森香澄は“嫌われる女”を演じてる説 「女子アナ」抹消計画を進行中!?

堺屋大地 コラムニスト・ライター・カウンセラー
更新日:2024-04-17 06:00
投稿日:2024-04-17 06:00

テレビ東京「女子アナ」として人気だった

 元・テレビ東京の「女子アナ」で、昨年3月に退社してフリーに転身後、バラエティ番組を中心に引っ張りだことなっている森香澄。

「『残念プロフェッショナル』の流儀」最新回では「令和のあざと女王」の異名を誇る彼女のメンタリティを、コラムニストで恋愛カウンセラーでもある堺屋大地さんが分析します。

  ◇  ◇  ◇

森香澄(元テレビ東京・フリーアナウンサー、28歳)

「イタイ」振る舞いへの批判は狙い通り?

 さまざまなバラエティ番組で過剰なまでにかわいらしい振る舞いをし、現在のテレビ業界の“あざとい枠”を一手に担っていると言っても過言ではない森香澄様。

 2月28日に発売した「森香澄ファースト写真集 『すのかすみ。』」(幻冬舎)は、水着姿ありランジェリー姿ありと肌を露出した写真も多く、「アマゾンランキング〈本(写真)部門〉」で1位を獲得するなど、売れています。

 また3月4日からスタートしたZ世代・ハイティーン向け情報バラエティ番組『ティーン・バイブル』(ABEMA)では、みちょぱとともにMCに抜擢されており、ゲスト出演にとどまらない破竹の勢いです。

『ティーン・バイブル』では、気になる男性から服を借りたとき、自身の香水をつけて返却するというあざとテクニックを紹介。香澄様いわく、「貸した洋服が返ってきたときに、その子の匂いがするなとか思ったらキュンとしません?」とのことなのだが、ネットではこのテクに対して、「ドン引き」「イタい」「キツい」といった批判の声が相次いでいました。

森香澄の「女子アナ」概念、抹消計画

 香澄様は昨年、テレ東退社から3カ月も経たないうちに「週刊プレイボーイ」(集英社)のグラビアに登場したことに節操がないという声があがるなど、アナウンサー時代との仕事のギャップでたびたびプチ炎上しています。

 彼女の仕事内容や言動に対してアナウンサーらしくなく、アナウンサーという仕事の品位を落としているといった意見も少なくないのですが、むしろそれは彼女の狙いどおりなのではないでしょうか。

 香澄様は進んで反面教師になり、「女子アナ」という概念自体を抹消する計画を密かに進めているのではないかと思えるのです。

「女子アナ」と「アナウンサー」の違い

「女子アナ」という言葉はふさわしくないとされ、「女性アナウンサー」と呼称されるようになり、さらにジェンダーレスの観点から性別で分けずに「アナウンサー」と呼ぶ流れもできつつある昨今。

 ただ、メディアでは「女子アナ」という表現はあまり使われなくなってきているものの、世間ではまだまだ頻繁に使われている呼び方でしょう。

 香澄様はそんな「女子アナ」という概念に、とどめを刺そうとしているのだと考えると、すべての言動が腑に落ちるのです。

 高い倍率のアナウンサー採用試験を見事突破し、晴れてテレビ局に入社したものの、5年前後でわりとすぐに退社。元・局アナの肩書きを引っ提げてフリーアナウンサーとなり、ニュースキャスターのようなポジションを目指すのかと思いきや、実際に出演するのはバラエティ番組がほとんどで、アイドルやバラエティタレントとやっていることは変わらない。

 そんな「女子アナ」は少なくありません。

堺屋大地
記事一覧
コラムニスト・ライター・カウンセラー
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。
公式X

