卑怯者!不倫清算→月3万円のお手当返済を迫られた35歳シンママの怒り

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-03-30 06:00
投稿日:2024-03-30 06:00

「お小遣い」の全額返済を迫られて

 マサシさんは美里さんに対して、毎月3万円ほどのお小遣いを渡してくれていて「これで、遊びに行ったときの食材の足しにして」と言われていたことから、美里さんは月に何度かはマサシさんを自宅に招いて、手料理を振る舞っていたとのこと。

 しかしそういった関係も、娘に分別がつくにつれて「限界かな」と感じているそうです。

「それで、マサシに別れたいって話をしたら…。『俺は別れたくない。俺の意志に反してどうしても別れるって言うのなら、これまでに渡していた毎月3万円を全額返済してくれ』って言い出して、困っているんです。

丸々貯めておけばよかった

 私は娘との生活には困っていませんが、これまでに受け取った額を一括で返すとなると何十万円もかかるので…。

 それに、そもそも返す必要のないお金だと思って受け取っていたから、こういうことを言ってくるのは、すごくズルいと思いませんか?

 後から返す必要があるなら、マサシの好物なんて買わないで、丸々使わずに貯めておいて返したのに」

お金とは関係ない。別れ話がしたいだけ

 マサシさんから受け取ったお金は、マサシさんの好物を作る食材費などにすべて消えていて、美里さんはそのお金は「全額をマサシとの時間のために使った」という認識とのこと。

 それなのに、今になって「返してくれないなら別れない」と、駄々をこねているマサシさんには嫌悪感しかないと怒りをあらわにします。

「あり得ないですよね…。ズルいっていうか卑怯っていうか。

 私は、これまでのお金は関係なく、それはそれ、これはこれって感じで、普通に別れ話をしたいだけなんです。

 でもマサシがこうやってゴネ続けるなら、別の方法も考えなくてはいけないかなって思っています。

家族にバラしてもいい

 家庭にバラしてもいいかもしれないけれど、そうなるとマサシからの報復が怖いので、引っ越しをしなくてはいけなくなります。

 でも引っ越し代金を出すだけの余裕は、今の私にはありません。

 そんなことを考えているうちに、どうしたらいいのかわからなくなっちゃったんです。

 マサシは、いったい何を考えているんでしょうね? 私を追い詰めて、何が楽しいんだか…。彼の真意を知りたいし、なんとかして穏便に別れたいですね」

  ◇  ◇  ◇

 ふたりのあいだで別れ話がこう着状態にあり、だんだんと神経がすり減っていると疲れた表情で語る美里さん。

 では、不倫相手であるマサシさんはどのような心境でいるのでしょうか。次回に続きます。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


オンラインゲームは不倫の温床? 主婦が恋愛沼にハマるワケ
 近年、オンラインゲームがきっかけで、恋愛から不倫にハマる主婦が増えています。なぜ自宅でやるはずのオンラインゲームから、...
恋バナ調査隊 2024-03-10 06:00 ラブ
資産家なのに62歳まで独男のワケ 彼女からは別居婚を打診され五里霧中
「冷酷と激情のあいだvol.185〜女性編〜」では、付き合おうという話がないままに曖昧な関係が続いてきた62歳のトシオさ...
並木まき 2024-03-09 06:00 ラブ
62歳資産家からの求婚! もう結婚しないポリシーと打算で揺れるバツ1女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-03-09 06:00 ラブ
【画像あり】大谷翔平の結婚で注目されたメジャーリーガーの美人妻たち
 2月29日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)の電撃結婚発表は世界を驚かせ、興奮冷めやらぬ様子が続いている...
2024-03-08 06:00 ラブ
なんでも納豆がけって…夫が「バカ舌」すぎて料理作りたくない!
 家族のために手間暇かけたり、健康を考えて薄味に仕上げた料理も、夫の舌がバカ舌だと作る気がなくなりますよね(笑)。  ...
恋バナ調査隊 2024-03-08 06:00 ラブ
アラフォーが20歳年下と恋愛できるの? 占い師3人に聞いてみると…
 年下男性と恋愛する年上女性はかなり増えてきましたが、10歳以上の年の差となるとまだまだ少数派。  今回は20代男子に...
内藤みか 2024-03-07 06:00 ラブ
サバ読みした年齢で結婚は可能? いやいや、ちゃんと説明を
 大好きな彼に嫌われるのが怖くて、年齢をサバ読みしたまま付き合っているカップルたち。  でも、望んだはずの結婚の話が出...
恋バナ調査隊 2024-03-07 06:00 ラブ
今度こそダメ男に見切りをつける!事前に見抜くポイントとタイミングは?
 素敵な男性がたくさんいる一方で、女性を不幸にするダメ男もいます。でも、ダメ男の多くは、甘い言葉と巧みな会話術で女性がハ...
恋バナ調査隊 2024-03-06 06:00 ラブ
独身だと同窓会参加は気が重い? 40代の結婚は旧友がおすすめな理由3つ
 かつて苦楽を共にした仲間と再会できる「同窓会」。旧友の今を知れる楽しさもありますが、40代を過ぎても独身の人にとっては...
恋バナ調査隊 2024-03-05 06:00 ラブ
「不倫の第一歩」突然の雨、幼稚園、職場…当事者たちが振り返る瞬間5つ
 いけない恋愛だと分かっていながらも不倫に足を踏み入れてしまう男女。そもそもの出会いやきっかけはなんなのでしょうか? 不...
恋バナ調査隊 2024-03-04 06:00 ラブ
彼の“最初で最後の女”になれる♡ 結婚相手に「童貞クン」を選ぶメリット
 彼氏が童貞だと知ったらあなたはどう思いますか?「女性に慣れていないから不安」「今までの反動で結婚してから浮気しそう」な...
恋バナ調査隊 2024-03-02 06:00 ラブ
「良好だけど円満ではない」冷え切っていても妻を抱く48歳男の虚無感
「冷酷と激情のあいだvol.184〜女性編〜」では、結婚8年目を迎えた夫が「40代の女性は性欲が旺盛」と思い込んでいるこ...
並木まき 2024-03-02 06:00 ラブ
私は家政婦兼風俗嬢?「40女は性欲旺盛」を信じる夫に疲れた43歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-03-02 06:00 ラブ
なぜ妻が妊娠中に女遊びしたの? サイテーな夫たちの言い訳と末路
 妻の妊娠中に女遊びをする男性は多い模様。妻としては「一番大変な時期にどういうつもり?」と怒りたくなるでしょう。  身...
恋バナ調査隊 2024-03-02 06:00 ラブ
電車同様、彼氏の乗り換えにもコツが必要!?  男女の“つら修羅場”回避術
 彼氏がいながらも、他に好きな人ができる場合もあるでしょう。今回はそんなときの“彼氏を乗り換えるコツ”をご紹介。 電車の...
恋バナ調査隊 2024-03-01 06:00 ラブ
体の相性が良すぎるって何で判断するの? 運命の相手を感じた男女の話
「体の相性がめちゃくちゃいい!」なんて声をたまに耳にしますが、なにをもって「相性が良い」と感じるのか疑問を抱いている人も...
恋バナ調査隊 2024-03-01 06:00 ラブ