1分で得するフェロモンジャッジ!自律神経を整え、ストレスを手放す香り

太田奈月 調香師・IFA国際アロマセラピスト
更新日:2024-02-20 06:00
投稿日:2024-02-20 06:00

フェロモン減の早春、イエローフラワーの香りで元気をチャージ!

 寒さが残る早春は男女ともにフェロモン度が下がり、生殖器にとっては大ピンチのシーズン。カップルや夫婦もマンネリ化しやすくなります。

 その原因は寒暖差などからくる自律神経の乱れで、交感神経(アクセル)と副交感神経(ブレーキ)のバランスが崩れやすくなること。

 生殖器を正常に働かせるためには、副交感神経を優位にしてリラックスし、朝・昼・晩の生活リズムを整えることが大切です。

 そこで今回は、冬から春にかけて咲く黄色い花&果実の香りを使った【フェロモン復活の香り術】を紹介します。

 この時期に咲く黄色い花は、冬枯れの山に明るい陽光を与えてくれるような、変化を乗り越えるポジティブなエネルギーを持っています。

 シトラスの香りで自律神経を整え、ストレスを上手にコントロールしていきましょう。

 まずは、現在の貴女のフェロモン度を知るための「フェロモンジャッジ」からスタート!

そもそも「フェロモンジャッジ」ってなに?

 素敵な女性はいい香りがする――。

 そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけでなく、心身ともに活力がみなぎってオスたちを引き寄せる魅力がアップします。

「フェロモンジャッジ」では、調香師・太田奈月が貴女のフェロモン度数を診断! おすすめの香りとともに日々の癒しと元気のヒントをお届けします。


【2月後半】貴女のフェロモン度を判定!

     ↓   ↓   ↓   ↓

フェロモン度90%の貴女は…

官能と純粋さを合わせ持つ最強モテ「処女」

 フェロモン度数90%の貴女は意識のあるなしに関わらず、オスが思わずムラムラしてしまう、桃のような甘い匂いを全身から発しています。

 フェロモンの源である女性ホルモンは「安定」の感情と結びついていると言われ、一人でゆっくりする時間がないとホルモンバランスが崩れ、心身ともに疲れやすくなります。

 フェロモン度No.1の処女は、特に一人で過ごす“ほら穴タイム”を充実させましょう。原始時代のほら穴のように、現代の女性にも一人で静かに過ごす時と場所が必要です。

 今だとバスタイムが最適で、電気をうす暗くしてアロマキャンドルを灯せば、完璧!

 バスタイム以外にも、一人の時間であれば朝のコーヒータイムでも、日中のメイク直しタイムでもOK。隙間時間を見つけて自分をいたわってあげてくださいね。

【フェロモンを復活させる早春の香り術】
 ミモザ

 イタリアでは女性のために贈られる花、オーストラリアではゴールデンワトルと呼ばれ、生命力溢れる大木のミモザ。女性の繊細さと強さをあらわすようなミモザの香水を処女の肌にのせると、ハチミツのように甘く香るはずです。

 爽やかで華やかな色気を感じるSHIROの「ミモザ オールドパルファン」を、花柄ワンピースのすそやフリルシャツの袖にひと吹きしてみて。

 貴女が動くたびにほのかな香りが広がって、デートにつけていけば相手もドキドキ、付き合いが長いカップルは愛が再燃しそう!

フェロモン度80%の貴女は…

大人の色気を持つ妖艶な「熟女」

 処女に次いでフェロモン度数の高い貴女は処女よりも大人の色香、ミステリアスな一面を持っています。

 好きな人との性生活の充実や女性らしいボディラインの維持によって色気をキープしている熟女は、性欲が落ちやすいこの時期は大ピンチ!

 大人の色気を育てるには、カレと一緒にいない日でも準備を怠らないことが大切です。

 一人の夜こそ、おしゃれなバスローブで身をつつみ、お気に入りのグラスでお酒を飲みながら、ロマンティックな香りとともにラグジュアリーなひと時を演出してみて。

 貴女の色気に磨きがかかり、カレと過ごす夜がさらに熱く盛り上がります!

