マチアプリ交際3カ月目、57歳の彼氏が性の亡者に変貌! 悔やむ47歳女性

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-03-16 06:00
投稿日:2024-03-16 06:00

外野からあれこれ言われるのが嫌

「正直言うと、出会いがアプリだったんで、私は最初、付き合ってみてダメだったらスグに別れちゃえばいいかな〜程度だったんですよ。

 だから、しばらく周囲には『恋人ができた』って言わずに、アプリで相手探しをしていたことすら黙っていたんですよね。

 でも、ちょっと付き合ってみて『あぁ。この人なら大丈夫そうだな』って思ったから、まわりにも恋人だと紹介をし始めたのに、そこで本性を出してくるってズルくないですか?

 すでに共通の友人同士で遊ぶ仲にもなっていて人間関係もできつつあるから、ここで簡単に別れを選択してしまうと、まわりからは『よく知らない相手と付き合うから、そうなるんだよ』とか『なんで別れたの?』って騒がれそうで、嫌なんです」

こんなことで悩むとは…

 郁美さんは、自分でも恋愛におけるプライドが高い自覚があるそうで、30代までは彼氏が途切れたこともなかっただけに、周囲に「恋愛の敗北」は見せたくないと強調します。

「47歳になって、こんなことで頭を抱えるなんて…、想像もしていなかったですね。

 彼が、どういうつもりで本当の性格を隠して、私と付き合い始めたのかわからないのも悔しいです。

 夜の生活にはそこまで関心がなさそうな紳士風を装っていたくせに、今になってこうなるのは、本当に卑怯。こういう人だと思っていたら、私は付き合わなかった。

 簡単には別れられない状況になってから、こっちが嫌がることをやり始めるって、男としてサイテーだと思いません?

嫌がると不機嫌になるし…

 懲らしめてやりたい気持ちが強いけれど、夜の生活を嫌がると、彼はものすごく不機嫌になるから、それはそれで面倒臭いんです。

 別れるのも難しいし、彼に変わってもらうのも難しい。いったい、どういうつもりなんだか…。

 彼への愛情はまだ残っているから、今はグッと我慢をしていますが、このままの状況が続けば…、私の気持ちだって、ある日いきなりゼロになりそうです」

  ◇  ◇  ◇

 体の相性や夜の生活への価値観は、カップルにとって大切な問題だと捉えている郁美さん。彼女の声に聞く耳をもとうとしない恋人の態度にも、腹が立っていると話します。

 では、恋人であるヒデナリさんは、郁美さんとの関係をどう捉えているのでしょうか。

 次回に続きます。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


恋愛・結婚で「父親みたいな男性」を選ぶ人は幸せになれる?
 女性は「父親みたいな男性を選ぶ傾向がある」そうです。中には、父親との関係は良くなかったのに、気がついたら父親に似た人と...
恋バナ調査隊 2022-09-26 06:00 ラブ
友達の元彼にコクられた!女の友情を壊さず付き合う方法は?
 男性に告白されたら、誰だって嬉しいですよね。でも、相手が仲の良い友達の元彼だったらどうでしょうか? 元彼だと多少なりと...
恋バナ調査隊 2022-09-26 06:00 ラブ
【やば、好き!】男友達が恋愛対象になった胸キュンLINE3選
 一緒に過ごしていて気楽な男友達だったはずなのに、ほんの小さなきっかけで突然、恋愛対象になることってありますよね。今回は...
恋バナ調査隊 2022-09-25 06:00 ラブ
恋人の求婚から2週間!突然の結婚白紙宣言に「え?」の女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-09-24 06:00 ラブ
「慰謝料払って破談に」占いママの鑑定で婚約破棄を決めた男
「冷酷と激情のあいだvol.109〜女性編〜」では、婚活アプリで知り合った男性・ケイイチさん(仮名)から8カ月の交際のの...
並木まき 2022-09-24 06:00 ラブ
「愛しくて切なくて…」って篠原涼子かっ!うざい俺通信LINE
 仲良くもない男友達から、毎日届く俺通信……。あまりにうざいと、「あの日LINEを交換するんじゃなかった」と悔やんでも悔...
恋バナ調査隊 2022-09-24 06:00 ラブ
確信!夫婦仲が悪くなるのは「人間の3大欲求」が原因だった
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。恋人時代はとっても仲良しだったのに、結婚して数年が経つと「関係終わっていまー...
山崎世美子 2022-09-24 06:00 ラブ
共働き夫婦の家事分担どうしてる? 円満を保つ「6つのコツ」
 家事って、細かいものを挙げたら本当にキリがないほどたくさんありますよね。最近では共働きの家庭も増えているので、今までの...
恋バナ調査隊 2022-09-23 06:00 ラブ
「私から誘ってばっかり」彼がデートプランを考えない理由3つ
 好きな男性とのデート。楽しい時間のはずなのに、気づいたら「デートの誘いをしているのも、デートの計画を立てているのも私ば...
内藤みか 2022-09-22 06:00 ラブ
悔しい! 超美人じゃないのになぜか色気があるモテ子の特徴
 そもそも「色気」とは、人を惹きつける魅力のこと。多くの場合、色気は「セクシー」である状態を連想させるので、つい露出の高...
恋バナ調査隊 2022-09-21 06:00 ラブ
「忙しいから別れる」にうんざり…次の恋愛で失敗しない方法
 振られる理由は、人それぞれ。「仕事が忙しいから」や「他にやらなきゃいけないことがあるから」など、何かと理由をつけられ話...
若林杏樹 2022-09-21 06:00 ラブ
無言の夫にイライラ…話がはずまない夫婦を救う3つの解消法
 結婚してから、「夫婦の会話がまったくなくなってしまった」と嘆いていませんか? 家で夫と2人きりになっても、会話がすぐに...
恋バナ調査隊 2022-09-20 06:00 ラブ
子供いらない派の男性心理 きっかけがあれば変わることも?
 大好きな彼が「子供いらない派」だと知り、結婚するか迷っている女性は多いようです。特に女性が子供を望んでいた場合は、結婚...
恋バナ調査隊 2022-09-20 06:00 ラブ
くすみピンクはやめとこ!アラフォー女子の勝負下着の選び方
 男性とデートをする日に、勝負下着をつけていく女性は多いですよね。でも、女性と男性では、魅力を感じる下着に違いがあります...
恋バナ調査隊 2022-09-19 06:00 ラブ
「何もしないから」って言うけどさ…信用できない男のLINE3選
 男性の中には、どう考えても信用できない言葉を連発する男性って多いですよね。嘘が染み付いてしまったようにサラサラと言葉が...
恋バナ調査隊 2022-09-18 06:00 ラブ
恋愛の対象外になっちゃうかも…「男性に引かれる行動」5つをおさらい
 好きな男性と付き合えない、好きな男性の恋愛対象になれない、そんな悩みを抱えている女性は、一度自身の行動を振り返ってみる...
恋バナ調査隊 2022-09-18 06:00 ラブ