占い好きな成功者と占い好きな非成功者の違い…占いライターで一攫千金も

山口明 プロ童貞・現代アーティスト
更新日:2024-07-09 21:59
投稿日:2024-04-13 06:00

かつて占いはエンタメだった?

 話は変わるけど、ルネサンスの時代にマルチに活躍したレオナルド・ダ・ヴィンチは「占い師」でもあったという説がある。正確には「預言者」と表現したほうがいいのかな。

 宮廷人や貴婦人や女官が見守る中、恐ろしい声と表情で役者のように演技しながら、不吉な予兆や神の怒りや大災害の到来を語っていた。

 …という記録が残っているんだけど、当時はお化け屋敷やホラー映画なんてないから、怖い思いをするのも娯楽というか、たぶん“エンタメ”だったんだろうね。

 オレはいま無職だから、数日に一度は近所の本屋をパトロールしてるんだけど、年末は翌年の世界情勢とか政治経済、トレンドなんかを予測した書籍がドサッと並ぶ。そして見事に外れる、外れたところで誰も気に留めない…。そんなもんだよ。

 未来を占ったり予測したりするのって、もちろん楽しい面もあるから、あんまり入れ込みすぎずに娯楽だと思ってほどほどに楽しむくらいが健全なんだろうね。

最近は“寄りそう”スタイルが人気

 厳しいことをズバッと言う系が人気だった時代もあるけど、最近は景気が悪くて、みんな傷つきやすくなってるのか、受け手に“寄りそう”スタイルの占いが人気なんだって。前向きな気持ちになれるようなポジティブなタイプの占いが流行ってる。

 ──言われてみれば、その手の占い増えているかも。

 女性ファッション誌の占いページ担当の編集者に聞いたんだけど、最近は「ネガティブなことを上手に表現できること」が書き手に求められる条件だとか。

 ポジティブな事柄よりネガティブな内容を上手に表現するほうが断然、難しいみたいなんだけど、あんま能天気なのも説得力がないから、伝え方のバランスが難しいんだろうな。きついのは嫌だけど、優しいだけじゃ物足りないって欲張りだけどね(笑)。

占いライターは儲かるらしい

 意外と知られてないんだけど、占いのライターは人気が出て成功すれば、億万長者も夢じゃないらしい。星占いの本なんかは一度に「12星座」の12冊が出版されて、売れれば儲けも大きいからね。

 1年間に12冊の本が出版される人なんて売れっ子作家でもいないワケで、もし1冊が10万部、12星座分で120万部が売れたとしたら…印税は億単位。いまどき夢のある世界じゃない!?

 これからは文章力に自信のある人は小説家とかじゃなくて占いライターを目指してみてはいかがでしょうか? オレもがんばってみようかな(笑)。ってことで皆さんDOなのYO!! 次回もお楽しみに。

(聞き手・箕浦恵理/コクハク編集部)

山口明
記事一覧
プロ童貞・現代アーティスト
1960年生まれ。プロ童貞しかし、あるときは現代アーティスト。そしてまたあるときはオナニストにして予言者。しかし、その実体は無職のオシャベリ・クソジジイ。毎日、地元MAD CITY(松戸市)の平和を守る為、猫背&早歩きでパトロール。本日も童貞戦線異状なし!!
著書の「ワイルドチェリーライフ山口明 童貞力で一億総クリエーター時代を生きる」が発売中。代理人による公式Xも更新中。

ライフスタイル 新着一覧


天使レベルの美にゃんから、やんちゃ盛りまで! 癒しの“たまたま”9連発
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 8月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまた...
子ども同士のLINEトラブル。「私たち友達じゃない」「えっ」日常のやり取りに3つの地雷が潜んでいた!
 今や、スマホは中高生なら持っていて当たり前の時代になってきました。さらには、小学生のうちからスマホを持つ子どもも増えて...
だってイソップだよ! トイレの消臭芳香剤3,000円超えの買い物はアリかナシか
「売り切れ続出の人気商品が入荷しました!」そんな触れ込みに心惹かれ、買ってしまいました。  イソップ(Aesop)...
人間関係にモヤァ…「切るべき人」の特徴は? スナックママの有益な助言
 この夏は久しぶりに数カ月ほど、人間関係でモヤモヤしてしまいました。ただただ悩む日々が続き、ひとりで考えても答えが出ず…...
夫の連れ子と仲良くなるには? 妊娠するタイミングも考えておきたい
 結婚した夫に連れ子がいた場合、関係性に悩む人は多いですよね。特に思春期の子供は、実の親でさえ対応が難しい時期。では、夫...
BBQ、ビニールプール、公園、不審者…夏こそ気をつけたい子育て中のヒヤリハット
 子育て中の親御さんは、子供の安全にいつも気を配っているはず。とりわけ夏は身近なところに危険が多く、一瞬の隙に大怪我につ...
祝「ポッカレモン100」52周年! 超簡単レシピでチーズを作ってみたよ
 先日、「ポッカレモン100」のリニューアル発表会にお邪魔しました。「発売52年目の大改革」と銘打ち、ブランド初の<高め...
祈りの儀式かな? 肉球全見えのへそ天“たまたま”に手を合わせよう
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
子どもの夏休みの宿題が終わらない!まだ間に合う自由研究5選と“やる気スイッチ”体験談
 夏休みもそろそろ終わる頃…。もしかしたら、宿題がまだ終わっていない子どももいるかもしれませんね。特に自由研究は頭を悩ま...
2024-08-28 06:00 ライフスタイル
「秋植え植物」球根やポット苗はいつ植えるのが正解? 涼しくない、まだまだ暑いから迷う!
 暑かった8月が終わろうとしています。猫店長「さぶ」率いる我がお花屋は、古い建屋なので夏は暑くて冬は寒い。  酷使にも...
女性のパンツだって黄ばみます! 厄介な下着の黄ばみ原因と真っ白に戻す方法3つ
 女性のパンツにまつわる悩みの一つに「黄ばみ」があります。普段から清潔にしているのにどうしてパンツは黄ばんでしまうのでし...
なんてこと! レスポのポーチが980円で買えるなんて「マキア」史上最高級の満足度
 レスポートサックと集英社ファッション&ビューティ4誌とのコラボ第4弾の一環として、レスポートサックのポーチが「MAQU...
ゆらゆら尻尾がたまらにゃい! “たまたま”のほのぼのツーショット
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
暑い暑い東京の夏の思い出
 一緒に連れて来てもらったんだ。  いいね、こういうの。
ほっこり癒し漫画/第80回「るーるールルルー」
【連載第80回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...