エンタメ 新着一覧


2025年冬ドラマ「火曜放送枠」はイケメンが大量発生!最大の楽しみは…
 冬ドラマがスタートしています。皆さまもうお気づきでしょうか。火曜が凄いことになっていることを。ゴールデンから深夜まで、...
【おむすびにモヤっと】歩の音痴設定が消えたご都合主義。未視聴でも困らない1週間だった
 ひみこ(池畑慎之介)が米田家の面々を一斉に呼び出し、チャンミカ(松井玲奈)の店を襲った強盗犯は歩(仲里依紗)だと言う。...
桧山珠美 2025-01-25 06:00 エンタメ
キンプリ永瀬廉が菊池風磨超え!? 主演ドラマ「御曹司に恋はムズすぎる」ポンコツナルシストのギャップが圧巻
 2025年冬期ドラマが順次スタートした。King & Prince・永瀬廉(26)が主演を務める「御曹司に恋はムズすぎ...
こじらぶ 2025-01-25 06:00 エンタメ
THE RAMPAGE藤原樹、日本酒擬人化ドラマで「違いの分かる大人になりたい」メンバーへのクレームも告白!?
 THE RAMPAGEの藤原樹さん(27)が連続ドラマ初主演を務める『あらばしり』(木曜24時59分~、読売テレビほか...
望月ふみ 2025-01-23 06:00 エンタメ
『東京サラダボウル』松田龍平の発音に異議あり!中国関係者のリアルな声
 1月よりスタートしたドラマ「東京サラダボウル」(NHK)。「クロサギ」の黒丸による同名漫画を原作とした本作は、外国人犯...
【おむすびにモヤっと】ヒロイン不在中にやりたい放題? スピンドラマでも歩の言動に高低差ありすぎ
 ルーリー(みりちゃむ)は、歩(仲里依紗)が東日本大震災で被災した人たちに何ができるか今も悩んでいることを愛子(麻生久美...
桧山珠美 2025-01-22 17:30 エンタメ
“国内唯一”弁護士芸人・こたけ正義感に刮目! 話題沸騰ライブ『弁論』は「袴田事件」ネタで度肝を抜かれた
 弁護士芸人・こたけ正義感(38)の単独ライブ「弁論」が話題となっている。かつて年間100本以上のライブに出演し、自身も...
帽子田 2025-01-22 06:00 エンタメ
あのちゃん、もうコミュ障じゃないでしょ。特番で見せた「普通の芸能人」への進化にガッカリ
 ブッ飛んだ不思議ちゃんキャラで人気を博しているアーティスト・タレントの「あの」ちゃん。  2021年、『水曜日の...
堺屋大地 2025-01-21 06:00 エンタメ
【おむすびにモヤっと】管理栄養士勉強中のテイで撮影抜け→既報の下関デートに繋がった放送回
 結(橋本環奈)の家に福岡でギャル仲間だったルーリー(みりちゃむ)が、突然訪ねてくる。  話を聞くと、勤めていた福...
桧山珠美 2025-01-20 17:30 エンタメ
イケメンな「NEXT中居正広」は誰? 即戦力、対抗馬、野球枠…余人をもって代え難しは幻なり
 あの中居正広(52)がこんなことになるなんて、誰が予想できたでしょうか。  昨年12月にソニー生命保険が発表した...
【おむすびにモヤっと】すべては結のおかげ、動かずして感謝されるヒロインの今後は?
 2012年1月17日。結(橋本環奈)は神戸で両親や商店街の人たちと17年前の阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼して黙とうす...
桧山珠美 2025-01-31 16:57 エンタメ
【おむすびにモヤっと】結の出産も大震災直後の描き方もショートカットが凄まじい…米田家の呪いはどうした?
 テレビを見て、東日本大震災が発生したことを知る結(橋本環奈)たち。歩(仲里依紗)は被災の映像を見て呼吸が荒くなり、そば...
桧山珠美 2025-01-15 18:30 エンタメ
冬ドラマを調査!炎上騒動『べらぼう』への評価は? 『ホットスポット』や『御上先生』への期待も聞いた
 2025年冬ドラマが続々とスタートしました。まだ初回放送前の作品もあるなか、それでも今期のドラマに期待している人は多い...
【おむすびにモヤっと】“不揃い”な春キャベでロールキャベツ? 平成のバカップルにこうのとりが…
 2010年春、結(橋本環奈)と翔也(佐野勇斗)は大阪のアパートで新婚生活を始める。家事を分担しながら共働きをして公私と...
桧山珠美 2025-01-13 18:30 エンタメ
横浜流星は“まだ誰のモノでもない”感も含めて尊い! NHK大河が「べらぼう」に面白い
 NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」がスタートしました。主人公の蔦屋重三郎を...
【おむすびにモヤっと】メンチ切り合った2人がなぜ? 見たいシーンを出し惜しむのが「おむすび」クオリティ
 結(橋本環奈)と翔也(佐野勇斗)は、保留とされていた結婚を進めるため2人が考えた生活プランを親たちに説明する。会社で初...
桧山珠美 2025-01-11 06:00 エンタメ