初の顔出し告白!1日最高40万円稼ぐ 格闘技好きギャラ飲み女子の私生活

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2024-12-11 13:52
投稿日:2024-03-12 06:00

「ギャラ飲み」とは?

 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全国的に利用エリアが拡大していて、注目度が高まっているんです。

 ちなみに「ギャラ飲み」とは、男性(ゲスト)が女性(キャスト)にお金を払って食事やお酒を楽しんだりすること。「飲み」といっても飲食に限らず、美術館やゴルフコースを一緒に回ることもある、いわば『出張コンパニオン』に近い形態です。

 なかでも、大手サービス「pato」に登録するキャスト(通称「pato嬢」)は狭き門をかいくぐった美女だけがなれるとか。一体、どんな人が……?

 pato嬢として活動するキャストに話を聞きたいとキネカ社に連絡。彼女たちを取材してみると、驚くべき“素性(素顔)”が見えてきました。

 前回のpato嬢ルポ「私が芸能活動できるのはギャラ飲みのおかげ! 浪費に走らないタレントの卵の実生活」は→コチラ

【話を聞いたpato嬢】ももさん(32歳)

 今回取材したのは、patoのギャラ飲み一本で多い時には月収300万円以上も稼いでいるという、ももさん(32歳)。当シリーズ連載で、初めて顔出しでインタビューを受けてくれたpatoキャストです。

 それもそのはず、ももさんはpatoキャストとしてテレビ番組に出演したり、格闘技イベントのラウンドガールを務めた経歴も! patoを通じてギャラ飲みだけにとどまらず、幅広い活動をしています。

 もともとは18歳から地元の栃木でキャバ嬢をしていましたが、当時SNSでバズっていて憧れていたお店が大阪・北新地にあり、25歳からはそのお店で働くようになりました。

 ただ、長年のキャバクラ勤めがしんどくなってきた3年ほど前に、友人からの紹介でギャラ飲みの存在を知り、patoに登録。現在は大阪と東京の2拠点で、日々ギャラ飲みの仕事をしています。

1日で最高40万円も稼ぐ!ももさんの営業スタイルとは

「ギャラ飲みは長時間お酒が飲めて、それが全て仕事になるのが最高!」

 ももさんはキャバクラとギャラ飲みの違いについてこう話します。

 店舗型ではないので場所にも縛られず、シフトやノルマもない自由なところも気に入っているとのこと。とはいいつつも「休んでも結局、プライベートで朝までお酒飲んじゃうから(苦笑)」と、ほぼ毎日patoに出勤しているそうです。

 時給は指名だと1時間2万5000円で、月収はコンスタントに200〜300万円ほど。1日で最高40万円も稼いだことがあるのだそう!

 キャバ嬢時代の月収はその半分くらいだったにも関わらず、ストレスからか物欲がものすごくあってブランド物のバッグや時計などいろいろと買っていましたが、今は物よりも旅行や親孝行など体験系にお金を使うことが増えたといいます。

営業は一切しない

 これだけ毎日ギャラ飲みに引っ張りダコのももさんなので、さぞかしお客さんへこまめに連絡したり、巧みに営業しているのかと思いきや、「マメな性格じゃないし面倒くさいので、一切営業していません!」とキッパリ。

 ただギャラ飲みに呼ばれた時には、「ガンガン喋ってツッこんで踊って、大阪スタイルで盛り上げます」と、現場でのパフォーマンスがプロフェッショナルなのでしょう。

 どんな飲み会も、テンション高く盛り上げている光景が目に浮かびます。

 このようにももさんは、面白いキャラクターでの営業スタイルのせいか、「たまに恋愛対象として“いいな”と思うお客さんもいるのですが、全然口説かれないんですよね(笑)」と、残念ながらpatoのお客さんとは恋愛に発展したことはないようです。

私生活は恋愛よりも“格闘技”に夢中

 さらに私生活の恋愛事情を聞いてみると、「かれこれ7年くらい彼氏はいません」。ギャラ飲みの仕事が好きだから、一人の彼氏に絞ると動きにくくなるのが嫌。それに当面は結婚願望もないのだそう。

 恋愛よりも、断然ももさんが熱を入れ込んでいるのは、格闘技観戦! 毎週のように各地へ格闘技を観に行っているそうです。

 しかし、ただでさえ女性のお客さんが少なそうな格闘技会場で、こんな美女が観戦していたらさぞかし目立つでしょう。

「確かに、声をかけられることはありますね。実は会場で選手と仲良くなって、飲みに行くことも…」とももさん。

 大好きな格闘家と知り合う機会があるなら、付き合うこともあるのでは?

