彼と離れたくない!
――続けてください。
「複雑な心境でした。苦しい現実から目を背けたいのか、快楽を得たい気持ちが働いたのか…。『今はセックスに没頭したい』という執念にも似た強い思いに包まれたんです。
事実、彼の胴突きに合わせて私も腰を振り立てていましたから。
――愛香さん…好きです…おお、キツイ。
ソジュン君は怒涛の乱打を見舞ってきます。その日もセックス前に前戯にたっぷり時間をとってくれたんです。クンニリングスやシックスナインはもちろん、挿入前の焦らしも絶妙でやっとひとつになっていたので…。
――ソジュン君…私も好き…苦しいくらい…はああっ!
彼に貫かれるたび、快楽とともに『彼と離れたくない』思いが募り、思わず叫んでしまいました。
――ソジュン君…デビューおめでとう! でも…アイドルになってもこうして時々逢いたいの。
私は素直に自分の気持ちを伝えました。デビューが決まれば身辺を整理し、韓国と日本でダンスや歌のレッスンが待っているのはよく分かっています。でも、どうしても伝えたかった…。
快楽の涙? それとも…
――僕も離れたくありません…。だけど、年齢を考えると、アイドルデビューは最後のチャンスなんです…。
彼は抜き差しを続けながら告げてきました。
――あああっ…分かってる…理解してるから…ああぁあっ!
心は複雑なのに、体がアクメを欲している事実にハッとしました。この期に及んで何てはしたない女なの…と自分を責めるたび、膣肉がキュッとペニスを締めつけていく。
(私…恥ずかしい女ね…。こんなにも勃起を求め、締め上げて…)
ソジュン君も同じ気持ちなのか、
――愛香さん、キツイ…熱いです…。今日の愛香さん、いつもと違う。
彼は仰向けになった私の顔の左右に両腕をつき、正常位でいくども責め立ててきました。
クリトリスがこすれるうえ、肉厚のカリがGスポットを刺激してくる…。気づけば私、涙をこぼしながらセックスしていたんです。
快楽の涙なのか、彼が遠くに行ってしまうことへの悲涙なのかは分かりません」
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