「40代の婚約者が別居婚を望むのは年齢的な問題?」とブルーな43歳男

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-02-17 06:00
投稿日:2024-02-17 06:00
「冷酷と激情のあいだvol.182〜女性編〜」では、婚約したヨシテルさん(43歳・仮名)のニオイを生理的に受け付けなくなってしまい、同居婚ではなく別居婚を望む鈴香さん(43歳・仮名)の切実な思いをお届けしました。
 では、ヨシテルさんは鈴香さんからの別居婚の申し出に対して、どんな気持ちでいるのでしょうか。

43歳、婚約中なのに憂鬱なワケ

「なんだかよくわからないんですけど、ちょうどこの前、鈴香さんから『別居婚をしたんだけど、どうかな』って言われて、『はぁ?』ってなったところなんですよ」

 婚約中の立場なのに、浮かない顔のヨシテルさん。

 聞けば、婚約者である鈴香さんとの関係が、プロポーズをして以降、どうもしっくりこないそうです。

婚約破棄ではないけれど

「出会った頃は、そんなふうに思わなかったんですけどね、最近は鈴香さんとのあいだに見えない壁というか、心の距離を感じるんですよね。

 おかしいですよね? 普通なら、結婚を決めたんだからグーッとふたりの距離が縮まる時期だと思うんですけ、僕らはむしろその逆です。

 鈴香さんが別居婚を望むのは、もしかして年齢のせいなんですかね?

 40代の女性と結婚をするっていうのは、お互いがそれなりに自分のスタイルをもっている年代だから、いざ同居をしてもお互いが相手に歩み寄るのはなかなか難しいだろうとは理解していますけど…」

 甘い新婚生活を夢見ていたのに、プロポーズ直後に別居婚を提案され、意気消沈したと落ち込むヨシテルさん。

 しかし婚約破棄の申し出ではないので、前向きに捉えるべきなのか…と悩んでいます。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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