ケンティー様は“価値観アップデート”のプロ
Sexy Zoneからの卒業を発表している中島健人に熱愛スキャンダルが発覚し、彼の発言の矛盾を指摘する声が相次いでいます。
しかしコラムニストで恋愛カウンセラーでもある堺屋大地さんによれば、中島のメンタリティを分析すると、その指摘は間違っているとのこと。どういうことなのか、堺屋さんに解説していただきましょう。
◇ ◇ ◇
“男女の友情は成立しない派”だったのに…
中島健人（歌手、俳優・29歳）
先月、旧ジャニーズ事務所（現SMILE-UP.／STARTO ENTERTAINMENT）の人気アイドルグループ・Sexy Zoneのメンバーであるケンティー様（中島健人様）が、大炎上してしまいました。
1月8日に3月いっぱいでSexy Zoneからの卒業を発表していたケンティー様でしたが、その直後の1月17日、「NEWSポストセブン」で元E-girlsの鷲尾伶奈さんと海外旅行に出かけていたことが報じられたのです。王子様キャラで生粋のアイドルとしてグループを牽引してきた彼の“裏切り”に、多くのファンが驚き悲しんだことは想像に難くありません。
報道に対し、ケンティー様は事務所を通じて、「鷲尾さんは尊敬するアーティストさんであり、友人の1人です」というコメントを発表。熱愛は否定したものの、実は卒業発表と同日に出演していたテレビ番組にて、コメントの矛盾を指摘される“元凶”発言をしていたのです。
「男女間の友情は成立しない」はずが…
1月8日放送の恋愛トークバラエティ番組『グータンヌーボ2 スペシャル』（フジテレビ系）にて、「男女間の友情なんて成立しない」と自ら豪語。番組で男女の友情を否定していたにもかかわらず、熱愛報道の相手とは恋愛ではなく友情だという論法で火消しを図ったというわけです。
「友人の1人」とコメントしたケンティー様の対応を苦しい言い訳だと断じ、矛盾だ“ダブスタ”だと糾弾する気持ちもわからなくはありません。
心の進化速度がハンパなく速い
しかし、ケンティー様は“価値観アップデート”のプロフェッショナルなだけで、筆者は決して矛盾しているわけではないと考えています。心の進化速度が尋常じゃないほど速いだけなのだ、と。
いまは昭和や平成の頃の古い考え方は捨て、どんどん価値観を令和仕様にアップデートしていかなければいけない時代。
そのなかのひとつにジェンダーレスの考え方があり、男女を区別する境界をなくそうという価値観が浸透してきています。
『グータンヌーボ2』収録時のケンティー様は、“男女の友情は成立しない派”で残念ながら男女を区別してしまっていたわけですが、彼はこの短期間で考え方が急激に進化し、ジェンダーレスな“男女の友情は成立する派”の価値観にアップデートされたに違いありません。
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