48まで男を知らなかった私、無修正のAVがこじれたSEX感を植え付けた

mirae.(みれ) ライター
更新日:2024-10-08 11:41
投稿日:2024-04-22 06:00

性に興味はあってもセックスはキモい

 さらに、父がこんなビデオ見てるのかというショックもあり、さらに現実の男性に対する嫌悪感が生まれていきました。

 コラムにも書いたT君に対しても、淡い恋心はあるものの、このセックスシーンを見た後は「この行為をするのか?」と想像すると、気持ち悪く感じることさえありました。

 この予期せぬアダルトビデオ目撃事件をきっかけに、リアルな男性を好きになっても、その先にセックスという行為があることを考えるのは怖く、目を背けるようになっていったのです。

リアルではないセックスに興奮する

 しかし矛盾するようですが、ドラマや映画、アダルトビデオでのセックスシーンに興奮する自分もいました。

 リアルな男女のセックスには嫌悪感を覚える一方で、ドラマや漫画などの「リアルではないセックス」に性的興奮を覚える…。そして、自分の感情にも嫌悪感を抱く多感な青春期を送りました。

 そんなねじれた性癖が、48歳になるまでリアルな男性を知らずに生きるという、私の恋愛をもこじらせていったのです。

 次回へつづく。

※30代女性の3人に1人が「処女」(第16回出生動向基本調査より/国立社会保障・人口問題研究所)だともいわれる時代。本コラムは女性の未経験率の高さに着目し、その背景を探っていきます。

mirae.(みれ)
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アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
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