森香澄は“嫌われる女”を演じてる説 「女子アナ」抹消計画を進行中!?

堺屋大地 コラムニスト・ライター・カウンセラー
更新日:2024-04-17 06:00
投稿日:2024-04-17 06:00

芸能人への登竜門と化している「女子アナ」

「アナウンサー」や「キャスター」になりたいのではなく、ゆくゆくは「芸能人」になるために「女子アナ」になったのではないかと思えるようなフリーアナや、「芸能人」になりたいからまずは「女子アナ」を目指すといったJDはそこかしこにいます。

 近年では元TBSアナの田中みな実さんが、バラエティ番組であざとキャラや美容家キャラでブレイクし、写真集を60万部突破のメガヒットさせたことも、その流れにさらに拍車をかけていたかもしれません。

 いずれにしても「芸能人」になりたいから「女子アナ」になった人・目指している人は、世にあふれ返っているのです。

“「女子アナ」抹消のプロフェッショナル”

 さて、一見すると香澄様はそんな「女子アナ」を象徴するような存在となっています。

 …が! 実は彼女こそ、そんなよこしまな動機の現役「女子アナ」と「女子アナ」志望JDの増殖をもっとも憂いており、その存在をこの世から消し去るために、身を持って“めちゃくちゃ嫌われる「女子アナ」”を演じているのではないでしょうか。

 もし香澄様の真の目的が、自分が犠牲になって「女子アナ」という概念を抹消することだと仮定したら、ここまでのキャリアはすこぶる順調。

 せっかく入れたテレビ局をわずか4年で辞め、すぐさまタレント化してちやほやされ、さも調子に乗っているように振る舞い、世間から毛嫌いされる。←イマココ。

 今後さらに、テレビでいいように使われてタレントとしての価値をどんどん消費していき、1~2年で飽きられて需要が尽きて、消えていく…なんて悲惨な末路を見せられれば、「女子アナ」に憧れるJDを“全滅”させられるかもしれません。

 こうして不純な気持ちで「女子アナ」になった人や目指している人をあきらめさせ、事実上「女子アナ」をこの世から消し去ることを目標に活動しているとしたら、なんともアッパレ。香澄様はきっと“「女子アナ」抹消のプロフェッショナル”なのです。

堺屋大地
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恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。
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