しかし、実際にどんな防災グッズを揃えればよいのか悩む方も多いはず。今回は女性の一人暮らしに必要な基本的な防災グッズと、大地震を経験した人たちの実践的な地震対策をご紹介します。
一人暮らしに揃えておきたい。基本の防災グッズ10個
日常生活の中では、何が必要な防災グッズなのかピンとこないもの。まずは一人暮らしの女性が最低限、揃えておきたいリストがこちらです。
1. 非常食
防災グッズとして欠かせないのが非常食。水や食料は、3日分ほど準備しておくと安心です。食料は、ぜひ栄養価が高いものを選んでくださいね。
水も食料も賞味期限があるため、定期的に入れ替えを。やっておかないといざという時、役に立たなくなってしまいます。
2. モバイルバッテリー
災害時には電気が使えなくなる可能性が高いので、スマホ充電用のモバイルバッテリーも必要不可欠。
スマホさえあれば家族や友人と連絡を取り合うことができますし、情報取集もしっかりと行うことができるでしょう。
3. タオル
災害が起きた際、さまざまな用途で使えるのがタオル。タオルは汗や汚れをふき取るだけでなく、布団や枕代わりにすることができます。
避難所生活では硬く冷たい床で寝る場合もありますが、タオルを敷けば少しは寝やすくなるはずです。
4. 生理用品
女性ならではの防災グッズが、生理用品。災害時に突然生理になることもありますから、慌てないためにも忘れずに準備しておくことが大切です。
おりものシートもあると便利。何日も下着が変えられないとき、おりものシートを交換することでショーツをある程度清潔に保つことができます。
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5. 薬
日頃から薬を服用している人や頭痛持ち、お腹が弱い人などは、ただでなくても薬がないと不安ですよね。防災グッズにも必ず薬を入れておきましょう。
災害時は精神的負担も大きく、体調を崩しやすいですから、風邪薬や胃薬、整腸剤なども入れておくと安心です。
6. 現金
最近は、スマホ決済やクレジットカードを利用している人が増えています。
しかし停電になった場合、スマホ決済などは利用できません。災害が起きても変わらず頼れるのが、現金! 防災グッズの中に、現金も多めに詰め込んでおきましょう。
7. 衛生用品
災害時はシャワーを浴びることができない可能性が高いため、衛生用品も必要です。
身体を拭けるシートやドライシャンプー、簡易トイレ、歯磨きセットなどが揃っているといいでしょう。
8. 洋服&下着
被災地では、当然おしゃれなんて楽しんでいる余裕はありません。しかし、何日も着替えができないと気持ちが悪いもの。防災グッズの中に、洋服と下着も1セット入れておけば、そんな不快感を解消できます。
衣替えの時期に、防災グッズの中の服も季節に合わせたものに変えておきましょう。
9. トイレットペーパー
普段の生活で、ティッシュを使うことは多いですよね。しかし、防災グッズにティッシュ箱を入れると、どうしてもかさばってしまいます。
そんな時に便利なのが、トイレットペーパー。トイレの際にも使用できますし、普段使いもできるため、1ロール入れておくと安心です。
10. ヘアゴム
髪の長い女性は、ヘアゴムも防災グッズに入れておいて。「なぜヘアゴム?」と不思議に思われるかもしれませんが、ヘアゴムは意外と汎用性が高く、災害時に役立ちます。
髪をまとめる本来の使い方以外にも、非常食を保管する際などに便利。寝る時にヘアゴムで髪をまとめれば、寝癖も防げます。
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