもあり、それは男性向けよりも内容がソフトで、安心して視聴できるのでおすすめです。

3. 秘密兵器に頼る

 アラフィフの年齢になると、閉経にも直面します。

 Kさんもそのひとりで、「もう半年以上生理が来ていない」とのこと。

 徐々に女性器も変化が起き、いざそういう状態になった際に、「うまく濡れるだろうか…」といった不安も抱えていました。

 そのモヤモヤを女友達に打ち明けると、いいものがあると潤滑ゼリーを教えてもらいました。

 敏感な部位にそれを塗っておくと、滑らかに動くようになり、痛みも感じなくなる人がほとんどなのだそうです。

 こうしたゼリーはドラッグストアや、オンラインでも購入できますし、それほど価格も高くはありません。

 あらかじめ用意しておくことでKさんの心強いお守りになっています。

ふれあいの延長

 長い間そうした行為をしていないため、ハードに感じ、もう自分にはできないのではないかと不安を抱く女性もいます。

 けれど、60代や70代になってもセックスを楽しんでいる女性は大勢います。

 まずはその不安を少しでも軽減するのが必要です。

 男女のふれあいの延長線上に性行為があると考えれば、抵抗感も薄れるのではないでしょうか。

 好意があれば、相手に触れたいと考えるのは当然でしょう。

 握手や手をつなぐところから始めて、若い頃よりも気持ちに余裕が持てる世代なので、焦らずに、少しずつ相手を知っていくのも大切です。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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