みなさんは、そもそも「スナック」がどんなところかご存知でしょうか?
キャバクラやガールズバーとは何が違うの? など、厳密にはよくわからないという方は男女問わず、いらっしゃるかと思います。
今回は超~今更ながら、スナックという場所の解説をさせてください!
前回のお話し【我がスナック人気NO.1イケオジの回答 イライラMAX時に“凪”になるコツ】はコチラ
遠方の実家より近場のスナック!
スナックをはじめ、キャバクラ・ガールズバー・ラウンジなど、いわゆる夜職(水商売のこと)にはさまざまな種類があります。
どれも共通しているのは、「女性の従業員の接客を受けながらお酒を楽しむ場所」だということ。スナックやガールズバーはカウンター越しの接客が多く、キャバクラやラウンジはお客さんの隣に座ることが多いです。
「座る場所が違うだけで、大した違いはないの?」と思われるかもしれませんが、実はこの「座る場所」にこそ大きな違いがあるんです。
こうしたお店を開くには営業許可証が必要ですが、スナックの多くは居酒屋などと同じ「飲食業」として届けを出します。
ではキャバクラは?
接待を行う「風俗業」で届けを出さなければいけません。そして接待する際の従業員の座る位置がポイントで、スナックは原則、お客さんの隣に座れないのです!
なのですが…!! 老舗のスナックなんかでは風俗業で許可をとっているところもあり、どろんぱのモデルにしている私の勤め先がまさにこれ。
スナック独自の“5大特徴”とは
細かいようですが、実はちゃんとルールが決まっているんですね。ほかにもスナック独自の“5大特徴”としては、
1. オシャレな飲み物がない(横文字のカクテルを頼んでも出ません、初期デートには不向き)
2. リーズナブルに遊べる(お酒・カラオケ・おつまみ・ママの人生アドバイスつきで長い時間居座っても1万円未満が多い)
3. お姉さんが小綺麗な普段着(GUやGRLでどれだけ高見えする服を買えるかが勝負)
4. ごはんがおいしい(ただし味つけは目分量なので、時々すごく濃かったりする)
5. ソファがクタクタ(常連さんのおしりに合わせて凹んでいたり色褪せているのに、なぜか居心地がいい)
などが挙げられます。
要は実家感がハンパないわけです。老若男女どんな人でも楽しむことができる、この実家感こそがスナック最大の魅力と言えるでしょう。
今週末はぜひお近くにスナックがないか探してみてください。
もしかして第2の実家になっちゃうかも…?
【登場人物紹介】
モジョ子:自信がほしい主人公。スナック勤務数年目にしてはじめてスナックとは何かを知る。
ママ:どろんぱのママ。ホステス業一筋ウン十年の大ベテラン。お客さんにも容赦ない女傑。
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