「付き合ったことはないけど、ここだけの話、深い関係になったことはありますよ」と、潔くぶっちゃけてくれました(笑)。

ラウンドガールとして憧れのリングに…

 そりゃ男性が放っておかないでしょうね! そんな格闘技大好きなももさんは、patoキャストとして昨年8月、格闘技イベントでラウンドガールも務めました。

 その経験について「大好きな格闘技に関われて、違う角度から試合も見ることができて、本当に嬉しかったです」と、心底喜んでいました。

 最後に、「ももさんにとってpatoとは何ですか?」と質問すると…。

「patoは最高!」
「patoのおかげで人生が変わった!」
「需要がある限り、一生patoキャストとして働いていきたい!」

“ギャラ飲みシフト”の生活

 人生をギャラ飲みに捧げていると言っても過言ではないほど、生活の全てをpatoに振りきっている様子。だからこそ、顔出しでインタビューに答えてくださったのでしょう。

 これからも先陣をきって、ギャラ飲み業界を盛り上げてくれるであろうももさんに注目していきたいと思います。

田中絵音
記事一覧
日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
ブログXInstagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


断捨離、終活…「モノを持たない」って本当に幸せなのか? 65歳童貞が提唱する“ミニマリスト”と真逆の生き方
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
お前はアイドルグループか? 更年期の味方「HRT」との出会い。婚活ぐらいマッチングが難しいやつめ
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
“にゃんたま”族が大行進!「おいしいオヤツはどこにゃ?」思わずシッポがピン♪
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ひとりって、寂しいですか? アラフィフ独女が思う“一人旅”の幸福論。「誰にも気を遣わない時間」はなんて楽しいんだ!
 20代からひとり旅を続けてきた私。気づけば、誰かと一緒よりも「ひとり」でいるほうが、ずっと自分らしくいられる気がしてい...
可愛い顔して暴れん坊!“良縁を結ぶツル”の凄まじい繁殖力と開運パワー。室内で楽しむのもオススメ
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋は、神奈川の片田舎でお商売をさせていだいておりますゆえ、応援してくださる農家さんもすぐ近...
上司の「社会人、何年目?笑」にモヤッ。その嫌味、こう返せばスッキリ!私の賢い対処法
 職場で避けて通れない存在、それが「上司」。何気ない一言が嫌味っぽく聞こえる上司にモヤモヤしている人、多いのでは? 面と...
「どんな親なの?と笑われる」キラキラもシワシワも…名前が“生きづらさ”を生む現代。親からの愛にラベルを貼るな
 キラキラネーム、シワシワネームなど年代によって“名前”の傾向が異なります。名前が“社会的ラベル”になる現代では、名前を...
「ママかわいいよ」息子にほっこり♡ 一方、スクショ拡散のトラブルも…子どものLINE6選
 最近では、子どもでも連絡ツールとしてLINEを使いこなしています。小学生はほのぼのとしたやり取りが中心だったのに、中高...
新人アイドル★にゃんたま君にロックオン! 赤いバラの二重奏がよく似合う
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「女として見れない」にグサッ。私がトラウマ級に“傷ついた一言”6つ。いまだに引きずってます…
 人から言われた一言によって、自分の価値観や人生が変わることもあるはず。傷つく言葉であれば、それがトラウマになったりコン...
【漢字探し】「腕(ウデ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
“モデル級”美猫の大胆ポーズもにドキッ。クールな見返りにゃんたまも♡ 幸せあふれる9連発
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 2025年9月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかし...
お米も野菜も高すぎる! 見切り品しか買えない現実…40女が新政権に願う“ちょっとの期待”
 先日、スーパーの野菜売り場で青々としたおいしそうなレタスを見つけた。  その値段、まさかの199円。  決...
えっバレた!? ズル休み→「診断書持ってきて」で大ピンチ…冷や汗ダラダラ“絶体絶命”LINE3つ
 あなたは、LINEで窮地に立たされた経験があるでしょうか? これからご覧いただくのは、絶体絶命の大ピンチLINE! 嘘...
自信がない人ほど要注意! 55年のベテランママから教わった“人付き合いの極意”
 スナックのママといえば、これまでにも紹介したことがありましたが、波瀾万丈な人生を送っている方が多め。  だからこ...