恐怖の親知らず抜歯!30女が超ビビりながら人生初抜歯した話

コクハク編集部
更新日:2024-01-13 06:00
投稿日:2024-01-13 06:00
 皆さんは親知らずがまだ生えていますか? 筆者は30代になってもすべての親知らずが生えたままです。
 歯は大切にしているつもりですが、ある日の昼食にナンを食べているとガリっと音がして、右上奥の親知らずが欠けてしまったのです。
 恐る恐る歯医者に行くと、「虫歯になってますね。もういい加減諦めて抜きましょう」と抜歯宣告をされてしまったのです。

親知らずを抜きたくない30女の末路

 私は人生で一度も抜歯の経験がなく、とてつもなく恐怖心があります。できるなら、絶対に抜きたくありません。

「何とか治療できませんか?」

歯医者「親知らずを治療するなんてほとんど聞かないし、うまくいかないと思う。そもそも歯として機能していないんだから、抜いていいんだよ」

「歯を抜いた経験がないので、本当にこわいんです」

歯医者「抜歯担当医に抜いてもらうから大丈夫。あなたの場合、真っ直ぐに生えているし、上の親知らずならすぐに抜けるよ」

 ゴネる筆者をよそに、抜歯担当医が勤務する日に予約を組まれてしまいました。

 その後、「虫歯になった自分の責任でもあるし、欠けてしまってるし、今回ばかりは仕方ないか」となんとか自分を納得させたつもりでした。

 しかし、実際の予約日になると、ストレスのせいか体調不良になってしまいキャンセル。人生初抜歯は延期、恐怖も持ち越しになってしまいました。

親戚の歯医者に相談してみると…

 それから年末年始に親戚の集まりがあり、義兄が歯医者なので、「人生初、親知らずを抜く」と相談してみました。

  ◇  ◇  ◇

義兄「まあ親知らずは、抜いてみないと分かんないところはあるよねぇ。レントゲンに映らない部分でイレギュラーがあると時間かかったりするしね。でも真っ直ぐに生えているんでしょ?」

「ええ、こわ…。一応、抜歯担当医がいるみたいで…」

義兄「じゃあ大丈夫じゃない? どんなに腕のいい教授クラスでも、ドツボにハマる時はあるしね…。あとは実際に抜いてみないと分からないから、人による。親知らずは運みたいなとこあるよ!」

「……(運なのかーい)。」

 その後も専門的な話をされ、最大限まで不安と恐怖心を煽られたところで会話終了。そして、ついに抜歯の日が来てしまったのでした。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


大谷の“一平ちゃん騒動”で不安 友人との金銭トラブルQ&A~弁護士解説
 ドジャースの大谷翔平(29)の専属通訳を務めていた水原一平氏(39)が、違法賭博に関与したとして球団から今月20日、電...
【スナック超入門編】どんな場所?若葉印のホステスが実感する5大特徴
 みなさんは、そもそも「スナック」がどんなところかご存知でしょうか?  キャバクラやガールズバーとは何が違うの?...
高級クラブのホステス→ギャラ飲み嬢に 面識なしで突然10万円ギフトが…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
「正しくないこと」が「美しくない」とは限らないと知った
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
松田聖子まさかの中大法学部を卒業! 通信制の学び直しで成功する人は?
 先日、歌手の松田聖子さん(62)が中央大学法学部の通信教育過程を卒業したことが話題になりました。近頃、通信制大学で学び...
瞬き厳禁! 春到来の歓びを表現する黒“たまたま”を見逃すな
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スタレビの名曲が聞きたい!仏教と深い関係のある「木蓮」とその仲間たち
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、ただいま卒業式や送別など春特有のイベント仕事で、いつにも増して花まみれの毎日...
“炎上常連”麻生さん級の「ルッキズム失言」していませんか?
 最近、よく耳にするのが「ルッキズム」という言葉です。政治家や芸能人が、何気なく言った一言で「ルッキズム発言だ」と叩かれ...
女の敵は女だから?忘れた頃にぼっ発する「専業主婦論争」をガチで考える
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  X(旧Twi...
職場の同僚ランチが苦痛すぎる…一人の時間を確保する4つの冴えた処世術
 業務内容へのストレスより、職場でのランチタイムが苦痛という人は多いですよね。正直、仕事で疲れているのに、休憩時間まで同...
離婚→シンママになり、心底よかったこと4つ 我慢は美徳っていつの話?
 世間では、離婚してシンママになった女性に対して「かわいそう」「大変そう」といったイメージがあるかもしれません。  で...
春まであと少し?
 残雪の甲斐駒ヶ岳を背にすっかり葉も落ちた葡萄畑  春まであと少しが意外と長い
春のお花と記念撮影にゃ! ウサギみたいなしっぽの“たまたま”
 きょうは、ウサギ君みたい! しっぽの短いにゃんたま君に出逢いました。  しっぽが短い猫は長い猫と比べると、臆病で...
ほっこり癒し漫画/第70回「すぷりんぐファミリー」
【連載第70回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
男と女の物語、だからこそ「娚」の当て字が使われた
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「場所代は200円いただくわ」堅実というかケチ!名目別に徴収するママ友
 ママ友と仲が良いといっても、子どもありきの関係。価値観や金銭感覚など、すべてが合うとは限りませんよね。  中には、マ...