深々とつながったまま…
――嬉しさと悲しさが交錯する複雑な思い…とても理解できます。続けてください。
「彼には輝かしい未来が待っている…そう思うと、私だけ置いてきぼりになった気持ちになって…。でも、『デビューはあきらめて欲しい。今まで通り、私と平凡だけれど幸せなお付き合いをしたい』などと言えるはずがありません。
――愛香さん…泣かないでください。
彼は腰の動きを止めました。私たちは深々とつながったまま、見つめ合ったんです。
――ごめんなさい。本来なら祝福してあげるべきなのに…。
私の膣肉が『彼と離れたくない』と言わんばかりに、さらに締めつけていくのが分かりました。膣ヒダがざわめき、食らい込んだ勃起を奥へと引きずり込んでいく…。心にダメージを負っているのに、いえ、ダメージを負ったからこそ貪欲に彼を求めていたのかもしれません。
――逢えない時も、僕は愛香さんをずっと大切にしますから。
――嬉しい…そんな優しいところ、ずっと好きよ。ありがとう。
たとえリップサービスだったとしても、彼の誠実さが心にしみました。そのせいか、体がますます火照っていって…。
――愛香さんの膣内(なか)、もっと熱くなってきました。
一度、腰の動きを止めていた彼でしたが、耐えきれなくなったのか、再び彼は腰を前後し始めたんです。
ズジュッ、ジュブッ、ジュボボッ!
淫靡な粘着音が響き、私も彼の胴突きに合わせて、股間をせり上げました。
彼の未来を遮ることはできない
本当は彼を誰にも渡したくない。でも、彼の夢を壊すことはできない…。アイドルを目指し何社ものオーディションを受け、やっと巡って来たチャンスなのだから、私が一番のファンにならなくては…そう考えを改めました。
ふと、無事デビューしたアイドル候補生の言葉が脳裏をよぎりました。
――このオーディションのために、僕は何もかも捨ててきました。
――就職が内定していましたが、アイドルへの夢をあきらめきれず、オーディションに参加しました。
アイドルを目指す者は、大切な何かを捨てて本気で挑んでいるんです。ソジュン君も同じでしょう。人生をかけてアイドルの道を目指す彼の未来を、私の身勝手な思いで遮ることはできません。
――ソジュン君…やっと憧れていたアイドルなんだから、頑張って…。私、一番のファンになるから。
私はこぼれる涙を拭うことなく言いました。
――愛香さん、僕は愛香さんをずっと愛しますから。
彼の瞳にも涙が滲んでいました。それを見せまいと必死にまばたきをする彼が愛おしくて…。
――ずっと、ずっと愛香さんが好きです…サランヘヨ。
さらに怒涛の乱打が浴びせられました。激しい打擲音(ちょうちゃくおん)が響き、そのたびに肉がそがれ、溶け、粘膜が癒着していく感覚に見舞われたんです。
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