【フェロモンを復活させる早春の香り術】
 マンダリンレッド

 マンダリンの果実の中でも熟したレッドは、熟女の色気のように甘くてジューシーな香りで人々を魅了します。「もう待ちきれない」と衝動が抑えきれない気持ちになるでしょう。

 数ある香水の中でもベルサーチの「エロス フェム」は、愛の神・エロスがマーメイドに出会ったときの衝撃をあらわした香水。マンダリンの甘い香りが熟女の肌に溶け込みます。

 バスローブや“色っぽ”ナイトウェアにひと吹きし、セクシーな気分に浸りながら夜を楽しんでくださいね。

フェロモン度50%の貴女は…

同性が惚れるかっこいい「イケメン女子」

 周囲から「かっこいい」といわれることが多く、ずばり「できる女」。ストレスがたまり、お疲れモードになると、カッコよさが薄れ、「疲れている」感が外見にも出てしまうので要注意!

 どんなに夜遅くまで飲んでいても朝に強いのがイケメン女子の特徴。多少の不調は精神力でカバーし、精力的に仕事をします。

 朝の過ごし方次第でその日の仕事の成果も、さらには夜、一人の女性に戻る時間へのバトンタッチがうまくいくかも決まるのです!

 ですから、朝は朝日を浴びて“幸せホルモン”のセロトニンを、おいしいコーヒーと朝食で“やる気ホルモン”のドーパミンを出しましょう。

 夜に仕事の鎧を脱いでフェロモンを出すためにも、朝日でエネルギーチャージすることが大切です。

【フェロモンを復活させる早春の香り術】
 レモンマートル

 朝に二度寝したり、すっきり起きれなかったときには「朝日を浴びたのと同じ」と言われるほど明るい光を感じるレモンマートルがおすすめ。

 レモンよりもレモンらしい、パワフルなシトラスの香りが特徴です。

 スプレー容器に精製水と無水エタノール、レモンマートルの精油、ライム、スペアミントを入れてかき混ぜ、ルームスプレーを作ってみましょう。

 朝日の代わりに部屋に2~3プッシュ、またはティッシュに1滴たらして空中でひらひらさせるだけでもOK。頭に心地よい香りと刺激が届き、何かいいことが起こる予感に胸がふくらみそう!

フェロモン度30%の貴女は…

独自の世界観を放つ個性的な「無臭の女神」

 確固たる信念を持ち、我が道をいく貴女。周囲からは「変わっているね」と言われることが多いのでは?

 個性的で好きなオスにも染まらず、自分の都合を優先する生き方を好むようです。

 自分のペースを乱されるのが嫌いな無臭の女神は、春はちょっとしたことでもイライラしがち。イライラすると眉間にしわが寄って全身の血流も悪くなり、ますますフェロモン度数が下がってしまいますよ。

 特にストレスを感じやすい昼間は、一人になれる場所(化粧室でもOK)に行って眉間にしわが寄ってないかをチェックし、天井を向いて深呼吸しましょう。

 お気に入りの手鏡と香りもあるとベストですね。わくわくする気持ちを取り戻し、フェロモンを充電させて!

【フェロモンを復活させる早春の香り術】
 リトセア(アオモジ)

 早春に黄色い花を咲かせるリトセアは、暗いトンネルを抜けた後の日光のように明るい気持ちにしてくれます。

 爽やかな香りが心を癒すので、日中のストレスケアにもおすすめ。

 ガラスの耐熱容器に湯をはり、リトセアの精油1~2滴をたらしてデスクまわりに置きましょう。呼吸が整って空気がきれいになり、イライラした気持ちが溶けて前向きになるはず!

  ◇  ◇  ◇

※精油の成分中には、皮膚刺激の強いものや光毒性をもつものもあります。敏感肌の方、妊娠中の方、基礎疾患・アレルギーのある方などは事前に安全性を確認し、使用するときは十分ご注意ください。

 貴女が放つフェロモンは日々、変化します。おすすめの香りを上手に取り入れ、良縁を手繰り寄せていきましょう!


 

太田奈月
記事一覧
調香師・IFA国際アロマセラピスト
 静岡県生まれ。英国ケンブリッジにてホリスティックアロマテラピーを学び、アロマセラピストとして活動、様々な人種・国籍のクライアントのトリートメントを体験する。

「肌は嘘つかない」がコンセプトのフェロモンジャッジ🄬、天然アロマ香水「アロマパルファン🄬」の創設者。イギリス・ドバイなど世界で活躍する調香師として、企業とのコラボ企画やメディアに出演。

