子づくり提案→アバズレ認定に絶望しかない…37歳バリキャリ女性の後悔

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-05-04 06:00
投稿日:2024-05-04 06:00

冷えていく夫婦仲

「ちょうど結婚して1カ月くらいのときに、このままじゃ良くないなって思ったから、もう夫婦になったんだしいいだろうと、夫に私から『子どもがほしい』って言ってみたんですよ。

 そうしたら夫は『はぁ?』ってものすごくイラついた顔をして、私に対して『俺に、君を抱けってこと?』とイヤそうに伝えてきました。

 さすがにヒドイと思ったので『夫婦なんだから、当然でしょう?』って返したのですが…。

 なんと夫からは『君は下品だ。アバズレだ』と言い返され、言葉もありませんでした…」

 その日以降、夫婦の営みへの話題を出すのが怖くなった真帆さんは、“自然に任せて”みたものの、レスが解消する気配は一切なし。

 それどころか夫からはその日を境に「下品な女」、「本性を隠して結婚した女」のレッテルを貼られ、夫婦仲がどんどん冷えてきているそうです。

前にも後ろにも進めない

「夜の生活への意識って、なかなか膝を突き合わせて話すテーマじゃないじゃないですか? 少なくとも、私たち夫婦は交際中にそういうことを話し合える雰囲気ではなかったんですよね。

 結婚して、さぁ子づくりしたいなって思ったら、こんなことになるとはまったく想像していませんでした。

 夫婦仲が劇的に改善する見込みも薄いと感じていますが、だからといってすぐに離婚をする勇気もなくて…。

 前にも後にも進めずに、ただ形式上の夫婦でいるだけの関係なんて、虚しいだけ。こんな状況になるってわかっていたら、ケイスケさんとは結婚しなかったですよ。

 今の私は、前でも後ろでもいいから、とにかくどっちかに進みたい。夫のせいでどちらにも進めなくなっているので、なんとかしたいです」

  ◇  ◇  ◇

 では、真帆さんの夫であるケイスケさんは、夫婦関係についてどんな思いを抱いているのでしょうか。

 次回に続きます。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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