まあまあの確率でお客さんのグチを書き連ねる私ですが、実はそれ以上にお客さんから人生の教訓を教えてもらっています。
今回は私がお店で一番穏やかなイケオジ社長に指摘された、怒りの感情をコントロールする方法のお話。自分の小物っぷりが恥ずかしい…。
前回のお話し【春=別れの季節になっている大人へ…「さみしい」は「めでたい」証拠】はコチラ
その怒りは、未来への投資になる?
みなさん生活の中で地味にイラッとすることありますか?
私はずーーっと文章の書き方にイライラしてしまうタイプです。特にXなんか見ていると、もうほんとに…。
ゆってる(言ってる)、永遠と(延々と)、生きずらい(生きづらい)、定員さん(店員さん)。
んもぉぉ!! 書いててイライラしてくる~!!
もちろんミスは誰にでもあります。けどこの地味な誤字が通常運転の人と文章のやりとりをするのって、個人的にはすごく負担なんです…。
という話を、スナックで一番穏やかなお客さんに聞いてもらってきました。
お酒もすすんだ私は「もう(誤字が嫌だって相手に)言っちゃおうかな!」と意気込んでいたのですが、「それはやめた方がいいよ」と諭されてしまいました。
「欠点を指摘するってことは、今後も良い関係でいたいってことなの? もし言ったあと距離を置きたいって考えてるなら、それは相手を攻撃したいって気持ちになってるんじゃないか」とのこと。
うん…そうだったかもしれません。
今後、どのような関係性を築きたい?
相手の欠点を指摘して傷つけ、自分の溜飲を下げることが目的になっていたのかも。
そして「もし、誰かに物申したくなった時は、今後どんな関係でいたいか? から逆算するといいよ」とも教えてもらいました。
怒ることは悪いことではないけど、その感情をどう使うかが腕の見せどころなんだそうです。
あれ? この話自体が、私の欠点をうまく指摘してもらえている…!
さすがお店で一番人気の神イケオジ。私も将来、神イケおばになりたいものです。
【登場人物紹介】
コミ:どろんぱの人気ホステス。明るく聞き上手で、みんなから信頼されているが、頭に血がのぼりやすいタイプでお客さんとよく喧嘩している。酒乱。
マキさん:どろんぱのナンバーワンホステス。出勤日は少ないが、毎回がっちり稼いで帰っていく。コミの憧れの先輩。3人の子持ち。
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