 アロマテラピースクールに24年従事し3,000人以上を指導。現在は香りのエキスパートサロン主宰。ひとりひとりに合わせたオーダーメイド香水セッションを行っている。

InstagramYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「妊活代なんて出したくない」30代夫が“親に請求すべき”と主張するトンデモ理屈
「冷酷と激情のあいだvol.268〜女性編〜」では、5歳年下の夫が両家の親に“タカリ”をしているようで「幼稚」と感じてい...
並木まき 2025-10-18 11:45 ラブ
「偉そうな態度も不快です」老いた親に酒を“タカる”夫にゲンナリ。35歳姉さん女房の深い後悔
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-10-18 11:45 ラブ
「断るならバラすよ」マッチした男の“正体”に愕然。ときめきが地獄に変わった残酷な瞬間
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-10-17 11:45 ラブ
文系男子に一目惚れ♡→現実はだたのオタク!? 婚活女子が忘れらない“ドン引き”体験談3つ
 いまや恋活・婚活の主流となったマッチングアプリ。手軽に理想の相手と出会える一方で、合コンや友達の紹介などとの出会いとで...
恋バナ調査隊 2025-10-16 08:00 ラブ
「本当に好きなのか分からない」“別れ”を決める前のサイン、6つの判断基準を聞いてみた!
 長く交際していたり、ケンカが絶えなくなったりして、相手のことが好きかどうか分からなくなるときもあるはず。そんなときは別...
恋バナ調査隊 2025-10-15 08:00 ラブ
恋が終わる危険も!? 「とりあえずドライブデート」の落とし穴。沈黙、渋滞、迷子…帰りたくなった瞬間5つ
 会話を楽しみ、小旅行気分も味わえる「ドライブデート」。でも実は、ちょっとしたミスで失敗に繋がりやすいデートでもあるんで...
恋バナ調査隊 2025-10-14 08:00 ラブ
【漫画】「避妊しなくていいよ」女の悲しい言葉。一夜限りの男が返した“意外な一言”に救われた夜『できても、できなくても』#3
【『できても、できなくても』あらすじ】  「桃生翠さん…残念ですがあなたは不妊症です」――ブライダルチェックで発覚した...
「いいよ」連発は離婚のサイン? 夫婦関係が壊れる寸前の“危険ワード”6つ
 離婚を経験した男女に、離婚直前に飛び交っていたワードをうかがいました。ご夫婦の間で、これらのワードが口癖のようになって...
恋バナ調査隊 2025-10-13 08:00 ラブ
【漫画】「家には帰りたくない」クズ男との別れ…“魔王”と呼ばれるイケメンは何者?『できても、できなくても』#2
【『できても、できなくても』あらすじ】  「桃生翠さん…残念ですがあなたは不妊症です」――ブライダルチェックで発覚した...
「寄生虫としか思えない」47歳男性が“専業主婦 希望”を一蹴。更年期の妻を受け入れない複雑事情
「冷酷と激情のあいだvol.267〜女性編〜」では、仕事への活力が下がり、退職して専業主婦になりたい夏菜子さん(仮名)の...
並木まき 2025-10-11 11:45 ラブ
専業主婦になりたいのに…貯金ナシの44歳妻、夫が意地悪すぎると嘆き「結婚の“特権”ですよね?」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-10-11 11:45 ラブ
【漫画】「あなたは不妊症です」婚約者も仕事も失って…私は女として“失格”なの?『できても、できなくても』#1
【『できても、できなくても』あらすじ】  「桃生翠さん…残念ですがあなたは不妊症です」――ブライダルチェックで発覚した...
順風満帆だった45歳 経営者の転落。美人CAから若い女に乗り換えるはずが…地獄の「三者面談」の顛末
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-10-10 11:45 ラブ
閉経前にもう一度…“癒し”を求める50代女性「ただ話を聞いてもらいたい」男性を求める切実な理由
 ドラマやネットなどで「女性用風俗」が取り上げられることが増え、一般の女性たちにもその名が浸透してきました。  ア...
内藤みか 2025-10-10 11:45 ラブ
「恋愛は効率か、それとも不要か?」タイパ世代に広がる新しい恋愛観。20代で結婚相談所に登録も
「最近のJ-POPは、前奏が短すぎて歌いにくい」カラオケでそう感じたことはありませんか?  我々、40代が青春時代...
男の「私たち付き合ってるよね?」への本音。告白はなくても“彼女認定”されるきっかけ
「彼からの告白はないけど私たちって付き合ってるのかな?」と、曖昧な関係性に不安を抱えている女性もいるでしょう。  ...
恋バナ調査隊 2025-10-08 08:00 ラブ